2020年度は、創立30周年記念イベントとしてオンラインセミナーを第一弾~第三弾まで実施いたしました。
ここでは、第二弾として開催しました専門家向けオンラインセミナーについて活動報告をさせていただきます。※第一弾・一般向けセミナーについては、こちらをご覧ください。→★
2020年8月23日と10月18日の2日間連続講座として、浅井咲子氏による「トラウマセラピー・神経自我統合アプローチを学ぶ~入門編&基礎編」を開催しました。対象はトラウマ被害者の心理支援に携わる専門家です。
参加者は研究所スタッフを含めて一日目が42名、二日目が35名。臨床心理士、公認心理師、カウンセラーをはじめ医師、教師など医療・福祉・教育分野などで心理支援に携わる皆様にご参加いただきました。
浅井咲子先生による二日間のセミナーは参加者の皆様に大変ご好評をいただきましたことから、2日間の参加者対象に、2021年1月30日・31日に「コンサルテーション&実戦編」を追加開催いたしました。スタッフ含めて30名の皆様にご参加いただくことができました。
コロナ禍のなか、オンラインを通して全国各地からご参加くださいました皆様に心より感謝申し上げます。そして、最新のトラウマ治療に関する知識やアプローチをまとめ、大変わかりやすく「神経自我統合アプローチ」を教えてくださいました浅井咲子先生には心からお礼申し上げます。
最後に、最終日にご参加いただいた皆様から頂いたアンケートのなかから、HP上の掲載に許可くださいました皆様のご感想を紹介させていただきます。
熱心にご参加くださり、ご感想を寄せてくださいました皆様、誠にありがとうございました。
女性ライフサイクル研究所おいても、一年通して学ばせていただいことを臨床に役立てていけるよう、スタッフ一同、今後も研鑽に努めたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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2021.1.30/31「トラウマ・セラピー神経自我統合アプローチ/コンサルテーション&実戦編」参加者の皆様からいただいたご感想
段々理解が深まってきました。ありがとうございました。(カウンセラー)
わかりやすく、質問にも丁寧に答えていただきありがとうございました。(医師)
とても勉強になりました。質問もしやすい雰囲気でありがたかったです。神経基盤を作るための取り組みは時間がかかるものであることが実感できた。色々なトラウマ処理の技法はあるが、それらを有効に使うためにも、神経自我統合アプローチの考え方を知っておくのは良いと思った。今後も咲子先生のケースコンサルテーションなど開催されたら参加したい。よろしくお願いいたします。(臨床心理士・公認心理師)
ポリヴェーガル理論の本を読んだぐらいでほとんど知識のないままに参加しましたが、最後の回にして、やっとわかってきました。実践的な学びをもっと繰り返す必要がありますが、本を読むだけではなく、実際に浅井咲子先生の声をお聞きしながら学んだことはかなり身に付きやすかったと思っています。(臨床心理士・公認心理師)
素晴らしいセミナーを有難うございました。盛りだくさんの内容で、何度も聞いてようやく少しずつわかってくる感じです。SEを受けていないのもあり神経系の用語や咲子さんがセミナーが伝えようとしていることの全体の構造が把握できず、はじめは断片的にしか掴みとれませんでしたが、何度か受講してようやく慣れてきました(笑)咲子先生の事例のお話しが貴重でありがたかったです。(心理セラピスト)
とても良かったです。学びが多く、今後の臨床に活かしていけます。もう一度参加したいくらいです。(臨床心理士・公認心理師)
ゾーンの理解が乏しかったが、実践編を受けて事例を交えて見立てや介入方法を知ることが出来て非常に良かった。(公認心理師)
やっと事例につながっている感覚を持つことができました。これを機に書籍を読み込みたいし、近隣の人と勉強会しようかと話し合っています。(臨床心理士・公認心理師)
咲子先生の笑顔と声に癒されます。神経系が穏やな状態で受講できました。拡張と収縮の感覚も意識をして、体に落とし込みをしていきたいと思いました。主催の皆様、ありがとうございました。(セラピスト)
各ゾーンについて、事例やワークを交えながら紹介していただくことができ、具体的にイメージをすることができました。SEでの学びともリンクさせながら、理解を深めることができたように感じました。かわいいイラストの新しいご著書も、拝見できる日を楽しみにしています。
(心理士)
神経自我統合の実践編であり、演習やエクササイズを入れてくださったり、特に事例や質問の中で、神経自我統合をどのように活用していくかのイメージが持てました。ありがとうございます。(臨床心理士)
素晴らしい内容でした。これまで説明していただいたことの全容を理解することが出来ました。これまでは、各ゾーンについての理解がバラバラで存在していましたが、今回は事例なども通して、それぞれのゾーンの関係性や臨床での活用方法などを教えていただけたことが深い学びにつながりました。(臨床心理士)
理論に基づいて、実践的なことが分かってよかった。各ゾーンでの対応の仕方が具体的に分かってよかった。また、事例を出して下さったので、より理解が深まった。(相談業務)
Zone1~4で何をすべきか、学びが深まりました。ただ、地道に神経系を整える作業をしようとしても、劇的な変化がないとクライエントさん自身やその家族が効果がないと感じて中断に至ることもあるので、工夫してそこを生き延びられたらと思います。(心理士)
今回、神経自我統合アプローチを初めて知り、この半年間大変興味深く研修に参加させていただきました。特に今回は具体的なアプローチの仕方を教えていただき勉強になりました。今後も学びたいと思います。(臨床心理士)