- 2025.07.13 トラウマ
- 新しい学びと癒し、IFSの旅
この一週間、京都の修学院まで新しい学びの旅に出かけていました。
トラウマや愛着の傷を癒すための心理療法、IFS(Internal Familly Systems 内的システム療法)の対面トレーニングです。
IFSに初めて触れたのが6年前(→★)。いつか日本でもトレーニングがあればぜひ受けたいと願っていたので参加できること自体、とても幸せを感じていました。今回の日本での開催には多くの方々の働きかけやご尽力で、そして熱い想いで今回のトレーニングが開催されたことを知り、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいでした。海外から来日くだったオーガナイザーの先生方、講師の先生、アシスタントの皆さまに改めて感謝いたします。
大きな窓からは美しい木々が見え、鳥のさえずりが聞こえる施設で6日間学んだ時間と空間、その体験は私の宝物になりました。その余韻は今も身体に残っています。私自身の癒しの旅は個人的であるものの、周りの方々の体験に共鳴し、国を越えて普遍的なものを感じる旅でもあると気づかされました。つながりのなかに癒しがあるのだとも思いました。
ちなみに、参加者の皆さまとは同じ釜の飯を食べ、学生時代に戻ったような懐かしい感覚でした。銭湯のようなお風呂は比叡山の伏流水のお湯で気持ちよく、一日の疲れがとれて夜はゆっくり休むことができました。穏やかにリラックスした時間はあっという間に過ぎ、最終日は寂しい気持ちにもなりました。
トレーニングの最後に先生がおっしゃってくださったのですが、IFSの恩恵によって私(パーツ)と私(セルフ)が今より仲良くなり、私と家族や周囲の方々との関係がよりよくなるように実践してゆければと思います。そして来談くださるクライエントさんに恩恵を届けられるように努めてゆければと思います。
まだまだこの旅は続きます。カウンセリングでは「自分が行ったところまでしかクライエントさんを連れていけない」とよく言われます。なので、好奇心をもって学びと癒しの旅を続けていきたいと思います。
一枚目は夕暮れのお散歩で。二枚目は満月の前日。