- 2016.07.16 講師活動
- ママのためのストレスケア講座、講師を務めさせて頂きました
前回のブログから早二週間。研究所での日々のカウンセリング面接の他に、先週日曜日は『心的外傷と回復』女性のトラウマ読書会、今週14日は講師のお仕事をさせて頂きました。
今回、講師として伺ったのは、大阪・北摂で「発達の気になる子をもつ親の会」として活動されている「ゆう・きっず」さん主催の学習会。「ママのためのストレスケア講座~しなやかな子育てのために」と題して、ストレスケアについてお話をさせて頂きました。日々の子育てのストレスやストレス対処を皆で振り返って共有した後、後半では「簡単にできる」リラクセーション法をいくつか体験頂きました。
リラクセーション法では、先日学んだタッチから一つ、体験していただきましたが、その場が「ほわ~」と温かい空気に包まれて、お母様方の温かいエネルギーが素晴らしいな~、グループの力が素晴らしいな~と感動。私自身もあったかい~気持ちになりました。日頃子育てに、家族のためにと頑張っているお母さんに、瞬間でもほっと一息リラックスする時間をもっていただけたらな・・と思っていたので、ほっとししました。
このたびのご縁で、「ゆう・きっず」さんのことを知りましたが、発達が気になる子の親同士が集まり、互いに支えあうことを目的とした自助グループとして、月一回の定例会を開かれ、情報交換をしたり学習会を開いたり、子育ての悩みを話し合われているとのこと。きっと同じ悩みをもつ親や子どもの心強い味方になっているのだろうなぁと、素晴らしい活動に心から敬意の気持ちを持ちました。
私自身、自分の体験から、子育てで一番大事なのは「自分だけじゃない」と感じられる「仲間」だと思っています。これからも、その「つながり」を大切にしてくださいねという気持ちで、心からエールを送りました。
今日は午前と夜間の面接の合間に、第二回目のアタッチメント・セミナーに参加してきました。今日のお話もとても勉強になりました(知らないことがいっぱいで)。複数の人々とのアタッチメント(子どもが不安や不快を感じたときに、くっつく。それで安全感を得ること)があるほどよいし、子ども同士でもアタッチメントの関係性が育まれることなど・・、共同子育てのお話にも言及され、とても興味深かったです。
来週はCAREワークショップを開催します。親と子どもの絆、温かい関係性づくりの支援を一歩ずつ進めていけたらな・・と思います。
アイビーの生命力、すごいです!