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2024.04.05 女性心理学・読書会
2024年度 支援者向け・女性のトラウマ読書会『なぜ私は凍りついたのか』・『真のダイバーシティをめざして』を読む

2024年度の女性のトラウマ読書会についてご案内いたします。

今年度は、前半に『なぜ私は凍りついたのか:ボリヴェーガル理論で読み解く性暴力と癒し』(花丘ちぐさ編著、春秋社)、後半に『真のダイバーシティをめざして:特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』(ダイアン・J・グッドマン著、出口真紀子監訳、上智大学出版) の2冊の本を取り上げます。
オンラインによる支援者向け、クローズドの読書会として開催します。

前年度の読書会を通して、明確化することが難しい差別を常に感じ、身構えながら生きることは、それを受ける人にとってトラウマとなり、他者との関係性からもたらされるはずの安心感を脅かし、心身に深刻な影響を与える可能性があるということを、改めて学びました。それを受けて前半では、『なぜ私は凍りついたのか』を取り上げ、性暴力による被害・加害について、日本の現状を社会学的に捉えた上で、ポリヴェーガル理論の視点から理解する1冊を通して、関係性の中での傷つきとそこからの回復について、学びたいと考えます。

後半では、特権を持つマジョリティの側の意識啓発に焦点を当てた真のダイバーシティをめざしてを読み合い、関係性の中で起こる傷つきの予防啓発への学びを深めたいと考えています。参加者のみなさんと一緒に学びや理解を深められる機会となれば、うれしく思います。

●定員:6名 (対象:医療・保健・福祉・教育・司法などに携わる支援者の方)

●参加費:前半のみ参加     全5回   5,500円
      通年(前後半)参加  全10回 11,000円 
        ※前納制。お申込みの際に銀行口座をお知らせします。お支払いいただいた参加費は、原則として返却しないものとします。

●参加方法:オンラインによるZoomミーティング方式

●担当スタッフ:福田ちか子(臨床心理士/公認心理師)、西順子(臨床心理士/公認心理師)

●申込方法:「お問合せ・ご予約フォーム」よりお入りいただき、「お名前(ふりがな)、ご職業、電話番号、メールアドレス、参加の種類(前半のみ参加、通年参加)」をご記入ください。

●申し込み締切 : 4月26日(金)※定員になり次第受付を終了いたします。

●予定・開催日時:実施の予定は下記の通りです。事前に各章に目を通してのご参加をお勧めします。

時間:13:30-15:00

〇前半『なぜ私は凍りついたのか:ボリヴェーガル理論で読み解く性暴力と癒し』

  1. 5月12日(日) 序章- 3章
  2. 6月  9日(日)  4章- 7章
  3. 7月21日(日)  8章-10章
     8月―お休み―
  4. 9月  8日(日) 11章-13章
  5. 10月13日(日)   14章-15章

〇後半『真のダイバーシティをめざして:特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』

  1. 11月10日(日)1-3章
  2. 12月  8日(日)4-5章  
  3. 1月19日(日) 6-7章
  4. 2月  9日(日) 8-9章
  5.  3月   9日(日)10-11章

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2024.03.12 メディア掲載
2024年3月7日毎日新聞: 村本邦子の「復興の陰の小さな声聴こう」が掲載されました。

2024年3月7日、毎日新聞「発言」欄に村本邦子の「復興の陰の小さな声聴こう」が掲載されました。

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2024.01.10 研究所からのお知らせ
令和6年能登半島地震のお見舞い申し上げます

1月1日に発生した能登半島地震により犠牲となられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

被災地では余震や寒さのなか不安な日々が続いていると存じますが、一日も早く安全で穏やかな生活に戻られますよう心よりお祈りいたします。

                                    令和6年1月10日
                                    女性ライフサイクル研究所 
                                    スタッフ一同

2024.01.01 研究所からのお知らせ
新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中、当研究所に賜りましたご厚情とご支援に心より御礼申し上げます。
今後とも女性や家族の悩みに寄り添い、より良い心理的援助をご提供できるよう努力してまいります。

皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年元旦
女性ライフサイクル研究所スタッフ一同

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2023.12.14 研究所からのお知らせ
年末年始休業のお知らせ

平素は女性ライフサイクル研究所をご利用くださいまして誠にありがとうございます。
年末年始の休業日は下記のとおりです。

2023年12月28日(金)午後16時~2023年1月4日(木)

新年は1月5日(金)より平常通り業務を行います。
休業期間中にお問合せいただいたメールには1月5日(金)より順次対応させていただきます。

皆様には大変ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

女性ライフサイクル研究所


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2023.10.24 カウンセリング/心理療法について
幼児と養育者のための「PCITトドラー」のご案内

PCITトドラーは、12か月~24か月の幼児とその養育者のためのPCIT(親子相互交流療法)です。

「幼い子どもとどう遊んでいいかわからない」「子どもがかんしゃくを起こすと不安になる」「幼い子どもとよい関係を築きたい」など、幼い子どもとのよりよい関わり方や心の育て方に関心がありますか?
「はい」の場合、PCITトドラーはあなたやあなたの家族の役に立つかもしれません。

このたび女性ライフサイクル研究所でもPCITトドラーを届けられるようになりました。
ご案内させて頂きますので、関心をもっていただける方は下記をご覧ください。


PCITって何?

PCITは、正式には「Parent-Child Interaction Therapy」(親子相互交流療法)といいます。「子どもが言うことを聞かない」「落ち着かない」「ぐずぐずする」などの子どものこころや行動の問題、育児に悩む養育者のために開発されたエビデンスがある(治療効果がある)心理療法です。遊びの場で親子の相互交流を深め その質を高めることによって回復に向かう よう働きかけるものです。
 ※詳しくはこちら→PCIT-Japan 

PCITトドラーって何?

「子どもがもっと小さいうちにPCITを知りたかった!」とPCITを体験した親の声に応えて開発されたのが、PCITトドラーです。PCITは2歳~7歳までの子どもを主に対象としていますが、PCITトドラーは2歳までの発達段階にあわせて開発され、問題行動をなくすというより「予防」に重点を置いているのが特徴です。
実際の臨床では、6か月頃から30か月の年齢幅で使われます。

PCITトドラーの主なねらいは、
①子どもの安定したアタッチメント(愛着)の育成と発達の足場づくり
②かんしゃくへの対応(感情発達が未発達な子どもの感情コントロールを助ける)
③親自身の感情コントロール
④親の言うことを聞く練習をする、などです。
~加茂登志子著『1日5分!PCITから学ぶ0~3歳の心の育て方』(小学館)より

※生後12~24か月の幼児に見られる心配ごとについては、次のようなものがあります。かんしゃく、攻撃性(叩く、噛む、物を投げる)、叫ぶ、大きな声で泣く、怒り、ヘッドバンキング、親を拒絶する/反応しない、親からの分離不安、発達上の心配事(目が合わない、一つの遊びに没頭する、言葉の遅れ等)、親のストレス(不安、育児困難、自信がない)、児童虐待またはネグレクトなど。


PCITトドラーでは、どんなことをするの?

PCITトドラーは二段階のプログラムです。原則毎週、セッションを行います。

第一段階では、子どもとのよい関係を強化するためのPRIDEスキル(賞賛、繰り返し、真似る、行動を説明する、楽しむ)と、子どもの感情を調整するためのCARESスキル(近寄る、子どもの手助けをする、子どもを安心させる、感情を言葉にする、なだめる)を学びます。

第二段階では、リスニングスキル(言うことを聞くスキル)を幼児に教える方法や言語発達を促す方法を学びます。

PCITトドラーは、どんな方法でするの?

PCITトドラーの特徴はライブコーチングです。親子が一緒に遊ぶ(プレイセラピー)場面でセラピストがわかりやすくコーチングします。養育者は、愛着を強める方法や、問題ある行動を減らし、言語発達を促進する方法を学び、実践します。セラピストのライブコーチングによって養育者は「その場」で練習するので、スキルは急速に習得されます。

PCITトドラーに適しているのは?

子どもの年齢は、生後12か月~24か月の幼児さんに適しています。12か月未満でも第一段階のみで実施することができます。
養育者は、実父母、養父母、里親、親族の養育者、祖父母、乳児院の保育士の方など、受けていただけます。

PCITトドラー・セッションの主な流れ

①初回面接:
子育ての心配事や困っていること、改善したいこと等、ニーズや希望についてお話を伺います。PCITトドラーが適しているかどうか可能性を検討します。

②セラピー前アセスメント:
子どもの発達の様子、ご家族/保育園などの環境、医療歴、しつけや睡眠や食事など、お聞きします。
親子の遊びの様子を観察します。

③第一段階「子ども指向の相互交流」子どものリードで遊びながら親子のよい関係を強化します。
  - テイーチセッション: 親がPRIDEスキル、CARESスキルを学びます。
  - コーチセッション: 親子でのコーチを受けます。  

④第二段階「親指向の相互交流」親のリードで遊びながら、親子でしつけを学びます。
 -テイーチセッション・・親がリスニング(言うことを聞く)スキルを学びます。
   -コーチセッション:親子でのコーチを受けます。

⑤セラピー後アセスメント/修了
 卒業セッション


PCITトドラーのご予約(担当者、料金)について

担当させていただくのは、PCITトドラー登録セラピストの西順子です。料金は、50分10,000円(税込)です。
お問合せ・ご予約は、問い合わせフォームからお入りください。



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2023.08.04 研究所からのお知らせ
夏季休業のお知らせ

2023年8月11日(金・祝)~16日(水)まで、事務局は夏季休業とさせていただきます。

8月17日 (木)より通常通り業務を行います。

メールのお問合せに関しましては、18日(木)より順次対応させていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

女性ライフサイクル研究所・事務局

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2023.07.31 メディア掲載
図書新聞「日本におけるフェミニストカウンセリングの40年の歴史を振り返る」村本邦子による書評が掲載されました。

2023年7月15日発行の図書新聞(3599号)にて、村本邦子による書評「日本におけるフェミニストカウンセリングの40年の歴史を振り返る」が掲載されました。
書評した本は、河野貴代美著『1980年、女たちは「自分」を語り始めた』(幻冬舎発行)。

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2023.07.31 メディア掲載
おうみ通信「戦争、子どもにどう話す」村本邦子の講演が紹介されました

4月15日に滋賀県平和祈念館開催された「平和教養講座」第一回目の村本邦子による講演「戦争、子どもにどう話す」が、おうみ通信(2023年5月22日付)にて紹介されました。

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2023.06.26 CAREワークショップ
DV被害を受けた女性のためのオンライン子育て講座~ペアレンティングプログラム「CARE(ケア)」を学ぶ

「子どもがかんしゃくを起こしたとき、どうしたらいいの?「言葉遣いが悪いのでやめさせたい」「あまり話したがらず口下手なので心配」など、子どもの気になる行動にどうしたらいいのと悩んでいませんか?

DV家庭から母子で離れ、新しい生活がようやく落ち着いてきた頃、子どもが抱えていた感情が行動上の問題となって表面化することがあります。DVが子どもに与える影響は行動面から情緒面、発達面まで多岐に渡ることがわかっていますが、子どもの回復の基礎となるのは、暴力を振るわない親との温かい関係性です。

子どもとよりよく関われる方法を学びたい、
よりよい関係を築きたい、
そんなとき、「CARE(ケア)」プログラムが役立つかもしれません。

CARE(ケア)は、「Child-Adult Relationship Enhancement」の頭文字から名づけられたもので、「子どもと大人の関係を強める」という意味です。「CARE(ケア)」はセラピー(治療)ではありませんが、子どもとの関係をより良好にし、子どもとの関わりが楽になるヒントが詰まっています。

この講座では、DV被害後、現在は安全な環境で子育てをしている女性を対象に、トラウマ・インフォームドな視点から生まれたペアレンティングプログラム「CARE(ケア)」を体験的に学びます。

★CAREについて詳しくはこちらをご覧ください⇒CARE-Japan
★DVの子どもへの影響について詳しくはこちらをご参照ください。→FLCエッセイ「ドメスティック・バイオレンス(DV)家庭で育った子どものトラウマと回復」

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*対象  ・ 2歳~小学校低学年位のお子さんをお持ちの母
    ・3日間、参加できる方
    ・現在はDVから離れ安全な環境で生活している方

*開催日 全3回 すべて13:00~14:30
    第一回目 7月30日(日) 
  子どもと温かい関係を築くスキルを学ぶ
 第二回目 8月  6日(日) 
  子どもの困った行動を減らすスキルを学ぶ
    第三回目 8月27日(日) 
  子どもへの効果的な指示の出し方を学ぶ
  全体まとめ

*開催方法  Zoomを利用して行います。

*定員     4名(先着順)

*参加費   3,000円 
     ※お申込受付後、銀行口座をお知らせします。


*担当    CARE™認定ファシリテーター 西 順子(臨床心理士)、サポートスタッフ 池田くるみ(臨床心理士) 

*申込み   下記チラシ2枚目「オンラインワークショップにおける注意事項」をご確認の上、こちらのGoogle申込フォームからお入りいただき、ご記入ください。     

*申込み期限 7/22(土)

チラシPDFはこちら→2023年DV被害を受けた女性のための子育て講座チラシ .pdf

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