【村本邦子 著】
今日、お産を人生のビッグ・イベントととらえ、自分の納得のいくように十分味わおうと、主体的に取り組む女性たちが増えつつある。自然分娩やラマーズ法を選び、また夫立ち会いのお産を望むカップルも増えている。・・・・
つまり、お産も子育ても非常に個性的なものであり、・・・さまざまな考え方、感じ方をする女たちがいて、それぞれがその人らしい仕方でお産をし、子どもを育て、語ろうとしていることを知ってほしいと考えて、友人たちにも応援を頼み、本書を書きはじめた。(「序・女にとってお産とは」より)
〈目次〉
序 女にとってお産とは
1 私のお産体験
2 妊娠・出産 女の心とからだ
3 "みんな"から"ひとり"へ-お産の変遷
4 立ち会い出産
結 自由な選択
新水社 1992年発行 180頁 1,200円(税込)