2020年度後期の女性のトラウマ読書会についてご案内いたします。
後期も前期に引き続き、オンラインによる支援者向け、クローズドの読書会として開催します。
図書は『DVはいま-協働による個人と環境への支援-』(高畠克子編著、ミネルヴァ書房)です。
この本は、福祉や司法、教育など、さまざまな領域における、DVの被害者支援の事例を紹介しながら、コミュニティ心理学の視点から「個人と環境の適合」「危機介入・後方支援・予防の3つの円環的支援」の二つのキーワードを軸に、協働の可能性や支援のあり方について多くの示唆を与えてくれる一冊です。
コロナ禍で、人と人とがつながる機会が減り、家庭内外の閉塞感が強まり、DV被害の増加が報告される今、いま一度求められる支援の全体と、その中での各領域の役割、またその協働の可能性を確かめ、今後の支援のあり方について、共に学び、感じたことをシェアできたらと思っています。本書に関心がある支援者の皆さまのご参加をお待ちしております。
●定員:6名 (参加対象者は、医療・保険・福祉・教育・司法などに携わる有職支援者)
●参加費: 全5回 5,000円(前納制。お申し込みの際に銀行口座をお知らせします)
●日時:
第一回 11月 8日(日) 13:30-15:00
第二回 12月13日(日) 13:30-15:00
第三回 1月10日(日) 13:30-15:00
第四回 2月 7日(日) 13:30-15:00
第五回 3月14日(日) 13:30-15:00
●参加方法:オンラインによるZoomミーティング(事前にZoomをインストールしていただく必要があります。)
●担当スタッフ: 福田ちか子(臨床心理士)、西順子(臨床心理士)
●申し込み方法:当研究所HP「お問合せ・ご予約フォーム」より、お申し込み下さい。お申込みに際し、お名前(ふりがな)・ご職業・お勤め先・電話番号・PCのメールアドレスのご入力をお願い致します。
●使用図書: 『DVはいま~協働による個人と環境への支援』(高畠克子編著、ミネルヴァ書房、2013)
※女性ライフサイクル研究所顧問、村本邦子も執筆しています。