- 2018.11.11 グループセラピー
- 「女性のためのセルフケアグループ」参加者の皆さまの声を更新しました
2011年より「女性のためのセルフケアグループ」を毎年実施しています。参加者の皆さまから頂いた声を元に、より安全にセルフケアを学んでいただけるよう、プログラムを工夫しています。ここでは頂いたアンケートから、参加者の皆さまのお声(掲載に承諾くださった方)を紹介いたします。
◆2018年度~(全5回クローズドグループ)
・自分で自分を大事にしたい、ケアしたい、時間を取りたいと思うだけで日が過ぎてしまうので、月に
一回ここに来る(時間を取る約束を自分にする)がよかったです。
自分の考えだけで終わらず、シェアできること、時間がきちんと決まっていることが良かったです。
創作の時間が楽しくてあっという間に過ぎてしまいました。
5回もあっという間に過ぎてしまい、時間の早さを感じています。
・自分をケアしないといけないということすら気づかなかったので、月に一回自分がどうしたら心地よ
く癒されるかということを学べて、とても良かったです。
また癒しのアートワークというのも知らなかったので、視覚やいろんな感覚に働きかけることで楽になるということが分かって大変有意義なグループワークでした。
もっと自分を大事にする時間をとってよいんだということに気づかせてもらいました。
◆2017年度~(全5回クローズドグループ)
・「自分をケアする」ということがよくわかっていなかったが、このグループで様々なワークを
体験したことにより、「自分をケアするってこんな感じか~!」と実感を持つことができた。
・大変役立ちました。電車の人への恐怖感が減った。一人の不安感が減った。
イライラや怒りが減った。
・感情が高ぶったとき、描いた絵などをながめたり、好きなものを見たりしました。
・メンバーも(月一回の)間隔も内容も、とてもよかった。
・話してよいのか、だめなのかと緊張しました(静かだと、無理に話さなきゃと思ってしまう)。
そんな時も大事なんだと思います。
・自分が好きだったものが明確になってきました。
◆2014年~(全5回クローズドグループ)
・自分では思ってなかったような作品ができあがったり、思った以上に集中して取り組めたりしたことがびっくりしました。他のメンバーの方の作品を見ることで、発見や気づきが思った以上にありました。日曜日の昼間の予定を空けるのが少し難しく、欠席した回があったのが少し心残りです。
・普段自分に全く関心を持っていなかったことに気づきました。好きなものがよくわからなくなっていましたが、今後は心地よく感じるものを大切にしていきたいと思います。絵を描いたり、物を作ったりして無心になるのが楽しかったです。
・絵や箱作りはとても楽しかったです。自分のイメージを表現して確かめていくことができたと思います。日常はやるべきことを追いかける毎日ですが、アート的なことももっと入れて生活できたら楽しいと思います。
・ほっとする場所や好きな感覚を、ただイメージするだけでなく、描いたり、作品を作ったりすることで、よりはっきりと身近に感じることができました。日常の中でも、ふと、描いたイメージを思い浮かべて、心地良くなる瞬間がありました。他の人の色づかいやアイディアから、新しい色にチャレンジしてみたくなったり、イメージが広がることもありました。
◆2013年~(全5回クローズドグループとして実施)
○有意義な時間を過ごすことができました。もっと参加したいと感じたので内容のバリエーションがもっと増えると嬉しいです。
○ 感覚が大切だということ、今、自分がどんな感覚でそれがしんどいものであれば、どう心地良い物に変えて行くのかの方法がわかったようなきがします。
○ 自分の今の思いを形にできて良かったです。過去や未来のことばかりに注目していたことの気がつきました。
○ 不安なこともいっぱいありますが「いま」を大切に正直に生きようと思います。前進したい自分が強くなりました。
◆2011年~(オープングループとして実施)
○ 自分に集中することがあまりなく忙しい毎日の中、今日は私の時間と思っていました。その思っていた通りの時間になったことでリフレッシュできました。また、フッと出てくる過去のイヤな出来事にも対応していける助けを一つ具体的に頂けたような気がします。
○自分の身体と心が繋がっているんだという感覚を学べた。
○ アートワークをしている時、自然でリラックスした気持ちになったし、できた作品から、改めて自分のことがわかったような、そんな感じがした。
○自分のペースに合わせて丁寧に進めて下さって嬉しかったです。ゆっくりと感触がひらいていく感じがしました。せかされない優しいすすめ方が良かったです。
○ アートワークがすごく楽しいし、普段気付かない自分の好み、性格に気づくことができる、意外な発見がある。
○ あっという間で時間が足りないと感じるくらいでした。
○ 皆さんの表現やおっしゃることに対していろいろ刺激を受けたのでもう少しいろいろお話しできたら良かったと思いました。
「トラウマ・アートセラピー・グループ」参加者の皆さまの声
2013年度は、参加者の方のご要望を受けて、「セルフケアグループ」に参加された方を対象に、トラウマからの回復の第二段階として「感情」に焦点をあてる「トラウマ・アートセラピー・グループ」を実施しました。
○頭の中で言語的に悩むより視覚で見てイメージで癒されることが大きな発見だった。アートセラピーによりトラウマを視覚的に小さく表現できたことは回復に大きく力添えをしてくれたと感じる。私にはでき事を話すカウンセリングよりも回復が大きかった。
○ 自信を再び取り戻す第一歩になりました。社会に希望をなくしていましたが、この場のように助けの手を差し伸べて下さる場所があったということに感謝し、精一杯生きて私も社会に恩返しできることが目標です。