- 2015.08.27 グループセラピー
- 【2015年度後期】性暴力被害者のためのセルフケア・グループのご案内
次期のご案内は、2016年3月頃の予定です。(2015年10月)
2015年10月~2月までの月一回、性暴力被害にあわれた方のためのセルフケア・グループを開催します。
アートセラピーを用いて、心身の苦痛を和らげ、エンパワーすることが目的です。
PTSD反応など、トラウマ後におこるストレス反応を理解し、想像力(イメージする力)を使って、ストレス反応や症状をコントロールする方法を学びます。
アート・プログラムでは、トラウマ反応に対処するために、自分の内側にあるリソース(内的資源)への気づきを高め、引き出す工夫がされています。日常のなかで、どのようにセルフケアとして使えるかについても、具体的に考えます。
トラウマは人から力を奪い、「つながり」を壊すため、回復のためには、エンパワメントと、人とのつながりを回復することが重要です。
このグループでは、トラウマ体験を直接「語る」ことはしませんが、「いま、ここ」での体験を仲間と共有することで、より安心・安全感を強めることを目指しています。
皆さまのお申込みをお待ちしています。
〈お申込みの前に、ご確認ください〉
● このグループは、個人のトラウマに焦点をあてるものではありません。
● このグループが有効な方は、現在、安全な状況にいる方です(暴力が継続していない、自傷他害の危険性がないなど)。
● 現在通院中の方、カウンセリングを受けている方は、主治医またはカウンセラーに相談した上でお申し込み下さい。
〈日時〉2015年10月~2016年2月まで全5回、10:00-12:00
〈テーマ〉
第一回10月11日(日) オリエンテーション/ 呼吸を描く
第二回11月 8日(日) 安全な場所のイメージを創る(描画)
第三回12月13日(日) 侵入的な思考や感情を一時的にしまっておく入れ物のイメージを創る(描画)
第四回 1月10日(日) 不安をかきたてる感覚を和らげ、慰める(コラージュ)
第五回 2月14日(日) 希望と癒しの箱を創る(クラフト)/クロージング
※各回の目的と内容については、こちらをご覧ください
⇒「セルフケアのヒント~アートセラピーの手法を用いてトラウマに対処する」
●場 所: 大阪市北区にて
●参加費: 全5回 10,000円(材料費込み)
●定 員: 6名(予約制/先着順) ※女性限定
●担当スタッフ: 西順子、福田ちか子、金山あき子
☆お申込みは、お問い合わせは、こちら⇒問い合わせ・ご予約フォーム
☆参加者の皆さまから頂いた感想はこちら⇒「女性のためのセルフケア・グループ」参加者の皆さまの声
☆関連記事: FLCエッセイ「女性のトラウマとセルフケア」