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インフォメーション

2014.04.28 研究所からのお知らせ
前所長からのご挨拶

1990年、大阪に女性ライフサイクル研究所を立ち上げ、23年間、運営してきましたが、2014年3月末日をもって所長を辞し、次の代の人たちに引き継いでもらうことにしました。2002年に研究所を法人化した時、あと十年という約束をしましたが、ようやくそれが実現した形です。(有)女性ライフサイクル研究所は、4月より西順子が所長を引き継ぎ、新たに若い人たちを迎えて、リニューアルオープンいたしました。また、窪田容子と津村薫を所長、副所長として、女性ライフサイクル研究所 Felien(フェリアン)が誕生しました。村本は (有)女性ライフサイクル研究所にて引き続き臨床を続けながら、顧問として関わります。これまでお世話になった皆様に感謝いたしますとともに、ふたつになった新しい女性ライフサイクル研究所をこれからも末永く応援頂けましたら幸いです。     村本邦子

2014.04.28 研究所からのお知らせ
ホームページリニューアルのお知らせ
女性ライフサイクル研究所のホームページをご覧いただき、
ありがとうございます。
 
2014年4月28日より、ホームページを全面リニューアルいたしました。
 
新URLは、http://www.f-lifecycle.com です。
 
よりわかりやすく、心地よくご利用いただけるホームページとなるよう、
内容の充実に努めてまいります。
 
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
2014.04.26 トラウマ研究
MTRR日本語版 「メアリー・ハーベイ氏によるトラウマの回復尺度MTRR日本語版」

 ジュディス・ハーマンの『心的外傷と回復』で有名になったケンブリッジ病院VOV(暴力被害者支援)プログラムの総指揮者であるメアリー・ハーベイ氏が開発したトラウマ査定の方法、MTRR(多次元トラウマ回復・レジリエンシー尺度)とMTRR-I(多次元トラウマ回復・レジリエンシー・インタビュー)を臨床家の方々にお分けいたします。MTRRは、心理機能の8つの領域それぞれにおけるトラウマの影響、回復、レジリエンシーを査定することで、臨床家がトラウマに焦点を当てた治療計画をたてるためのユニークなツールとなります。
ご希望の方は、問い合わせフォームから、ご所属、職種、使用目的もご記入の上、お申し込みください。 

【1. メアリー・ハーベイ論文集】
I. 生態学的視点から見たトラウマと回復(1996)
メアリー・ハーベイ著
II. トラウマの影響、回復、レジリエンシー査定への多次元的アプローチ:
MTRR心理測定の初期発見(2003)メアリー・ハーベイ他著

【2. MTRR尺度の手引き】
多次元的トラウマからの回復とレジリエンシー尺度(2000年度版)
メアリー・ハーベイ著

【3. MTRRリカート尺度(2000年度版)】
メアリー・ハーベイ著

【4. MTRR-I】
多次元的トラウマからの回復とレジリエンシー査定のためのインタビュー(2000年度版)
メアリー・ハーベイ著

料金: 1~4セット価格 1,000円(送料実費)

2014.04.26 トラウマ研究
歴史のトラウマと修復の試み

女性ライフサイクル研究所では「戦争とトラウマ」をテーマに、トラウマの世代間伝達の問題として、アジアの人々との和解修復への試みにも着手しています。
「歴史のトラウマと修復の試み」として研究成果をまとめています。
報告書をぜひご覧いただければ幸いです。


■人間科学と平和教育〜体験的心理学を基盤とした歴史・平和教育プログラム開発の視点から Human science and Peace Education:from a viewpoint of developing a history/peace education program based on Experiential Psychology 
(立命館大学人間科学研究所、2012年10月刊行)

■歴史のトラウマの世代間連鎖と和解修復の試み国際セミナー「南京を想い起こす2011」の記録 Generational Transmission of War Trauma and Approaches to Reconciliation and Restoration: Report on "Remembering Nanjing 2011"
(立命館大学人間科学研究所、2012年2月刊行)

■戦争によるトラウマの世代間連鎖と和解修復の可能性~ 国際セミナ-「南京を思い起こす2009」の記録
(立命館大学人間科学研究所、2010年1月刊行)

2014.04.26 カウンセリング/心理療法について
EAP(従業員支援プログラム)

EAPとは、Employ Assistance Programsの頭文字を取ったもので、「従業員支援プログラム」と訳されます。
契約企業に対するメンタルヘルス(心の健康)やカウンセリング、心の病による休職者の復職支援や業務パフォーマンス向上などを目的とした支援活動のことです。

2014.04.24 カウンセリング/心理療法について
思春期の子どものご相談

思春期は疾風怒濤の時期と言われます。今まで何でも親に話してくれていた子が急に口をきかなくなった、一人で部屋にこもって何を考えているのか分からない・・等、子どもの急な変化に戸惑っているお母さん、お父さんも多いことでしょう。

 思春期は、子どもから大人へと成長していく節目の時期ですので、子ども自身も自立と依存のあいだで悩み、葛藤し、苦しんでいるものです。葛藤したり、親を困らせたりしながら、子どもは一人のかけがいのない人間として、アイデンティティを確立させていくものです。子どもがこうした大事な時期を乗り越えていくためには、親の理解と支えが重要となってきます。
 しかし、実際は、思春期の子どもと関わることは、親にとっては何かと気苦労の多いことでしょう。反抗期の子どもとどう関わっていいかわからない、思春期の子どもの行動を受け入れられない、子どもの行動の意味がわからない、このままではどうなるんだろうと子どもの将来のことが心配・・など、親として悩んでしまうことでしょう。

 当研究所では、思春期の子どもへのカウンセリングはもちろん、思春期の子どものことで悩んでいるお母さん、お父さんのご相談もお受けしています。カウンセリングのなかで、子どもさんの行動の意味を共に考えながら、親としてできることを共に考えていきたいと思っています。

また、子どもを支えるためには、お母さん、お父さん自身のメンタルケアも大切ですので、ご自身のことについてもお話を伺い、サポートを提供できればと思っています。

2014.04.24 カウンセリング/心理療法について
子どものことが気になるとき

例えば・・
病院では異常ないと言われたのに、子どもが腹痛、頭痛、下痢、便秘、吐き気などを繰り返す・・
夜泣きがなかなかなおらない、夜寝れない、寝ていても悪夢でうなされる・・
抜毛、チック(まばたきをよくする、しばしば意味もなく奇声を発する)、手洗いなど、気になる癖がある・・
突然、暗闇や人を怖がるようになった、食事をあまりとらなくなった、急に過食するようになった、最近元気がない・・
幼稚園や学校に行きたがらない・・
家では家族と話をするのに、幼稚園や学校では全く人と話をしない・・
同年齢の友達と遊べない、友達ができない/いない、友達にいじめられている・・
友達に暴力を振るったり、友達をいじめてしまう・・
意欲がなく無気力で、家にこもりがちである・・
性的被害にあった、信頼していた人から身体的暴力を受けた、突然何らかの事故に巻き込まれた、子どもにとって身近な人が突然亡くなったなど、最近大きなショックを受けることがあった・・
など、子どもの様子や行動で気がかりなこと、お困りのことはありませんか?
子どもは大人とは違って、自分の悩みや気持ちを言葉にあらわすことが難しいものです。ですから、子どもは自分の心で感じていることを、体や行動によって表現します。それは、親にとっては「心配の種」であり、頭を抱えて困ってしまう・・ことでもありますよね。
でも、困ったり、気がかりとなっている子どもさんの症状や行動は、子どもにとっては一つの表現です。子どもにとっては自然なもので、今後の「成長の種」ともいうべきものです。
親カウンセリングでは、心配の種となっている子どもさんの症状や行動について共に考え、「成長の種」として育てていけるよう、お母さんやお父さんへのアドバイスやサポートを提供します。

2014.04.21 カウンセリング/心理療法について
思春期を生きる10代の皆さんへ

思春期は、人生のなかでも悩み多き時期です。体がぐんと成長するように、心もぐんと成長しようとする時期です。子どもから大人へと変化・成長していく時期ですから、悩みがたくさんあって当然です。
友達との関係で悩んでいる、友達に仲間はずれにされる・・
学校のクラスや集団に入るのが怖い・・
学校に行かないといけないと思うけど、朝になると気分が悪くて行けなくなる・・
異性からどう見られているか気にかかる・・
もっと痩せたいとダイエットしているうちに、過食・おう吐してしまうようになった・・
将来の進路で悩んでいる・・
彼からセックスを求められるけど、断り切れなくて困っている・・
やめようと思うのに、嫌なことがあるとリストカットしてしまう・・
先生、お母さん、お父さん、きょうだいなど、周り人との関係で悩んでいる・・
など、誰にも相談できずに、悩んでいることはありませんか?


思春期の時期の悩みは、なかなか親に話しにくいものですが、あなたの話を聴いてくれる学校の先生、養護の先生、スクールカウンセラー、あるいは信頼できる大人の人がまわりにいませんか? あなたの親もあなたの力になってくれるかもしれません。
当研究所でも、中学生、高校生のみなさんへのカウンセリングを行っています。カウンセリングでは、あなたが困っている問題について、お話を聴きながら、一緒に考えていきます。もし、あなたがカウンセリングを受けたいと思っているなら、親や信頼できる大人に相談してみましょう。
私たちも、中学生や高校生の皆さんのお力になれたらと思っています。

2014.04.21 カウンセリング/心理療法について
トラウマからの回復とレジリエンス・モデル~回復の3段階と8次元

トラウマとは、心が傷ついた状態、その体験のことを言います。
当研究所では、子ども時代の虐待、性被害、DV、人生における喪失体験など、トラウマからの回復のための心理的援助に力を入れています。
ここでは、トラウマの影響とその回復についてご理解いただくために、ハーマン(1994)のトラウマからの回復の三段階モデル、ハーベイ(1999)の回復・レジリエンスの多次元モデルをご紹介いたします。

個人カウンセリングでは、来談された方のニーズに基づきながら、回復の段階、もっている回復力やレジリエンス(復元力)に応じて、トラウマに焦点をあてた認知行動療法(CPT、PE、TF-CBTなど)EMDR眼球運動による脱感作と再処理法)SE(ソマティック・エクスペリエンシング)自我状態療法などを用い、トラウマへの統合的アプローチを行っています。一度にすべてをやる必要はなく、必要な時に必要なことをやっていきます。どこを当面の目標とするのか、どのように進めていくかは、来談された方と話し合いながら行いますので、詳しくは、カウンセラーにご相談ください。


【トラウマからの回復の三段階】

トラウマからの回復には三つの段階があります。第一段階の中心課題は安全の確立、第二段階の中心課題は想起と服喪追悼、第三段階の中心課題は通常の生活との再結合です。これは本来複雑な渦を巻いている過程を単純化し整理したもので、各段階を直接的に通過していくものではありません。回復の段階は螺旋的であり、やり直しがあったり、すでに取り組んだ問題をもう一度見直すことがあります。しかし、順調な回復では、この方向に向かって段階的な移行が認められます。

1. 第一段階 安全の確立
トラウマは、人から力とセルフ・コントロールの感覚を奪います。そのため、力とセルフ・コントロールを取り戻すことが最初の課題となります。
安全の確立はまず、身体のセルフ・コントロールに焦点をあて、次に次第に外に向けて環境のコントロールに重点を移します。セルフ・コントロールの課題には、睡眠、食欲など身体機能のコントロール、身体運動、PTSD症状のマネージメント、自己破壊行動のコントロールがあります。環境的な課題には、安全な生活状況の樹立、経済的安定、行動の自由、生活全般をカバーする自己防御計画があります。いかなる人も独りだけで安全な環境を打ちたてることは不可能です。安全な環境をつくるには、家族や友人などサポート、社会資源を利用するなど、社会側の支援が不可欠です。

2. 第二段階 想起と服喪追悼
回復の第二段階はトラウマ記憶を再構成し、統合する段階です。この再構成の作業によってトラウマの記憶は実際に形を変え、その人の生活史全体の中に統合されるようになります。しかし、過去の体験と向きあうかどうかの選択は本人にゆだねられます。
トラウマのストーリーを再構成する仕事は、トラウマ以前の生活の概観から初め、トラウマの出来事に至る経緯と進みます。トラウマ以前の歴史を取り戻すことも重要です。次の一歩はトラウマとなった出来事を追って、時間の前後関係と歴史的文脈との方向づけのしっかりした物語を再構成していきます。

トラウマによって失うことがあることはどうしても避けられません。喪失を悼むことは回復のこの段階においてもっとも必要な作業です。これはとても辛い作業ですが、癒しの重要な部分です。失った一つ一つを悼むことを通じて、不壊の内的生命をみつけることができます。児童期のトラウマサバイバーは、喪ったものを悲しみ悼む仕事だけでなく、もともと持てなくて失いようがなかったものを悲しみ悼む作業をしなければなりません。

トラウマの再構成は決してこれで終しまいということはありません。ライフサイクルの新しい段階ごとに新しい葛藤が生じ、新しいチャレンジを受け、それが必ずトラウマを再び目覚めさせ、トラウマの新たな面を明るみに出します。しかし、第二段階は、自分の歴史を取り戻し、人生にかかわる希望とエネルギーを新しくしえたと感じるときをもって主な作業を完了します。

3. 第三段階 再結合
過去との和解を達成した後、新しい自己を成長させ、自分を支える信念を改めて発見し、新しい関係を育て、未来を創造する段階です。第三段階の過程において、トラウマ以前の時期、トラウマ体験、そして回復の時期を振り返って、そこから自分がもっと高く評価する自分の面(複数)を改めて引き出します。これらの要素すべてを統合して新しい自己を創り上げます。理想的自己の再創造にはイマジネーションやファンタジーとを積極的に練磨することも必要となります。

この段階ともなれば、すでに適切な信頼の能力を取り戻しているものです。再び他者を信頼してしかるべき時には信頼感を持ち、信頼すべきでない時には信頼を撤回することができ、さらにこの二つの状況をどうやって区別するかが分かっています。この段階では、アイデンティティ(自己規定)と親密関係という二つの問題に集中します。
       『心的外傷と回復』(ジュディス・L・ハーマン著、中井久夫訳、みすず書房)より


【回復・レジリエンスの8次元の基準】

1. 記憶の再生への権限
トラウマからの回復の最初の兆しは、記憶に対して新たな権限を得ることです。回復すると意識に侵入してきたものを、思い出すか、思い出さないか、選択できるようになり、記憶喪失がなくなります。思い出せなかった部分が思い出され、新しい意味が記憶に付け加えられます。記憶と力のバランスが逆転し、自ら、まとまり連続した記憶として記憶を呼び起こすことができます。

2. 記憶と感情の統合
単発のトラウマでも、慢性化した一連のトラウマでも、記憶ははっきりとつながっているが、思い出しても何も感じない、ほとんど感じない場合があります。逆に、特定の刺激に反応して、恐怖や不安、怒りなどが押し寄せるが、これらの感情が何と結びつくのかまったくわからない場合があります。いずれも、記憶と感情が分離しており、その結果、心理的問題が生じています。回復すると、記憶と感情が結びつき、感情を伴って過去が思い出せるようになります。また、過去についての現在の感情も区別して理解できるようになります。たとえば、レイプ被害者は、その時の恐怖を思い出し、感じると同時に、それを思い出している今、新たな怒りと悲しみをも感じるでしょう。

3. 感情への耐性
回復とは、トラウマと結びつく感情にもはや圧倒されたり脅かされたりしなくなることです。トラウマと結びつく感情が、耐え難いほどの直接性と強烈さを失う。防衛的な感覚麻痺や解離なしに、感情を受け入れ、名づけ、耐えられるようになります。不適切な警報と危険信号から解放されます。感情がさまざまに分化し、記憶に一定の反応ができるようになり、現在のストレスに対処する能力が増します。

4. 症状管理
特に持続していた症状が弱まり、管理可能になります。回復したサバイバーでも症状が続くことがありますが、うまく対処して、症状を減らし、ストレス管理ができるようになります。重要なことは、すべての症状がなくなることではなく、症状を予測し管理できるようになることです。

5. 自己評価
自己の価値を感じられるようになります。脅迫的で自己批判的な考えがなくなり、現実的に自分を評価し、肯定できるようになります。自分はケアされるに値することに気づき、自分で自分をなだめたり、自己実現していけるようになります。

6. 自己の凝集性
幼少期の慢性化し繰り返された被害は、アイデンティティに影響を与え、自己を不連続で断片化したものにします。回復すると自己評価や自己の凝集性の面で、これを修正し制御できるようになります。自傷行為や自己破壊的な衝動がなくなり、健康で自己受容的になります。断片化していた自己は、凝集性を持ち一貫した自己が体験されます。

7. 安全な愛着関係
他者から孤立し、再び被害者となりやすい傾向はトラウマと密接に関わっています。暴力や信頼の裏切りを伴うトラウマ体験は、安全で支持的な人間関係を求め、維持していく能力を危うくします。トラウマからの回復は、対人関係能力の発達、あるいは改善と回復を含みます。孤独に固執していたのが、信頼や愛着関係をもてるようになります。そこまでいくには、複雑な再交渉や、重要な人への服喪が必要でしょう。

8. 意味づけ
最後に、トラウマ、サバイバーとしての自己、トラウマが起きた世界に新しい意味づけがなされます。トラウマの意味づけは個人的なものであり、非常に個性的なプロセスです。損なわれた自己という感覚がなくなると、それまで不幸を背負ってきたと思い込んでいたものが、力と共感を得たという新たな発見に変わる場合もある。自分の体験を創造的に表現したり、確固たる社会活動へと変容させ、サバイバー使命を抱くことが回復のプロセスとなる人もいます。「なぜ」「なぜ私が」という問いにスピリチュアルな答えを出す人もいます。プロセスはさまざまですが、回復したサバイバーは、トラウマに名をつけ、喪に服し、命を肯定し自己を肯定するような意味づけを行います。

生態学的視点から見たトラウマと回復」メアリー・ハーベイ著、ハーベイ論文集(女性ライフサイクル研究所9号より)
女性のトラウマと関わる臨床家の使命」メアリー・ハーベイ著(女性ライフサイクル研究10号より)

2014.04.21 活動報告-論文/執筆/学会活動等
2013年度 論文/執筆/学会発表等・活動報告(2013.4.1~2014.3.31)
【著書】
2013年7月  『対人援助学の到達点』第四章「対人援助学の学びをつくる~"reflexibility"をキーワードに」,晃洋書房,53-66(村本)
2013年7月  『対人援助学の到達点』望月昭・村本邦子・土田宣明・徳田完二・春日井敏之(編著),晃洋書房(村本)
2013年7月  『対人援助学を拓く』村本邦子・土田宣明・徳田完二・春日井敏行・望月昭(編),晃洋書房(村本)(村本)

【論文】
2013年11月  「子ども虐待予防としての子育て支援」チャイルドヘルス,16/ 11, 22-25(村本)
2013年11月  「フェミニズムはどこへ~女たちの財産を次世代に受け渡すために」
女性ライフサイクル研究,23, 5-12(村本)
2013年11月 「女性と権力~暴力の加害と被害を乗りこえるには」女性ライフサイクル研究,23,(西)
2013年12月  「周辺からの記憶1~東日本・家族応援プロジェクト立ち上がる」
対人援助学マガジン,4/ 3, 218-225(村本)
2013年12月  「日本の児童・女性政策と心理学」心理科学,34/ 2(村本)
2014年3月 「歴史・平和教育における「二次受傷」をどう考えるか~立命館大学国際平和ミュージアムにおける平和教育の現状と可能性」
村本邦子・芳賀淳子,立命館平和研究,15, 59-68(村本)

【学会活動~研究発表等】
2013年7月14日 日本コミュニティ心理学会 第16回研究大会,慶応義塾大学日吉キャンパス,「DVシェルターとNPOの協働から、組織・チームづくりを目指して-派遣プログラムの実施・継続を通して」(村本他)
2013年9月1日 日本質的心理学会 第10回大会,立命館大学衣笠キャンパス,「DV被害者への支援における協働と連携」(村本)
2013年9月21日 立命館大学大学院応用人間科学研究科、南京師範大学虐殺研究センター、米国CIIS,南京師範大学,国際シンポジウム『アジアの戦後世代の歴史平和教育をつくる』,「"Healing Wound of History" 5年の試みを振り返って」(村本)
2013年10月21日 国際表現心理術療法学会, 国際表現性心理療法シンポジウム,国立台北教育大学,「表現療法を用いた歴史のトラウマの世代間連鎖と和解修復の試み~「南京を思い起こす」5年間の試みから」(村本)

【その他研究活動】
2012年2月20日 アエラ「大震災が残したトラウマに寄り添う対人援助学」取材協力(村本)
2012年3月12日 NHK「子どもを守れキャンペーン:虐待」制作協力(村本)
2013年6月1日 「子どもの存在をありのまま喜ぶこと」インタビュー(p.34-39),チャレンジ2年生「考える力・プラス講座」はなまる教育情報(村本)
2013年8月6日 NHKあさイチ「戦争ってなに?」番組コメント(村本)
2014年3月10日 京都新聞「今も被災地と:続く支援、学ぶ視点」取材協力(村本)

【発行物】
■年報『女性ライフサイクル研究』第23号
■ニュースレター№134~145

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