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所長のブログ~ただ今修行中

2016.11.18 講師活動
『叱れない親、叱りすぎる親』、講師をつとめさせて頂きました

日中はいいお天気が続いています。
昨日は、京都府長岡京市中央公民館主催、家庭教育学級講座『叱れない親、叱りすぎる親』の講師を担当させて頂きました。

最近の親は子どもを叱らない・・と言われるけれど、親の方はどう叱ればいいの?どう叱っていいかわからない・・と不安を抱えています。また、叱りすぎる親も、自分ではよくないと思っていても、子どもが言うことをきいてくれなかったり、余裕がもてなくて、ついイライラして叱りすぎてしまう・・ということがあります。叱るってむずかしい・・けど、どうやって、しつけをしたらいいの? 
そんな親の不安が少しでも減って子育てが楽になるように・・・、という気持ちで、お話させていただきました。

前半は発達段階に応じたしつけのポイント、後半は子どもがいうことをきいてくれやすくなるコツとしてCAREプログラムのエッセンスを紹介。子どもが言うことをきいてくれやすくなるには、まず「子どもとのリードについていくコミュニケーション」を一日5分、意識してみること。コミュニケーション・スキルのポイントをロールプレイを通して学んでいただきました。

子どもは親の「関心」を必要としています。子どもに「ダメ」と叱っても、その行動が改善するよりむしろ悪化してしまうのは、誤った学習をしてしまうからです(=親が注目してくれる)。「繰り返す」「よい行動を褒める」等、ポイントを押さえたコミュニケーションを意識することで、関係が温かくなり、相互作用が改善して、言うことをきいてくれやすくなること・・など、お話させて頂きました。

参加者の皆さまは熱心に参加しくださり、ロールプレイも楽しんでいただけたようでよかったです!

この講座の紹介が今朝の京都新聞洛西版に掲載されました。子育てが少しでも楽になるヒントになってくれていたら・・・嬉しいです。

           温かい日差し、長岡京市の景色は静かで風情がありました。
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