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所長のブログ~ただ今修行中

2019.04.22 学び-ワークショップ他
内的家族システム療法(IFS)入門講座に参加しました

先週末は千葉県幕張で開催された「内的家族システム療法(Internal Family Systems)入門講座」に参加しました。講師はオーストラリア、メルボルンから来日くださったIFSトレーナーのサイモン先生。今日は講座から一日たちましたが、今もまだその感動の余韻が身体に残っているようで、温かい心地でいます。

内的家族システム療法(以下IFS)については、いつもお世話になっている浅井咲子先生から講座などで折に触れてお話をお聞きし、楽しみにしていました。実際参加して、IFSの考え方を学び、サイモン先生のセラピーのデモンストレーションに触れ、この手法のもつ安全感、人の心にある様々な部分を尊重し受容する温かさに感銘を受けました。

IFSはリチャード・シュワルツ博士によって創始されたエビデンスに基づく手法で、感情や思考といった内なる声を様々な「パーツ」として傾聴する方法で癒しをすすめるものです。内面の全てのパーツが、しっかりと理解され解き放たれた時に、自由でエネルギーにあふれた変容が起こるといいます。

まだ入門講座だけでざっくりと部分的な理解ですが、IFSって「今、ここ」で自己の内側での対話をすすめ、対話を深める、非侵襲的で安全で、尊重と思いやりにあふれる手法だということがわかりました。しかもSE(ソマティックエクスペリエンス)と統合してすすめられる手法だと、ぜひ学びを深めていきたいなぁと思いました。実際にトラウマや愛着の問題からくる内的な葛藤の癒しと回復に役立ちそうだなと思います。引き続き学べる機会があることを願っています。

入門講座ではSEの同期生にも再会できて嬉しかったです。年月を超えて、一緒に学び、つながれる仲間がいることに幸せを感じます♡日本にIFSをご紹介くださったオーガナイザーの咲子先生、花岡ちぐさ先生に心から感謝いたします♡

            ランチタイムのレストランから。向こうに海が見えました!
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2019.03.31 学び-ワークショップ他
今月の学び~PTSDへの認知処理療法研修に参加しました

あっという間に年度末、今年度も今日で終わります。
私にとってブログは活動記録代わりにもなっているので、新年度に変わる前に、今月の活動を書いておこうと思います。

去る3月19・20日に兵庫県こころのケアセンターで開催された「包括手引きを用いた認知処理療法研修会」に参加しました。講師は認知処理療法(Cognitive Processing Therapy: CPT)の開発者であるResick先生。認知処理療法(CPT)は30年以上の歳月をかけて効果検証と改良が重ねられてきた治療法で、虐待、性被害、戦争トラウマなどによるPTSDへの有効性が示されています。今回はその基礎的な技術や知識を習得する研修ということで、とても楽しみにしていました。

2日間では時間が足りないと感じましたがとても興味深かったです。エッセンスを教えていただいたので、まずはテキスト『トラウマへの認知処理療法~治療者のための包括手引き』に目を通してみたいと思います。研究所のスタッフ2名も一緒に参加できたので、引き続き一緒に学びあえるといいなと思います。

そして今日はPCIT初級ワークショップにオブザーバー参加させて頂きました。PCITも習得途中ですが継続して学ばせていただくことができ、交流できる場があるのは大変ありがたいことです。情報交換したり交流できることで、とても温かい気持ちになると同時に頑張っていこう~と力づけられました。

千里の道も一歩から。次年度も成長できるよう精進していきたいと思います。

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2018.07.16 学び-ワークショップ他
自我状態療法・ワークショップに参加しました

先週末は仕事のお休みをいただき7月13~15日まで、淡路夢舞台国際会議場で開催された「自我状態療法・特別入門ワークショップ」に参加しました。主催はEgo State Therapy Japan、講師の先生は南アフリカ・ミルトン・エリクソン研究所ディレクターのHartman博士。

自我状態療法の理論から新しく発展した治療モデルまでの全体像と、入門の部分の技術をとても丁寧にわかりやすく、情熱的に教えてくださり、とても刺激的な三日間を過ごすことができました。
Hartman博士は自我状態療法を開発したWatkins氏の最後の弟子とのこと。弟子たちが近年のトラウマの神経生理学的理論も踏まえて自我状態療法を近代化したということで、自我状態療法がSE(ソマティック・エクスペリエンス)やポリヴェーガル理論と統合されています。私自身のこれまでの学びとつながり、とても興味深く、続きをぜひ次のトレーニングで学びたいな~という気持ちが高まりました。

Hartman先生、アシスタントとしてドイツ、スイスが来日くださった素敵な先生方、主催者の先生方に感謝です。

会場では、知っているお顔の方々とお会いできて感激。
SEトレーニングでご一緒させて頂いた先生方など、また一緒に学べることを嬉しく思います。次回は来年とのこと、来年を楽しみにしていたいと思います。

            久しぶりの淡路島。自然と食べ物も美味しくて好きです!
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2018.02.12 学び-ワークショップ他
ハンズオンによるトラウマケア

連休のこの2日間、研究所のスタッフと一緒に浅井咲子先生による「解放のフィジオロジー講座アドバンスクラス」を受講しました。

ベーシッククラスが9月に終わり、4カ月ぶりに咲子先生やクラスの仲間にお会いでき、安心・安全の場のなかで、知的刺激と心地よいハンズオンの実習で、心身ともに満足いく深い学びの2日間となりました。

一日目は復習として神経系・内分泌系・免疫系などにハンズオン(手で触れる)で働きかけ、二日目は自己調整(Self regulation)を回復させるための受動調整(Passive regulation)、協働調整(Co-regulation)についてハンズオンを通して学びました。

この二日間で、私自身の自律神経系がゆったり休息できたのが有難かったです。
夜寝る時には、よく自分で腎臓や脳幹へのタッチをしていますが、やはり人にしてもらうと全然違う! 協働調整ってこういうことなのだな・・と、セラピストの役割を再認識しました。

よりよいセラピーのためには、まずは自分自身の神経系を休めるように努めないとな・・と、ゆっくり休むことを心がけて自己調整を整えていきたいと思います。

咲子先生の最新著作はこちら→『「今ここ」神経系エクササイズ』
ポリヴェーガル理論、トラウマの生理学についてとてもわかりやすく解説されていて、私自身も今まで学んだことの整理になりました。
また次回の講習を楽しみにしています!

                                                           ヒヤシンスが咲きました!
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2017.08.22 学び-ワークショップ他
8月後半の研修は・・

今年の8月は、たまたま日程が重なり研修月間に。前半は、EMDR学会継続研修安心感の輪ファシリティター養成講座がありましたが、8月後半はというと・・、

20日の日曜日は、浅井咲子先生による解放のフィジオロジー(生理学)講座の第三日目。今回は、前回の復習に加え、消化器、肝臓、縦隔について学びました。

暑い一日でしたが、昼休みは皆で中華料理店でランチ。先生には、いいグループですね~と言っていただきましたが、和気あいあいと穏やかにランチのひと時を楽しみました。素敵な皆さまと出会えて、共に学べることをありがたく思います。次回の9月開催日も楽しみにしています。

そして今日の夜は、スタッフの内部研修日。今日は皆でコミュニティに出向いて学ぶことに。
性暴力を許さない女の会の8月公開講座「娘から性暴力被害を打ち明けられたとき・・」に参加させて頂きました。講座では、子どもが性被害にあったお母さんたちの自助グループ「ひまわりの会」のメンバーの方から、娘さんから被害を打ち明けられたときのお気持ちや、その後の娘さんとの関係、ひまわりの会の活動内容などお話を聞かせて頂きました。

ひまわりの会は2014年1月、性被害にあった子どもの回復を願い、子どもを支えるために母親たちの経験や様々な苦しい感情を癒して、共に前に進むことを目的として活動を始められました。安全・安心な環境の中で気持ちを分かち合うことを大切に、毎月一回シェアミーティングを開催しておられます。
現在は、もふもふネットの中で専門家も一緒に入り活動しているということでした。

じっくりとお話を聞かせていただき、複雑で難しい状況のなか苦しみながらも、子どもの回復を願い、子どもを守り、支え続ける母親の生き抜く姿に胸がいっぱいになりました。伝えてくださったことに心から敬意の気持ちです。

カウンセリングでは、性暴力被害にあった当事者の方からのご相談の他、母親からご相談を受けることもあります。今日学ばせていただいたことを大切に受けとめ、必要としている方に「橋渡し」をしていければと思います。ご紹介いただいた本も、読んでみたいと思います。


            午後6時、会場に向かう途中夕陽に気づいて。扇町公園より。
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2017.08.14 学び-ワークショップ他
『安心感の輪』子育てプログラムファシリティター養成講座に参加しました

8月11~14日までの4日間、大阪で開催された『安心感の輪』(Circle of Security® Parenting™ )子育てプログラムファシリティター養成講座に参加し、ファシリティター資格を取得しました。

期待していた以上にプログラムが素晴らしく、参加できてよかった~という満足感と4日間頑張った~という充実感でいっぱい。このプログラムを必要としている人にどのように届けていけるかな~と、一緒に参加していた臨床心理士さんらと分かち合いながら、帰路につきました。

『安心感の輪』子育てプログラムは、子どもと養育者が健全なアタッチメント(養育者が子どもの安心の基地となり、安全な避難所となる情緒的な結びつき)を育むための心理教育プログラムです。
ビデオ教材に登場する親と子の行動観察をしながら、内省的対話をしていくのも特徴です。とても大切なことが、とてもわかりやすく説明されていて、子どもの欲求や行動を理解する「見取り図」が得られます。

子どもとどう関わればよいか、子どもとの関係や子育てに悩む養育者に、きっと役立てていただけるものと思います。グループで提供できるといいなと思いますが、まずは個人のカウンセリングのなかで、どんなふうに、どのタイミングで届けていけそうか・・思いめぐらせてみたいと思います。

こうして参加できる機会に巡り合えたのも、人との出会いやご縁がつながってのこと。
つながりの輪に感謝です。

          会場の立命館大学いばらぎフューチャークラブにて。まちライブラリーが素敵。
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2017.04.29 トラウマ
子どものためのトラウマフォーカスト認知行動療法を学びました

4月29日・39日の二日間、東京で開催されている「トラウマフォーカスト認知行動療法・アドバンストレーニング」に参加しました。講師はTF-CBT国際トレーナーのDavid先生。

トラウマフオーカスト認知行動療法(TF-CBT)は、トラウマを体験した子どものための治療法で、トラウマ体験と関連する精神症状をもつ子どもたちの最も効果的な介入の一つとして認められています。
子ども期のトラウマ体験には、性的虐待、身体的虐待、DV、地域の暴力、大切な人との死別やトラウマ性喪失、自然災害、人為災害、交通事故、火事、その他医療トラウマなどが含まれます。

TF-CBTのトレーニングに初めて参加したのが、ちょうど5年前。時間がたつのは早いです。今回のアドバンストレーニングでは、発達障害、複雑性トラウマ、トラウマ性悲嘆を有する子どもへのTF-CBTがテーマでしたが、新しく学びながら、自分のなかでこれまでの実践を振り返り見直す時間となりました。

子どもがトラウマを乗り越えて成長するレジリエンス、レジリエンスを引き出し強めるTF-CBTはとても勉強になりました。特に性的虐待を受けた子どもと養育者、DVに晒された母子の支援に役立てていけれるよう、少しずつでも学びを続けていければ・・と思いました。参加できてよかった、ありがとうございました!

          会場の東京都ウイメンズプラザ。素敵な空間でした。IMG_2257 (2).jpg

2016.12.26 学び-ワークショップ他
ハンズオン・アドバンス講習会で自己調整とレジリエンスを学ぶ

あっという間にクリスマスも終わり、今年もあと5日となりました。

25・26日の二日間は、浅井咲子さん講師によるハンズオン・アドバンスクラス講習会を開催しました。このアドバンスクラスは、今年の6~7月に開催したハンズオン講習会で(前回の様子はこちら)、アドバンスクラスをぜひ!!という参加者の皆様のご要望により実現しました。

トラウマの影響から自己調整とレジリエンスを取り戻していくために、トラウマの生理学的理解を基礎に、神経系、内分泌系、免疫系にハンズオン(触れること)でアプローチする方法を学ぶこのクラスは、本当に興味深く、身体への知的好奇心、探求心も刺激され、とても満足いく時間でした。また少人数で学ぶクラスのため、和気あいあいとした雰囲気のなか、質問したいことがいつでも何でも聞くことができるのも有り難かったです。

この日、自分自身がでタッチを受けられることも楽しみにしていましたが、タッチはとても心地よく、すぐにストンと寝入ってしまいました。起きた時はスッキリ。毎晩、腎臓へのタッチを自分でしながら寝ていますが、やはり人にしてもらうと違います。タッチでしか感じられない身体感覚や変化はとても興味深いです。

昼休みなど参加者の皆さまとのお喋りも楽しく、一緒に学ぶ仲間がいることを有り難く思いました。遠方より大阪までお越し下さり、惜しみなく教えて下さった咲子先生、オフィスを貸してくださったHさん(今回は研究所が面接使用中のため)、参加者の皆さまにも感謝です。また来年も学べることを楽しみにしています。

             25日の帰り、クリスマスケーキをホールで奮発
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2016.10.23 学び-ワークショップ他
複雑性悲嘆の心理療法について学ぶ

10月も毎日があっという間に過ぎていきます。
先週は、東京の国立精神・神経医療研究センターで開催された「複雑性悲嘆の認知行動療法研修」に参加しました。

大切な人を失ったとき、「急性悲嘆」と呼ばれる反応が起こります。
悲しみと切望を伴う心の痛み、信じられない気持ち、思慕、怒りや抑うつなど様々な感情が生じたり、他の人が目に入らなくなったり、思い出させるものを避けたり、現在の生活から切り離されている感覚や無感覚が起こると言われています。

こうした悲嘆は普遍的なもので、自然な反応です。支えてくれる人がいて、悲嘆の過程を共に歩んでくれる人がいることで、時間の経過と共に少しずつ回復していくものです。喪失の現実を受け入れ、亡くなった人を心の中に位置づけていくと言われます。

しかし、何年たっても深い悲しみや苦痛などが軽減せず、生活に支障や障害が出ていたり、人生に目的や意味、喜びや満足がない・・という場合、「複雑性悲嘆」という心理状態にあると考えられます。研修では、複雑性悲嘆の治療として、悲嘆症状を解決して自然な回復を促進するための認知行動療法を学びました。

セラピストとして大切なのは「ともに歩むこと、コンパニオンシップ(companionship)」。
この言葉が一番印象に残りました。心を寄せてともに歩むこと、大事にしたいと改めて思いました。

複雑性悲嘆のための筆記療法というのも研究されているそうです。外出がむずかしい方でも電子メールで利用できるというのはいいなと思います。また学ぶ機会があればと思います。


        ガーデンシクラメン、スタッフが寄せ植えをしてくれました♪
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2016.07.03 学び-ワークショップ他
自己調整とレジリエンスを学ぶ~ハンズオン講習会を終えて

昨日・今日と、この土日は研究所にてハンズオン講習会。今日で5日間の全プログラムを終えました! とても穏やかに落ち着いて、安心できる雰囲気のなか学びを深めることができ、講師の浅井咲子先生にも、参加者の皆さまにも、感謝、感謝の気持ちでした。

ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)をもとに構築された自己調整のためのタッチは、腎臓、脳幹、消化器からスタートして(初日の様子はこちら)、縦隔、肝臓へ。そして今回は内分泌系、免疫系への働きかけを学びました。甲状腺、膵臓、下垂体、松果体、脾臓、胆のう、胃、胸腺、下垂体・・など、こんなにいろんな器官、ホルモンが働いていて、ストレスの影響を受けたり、ストレスに対処してくれているのだと思い、すごいな~と身体に感謝の気持ちになりました。

実習では、セラピスト役とクライエント役とを交代して練習しあうので、自分自身もタッチをしてもらうことができますが、いつも、これがまたとても興味深い体験です。今回も、二日前には過覚醒モードだったのが、タッチをしてもらってすぐに落ち着き、今日はさらに「いい感じ」になりました(言葉で表現するのは難しいですが)。

次回のアドバンスコース開催も決まり、今から楽しみです。まずは自分自身の自己調整のために、自分のセルフケアとしてタッチを使っていきたいと思いますし、また機会あるごとにセルフケアの方法としてお伝えしていけるといいなと思います。

真夏日が続いていますので、皆さまもお身体ご自愛くださいませ。

                三台のベットが活躍、ありがとう!
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