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所長のブログ~ただ今修行中

2020.09.13 グループ/講座
9月の女性のトラウマ読書会~『あなたに伝えたいこと~性的虐待・性被害からの回復のために』

本日13日(日 )13:30~15:00まで、オンラインによる女性のトラウマ読書会を開催しました。5月より月一回で読み進めてきた『あなたに伝えたいこと~性的虐待・性被害からの回復のために』(誠信書房)も、本日が最終回となりました。6月~8月は、第Ⅱ部「助けを求めよう」第Ⅲ部「さらなる前進」、本日は第Ⅳ部「知っておきたいこと」を読みあいました。

この本は、性的虐待・性被害からの回復について、10代の子どもに向けてわかりやすい言葉で語りかけてくれていますが、実際には、子どもを支援する大人が知っておく必要があることだと思います。私たち参加者もしっかり理解できていなかったことを整理したり、確認したり、また知らなかったことについて新しい知識を得て、学びを深める機会となりました。

本日読みあった第Ⅳ部「第14章友だちとして知っておきべきこと」から、大切なポイントを抜粋してここで紹介したいと思います。
まずは子どもの身近にいる、親、教師、支援者など子どもと関わる大人が、子どものSOSの声に耳を傾け、受け止められるよう、そして必要なことをしっかりと伝え、また更に子どもを傷つけないように対応する必要があると思います。

★性暴力を受けたことをうちあけてくれた友だちにつたえてあげたい3つのこと
1.「あなたを信じているよ」
2.「あなたのせいじゃないよ」
3.「あなたはひとりじゃないよ」

★性被害にあったことをうちあけてくれた友だちに、言ってはいけないこと
1.「まさか、信じられない」
2.「どうして、あの人があなたにそんなことをしたの? あなたがなにかしたんじゃないの?」
3.「もう忘れなよ。先に進まなくちゃ」
4.「あなたの気持ちはわかるよ」
5.「かわいそうに」
6.「あなたにそんなことをしたやつは許せない」
7.「誤解してるんじゃないの?」

どうしてこの3つを伝える必要があるのか、また言ってはいけないのか、ぜひ本書を読んで理解を深めていただければと思います。

最後の章「第15章サバイバーからあなたへのメッセージ」では、性暴力被害を受けた若いサバイバーの紹介と共に、著者自身のことにも触れられいています。
著者は「これまで出会ってきたサバイバー全員に共通するテーマは勇気です」と言います。著者も性的虐待サバイバーとして、勇気をもって、自分自身の決断を信じ、痛みを抱えながらも、人生の歩みをすすめてこられたことが伝わってきました。
著者からの想いがこもったメッセージも、ここで紹介したいと思います。著者のメッセージが、少しでも多くの人たちに伝わりますように。

*****
最後にわたしからあなたへのメッセージです。
たくさんの天使があなたの人生に舞い降り、あなたを慰め、あなたの価値と大切さに気づかせ、その傷を回復へと変える手助けをしてくれますように。痛みを乗り越えた先は、きっとあります!どうしてわかるかというと、わたし自身もかつては、あなたと同じ場所にいたからです。回復への道のりを歩むことは楽なことではありません。まっすぐな道ではないし、短い道のりでもありません。でも、そこにたどり着いたとき、きっとあなたはがんばったかいがあったと思えるはず! 癒し、愛、友情、慈愛が、あなたの人生や心に注がれることでしょう。そこは、あなたの人生やありのままの、あたりまえのひとりの人間としていられるところです。あなたは、そういう存在として生まれてきたのです。天の恵みを、恵みを、そして恵みを!  シンシア・リン・メイザー
*****

11月からの後期の読書会は、DVをテーマにします。
近いうちにご案内させていただきますので、インフォメーションコーナーでご確認くださいませ。
女性の支援に携わる皆様のご参加をお待ちしています。

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2020.08.26 グループ/講座
30周年記念イベント第二弾「トラウマセラピー・神経自我統合アプローチを学ぶ」入門編を無事終了しました♡

もうすぐ8月も終わりですが、変わらず毎日暑い日が続いています。

先日、8月23日日曜日は創立30周年記念イベント第二弾として、浅井咲子先生を講師としてお迎えし「トラウマセラピー・神経自我統合アプローチを学ぶ」入門編を開催しました。定員30名のところたくさんのお申込をいただきましたが、最終34名で受付を終了し、スタッフ含めて総勢40名でのオンラインセミナーとなりました。

7月23日開催のイベント第一弾はZoomを使用したウェビナーでしたが、今回はZoomミーティング形式でのセミナーで、どちらも初ホストのためドキドキの経験でした。今回は咲子先生も大阪にお越しくださり、研究所からセミナーをご提供くださいました。先生、当日スタッフ、自宅から参加スタッフ含めて、皆で一致団結! 無事に終わったときの達成感を皆で分かち合えたのは何よりの喜びです。

もちろん、参加者の皆様にもご満足いただけたからこその達成感です(後日アンケートを紹介させていただきたいと思います)。
これも参加者の皆様のためにご尽力くださいました咲子先生のおかげです。

先生は、海外でたくさんのトレーニングを積まれ、たくさんの翻訳を手掛けられてきた豊富な知識と経験から、初めて神経系アプローチを学ぶ方にもわかりやすく解説し、お話くださいました。咲子先生に改めて感謝申し上げます。

先生からご寄贈いただいた翻訳出版されたばかりの『トラウマによる解離からの回復 』(国書刊行会)を読み始めましたが、解離(パーツ)のことが詳しく書かれていて、とても興味深いです。

著者のフィッシャー先生は国際EMDR学会の公認コンサルタントでもあるとのこと。
私自身が、これまで解離(パーツ)へのアプローチを学んできたのは主に日本EMDR学会の海外講師の先生方の研修なので、つながりを持って学べることがとても有難いです。

次回10月開催予定の「神経自我統合アプローチ~基礎編」も楽しみにしています!
それまでにスタッフ皆で本を読んで予習しなくっちゃ・・。

8月25日に発行されたばかりの浅井咲子先生の翻訳書。装丁も素敵♡
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暑いなか、お花も頑張ってます!

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2020.08.05 グループ/講座
創立30周年記念イベント第一弾、無事に終えることができました。感謝いたします♡

あっという間に8月に入りました。
先月7月23日は、研究所創立30周年記念イベント第一弾として、浅井咲子先生によるオンラインセミナー「生きづらさからの回復~いごこち神経プラクティス」を開催しました。

当日視聴、録画視聴含めて約80名もの方々にご参加いただくことができました。

「30周年を迎えられた感謝の気持ちを形に」という思いからのささやかな企画でしたが、皆様に喜んでいただけたことを何より嬉しく思います。
ご参加くださり、ありがとうございました!

お世話になっている方々から30周年のお祝いのメッセージもいただきました。
温かいお気持ちを寄せてくださり、有り難く感謝の気持ちでした。

講師の浅井先生には、準備から当日まで大変お世話になりました。
先生はいつも心を寄せて、優しくご対応くださることを有難いことと感謝の気持ちです。

そしてスタッフ皆で、力を合わせて準備し取り組めたことも、とても嬉しいことでした。

こうして無事に終えられたのも、講師の先生、参加者の皆さま、支えてくださる皆さま、スタッフ・・といろいろな人との温かいつながりのおかげです。
本当にありがとうございました!

さて、ほっと一息ついた後、今は次のイベント第二弾の専門家向けオンラインセミナーに向けて準備中です。
無事当日を迎えられますよう、裏方仕事を頑張りたいと思います。

毎日暑い日が続いております。コロナ感染拡大も懸念される状況ですので、皆様もどうぞお身体を大切になさってください。


可愛いピンクのお花で優しい心地に♡
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2020.05.11 グループ/講座
5月の女性のトラウマ読書会は・・オンライン上にて開催しました

昨日5月10日日曜日は、『あなたに伝えたいこと-性的虐待・性被害からの回復のために』を読む、今年度一回目の女性のトラウマ読書会でした。
今年度はコロナウィルス感染防止対策のため、はじめての試みですが、ビデオ会議Zoomを用いてのオンライン上の読書会となりました。

2014年から継続している女性のトラウマ読書会ですが(読書会形式のグループは1990年開設以来続いています!)、これまではハーマン著の『心的外傷と回復』を4年間、エレン・バス&ローラ・ディビス著の『生きる勇気と癒す力』を2年間取り上げ、主に女性のトラウマサバイバーの回復や癒しについて学んできました。今年度は性暴力を受けた子どもの支援のために「子ども」に焦点をあてた本からも学びたいと、本書『あなたに伝えたいこと』を取り上げました。

著者シンシア・リン・メイザーは性的虐待サバイバーとして回復した経験から「10代の男の子や女の子こそ性暴力や性的虐待についての本を必要としているのではないか」と、この本の執筆を手がけました。「10代ならではの問題や関心について語りかけ、さまざまな大変な状況を助け、回復への道のりを歩み始められるような本が必要」と気づいたことからと言います。

今回は「第1部 痛みが始まる」を読みあいましたが、著者は性暴力が犯罪であることを説明しながら、繰り返し「あなたはひとりではありません」「あなたは悪くありません」「あなたが性暴力をまねいたわけではありません」と子どもの目線に立ち、力強く語りかけています。サバイバーになるには、まずその前に「被害者であることを認めること」そして、安全を確保し自分を見だすためのただひとつの方法は「秘密を手放すこと」であると言います。「あなたはすべてを話すことができるはず。安全を手に入れる方法を見つめるために、この先も読み続けてくださいね」の言葉で第一部は終わり、第二部「助けを求めよう」に続きます。

本書を読み、子どもは子どもゆえにいかに自分がおかしいと思うか、責任を感じてしまうか、混乱するかということを再認識しました。だからこそ、著者が言うように「あなたの気持ち、あなたの感覚、あなたの考え、それを信じましょう」と繰り返し伝えることが大切なのだと思いました。

一人で本をさっと読むのではなく読書会で読むと、人と「時間と場所」を共有することにより、より本にもコミットできるように思います。
次回、6月の読書会もオンライン上の予定ですが、楽しみにしています。

コロナウイルスの影響で中止とするのではなく、オンライン上で開催できたことはとても嬉しいですが、実際に集える日がまた来ますことを願っています。

二回目からの参加も可能ですので、関心のある支援者の皆様のご参加をお待ちしています。
詳しくはこちら、お問い合わせください。→★


今朝歩きながら、道端で見かけた植物たち。
咲き終わった花、満開の花、これから咲く花、みなそれぞれに頑張ってるね!
IMG_6387 (002).jpgIMG_6390 (002).jpgIMG_6394 (3).JPGIMG_6396 (002).jpgIMG_6398 (3).JPGFLC玄関のお花。クライエントさんが挿し木の方法を教えてくれました。冬を越え、今年も咲いてくれてありがとう!
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2020.03.10 トラウマ
3月の女性のトラウマ読書会は・・

昨日は3月のトラウマ読書会。
今回は新型コロナウィルスへの対応として、担当スタッフ3名でSkypeを使って行いました。
初の試みでしたが、今回が最終回となるので、実施できたことに安堵しました。


2年かけて読み進めてきた『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』、
今回は本書の最後「訳者あとがき」「被害者を支えるまなざしとは-新装改訂版あとがきにかえて」「被害当事者が語る意味-解説にかえて」を読み、感じたことや印象に残ったことを語り、聞きあいました。

あとがきでは、新装改訂版が刊行されるまでの経緯や思いが綴られています。本書は日本で初めてできた女性サバイバーのグループメンバーにより、7年の歳月をかけて翻訳され、そして刊行後一年足らずでの入手困難となるも、7年後に新装改訂版として復刊されるに至ったのですが、本書の出版を待ち望む人々の声、応援によってこうして本書が再びこの世に出ていることが本当に素晴らしいこと、尊いことと思いました。

訳者あとがきから、女性たちの思いが伝わり、胸に響きました。たくさんのサバイバーの声から生まれ、待ち望まれ、翻訳された本書から、サバイバーの魂の声を聞かせてもらったように思います。

本文はかなりのボリュームがあるので、最初から一人で読もうと思うと圧倒されるかもしれませんが、そんな時はまず最後の「訳者あとがき」から読んでみるのもお勧めです。

本書は、虐待から回復するためには何が必要か、自分を癒すとはどういうことか、それによって人生はどう変わるかなど「癒し」に焦点があてられいています。癒しの過程、具体的にできること等、とても丁寧に紹介されているので、目次をみて、関心のあるテーマから読んでみるのも役に立つと思います。

「誰もが自分自身の人生の専門家」であり、自分の感覚を信頼していいこと。

著者が伝えてくれたこのメッセージを大切に、カウンセラーとしての自分を絶えず振り返ることに努めたいと思いました。

次年度の読書会の予定はまた改めてご案内させていただきます。

            温かくなり、一週間でヒヤシンスが咲きました!

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2020.01.22 トラウマ
2020年1月の女性のトラウマ読書会は・・

1月12日(日)は今年最初の女性のトラウマ読書会を開催しました。

『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』、今月の読みあいは「第四章サバイバーを支える」の「パートナーへ」の箇所でした。結構なボリュームですが、パートナーだけでなく、サバイバーの家族やサバイバー自身にとっても役立つものとなっています。

「子どもの頃の性的虐待の癒しに取り組んでいるサバイバーのパートナーであることは、苦悩と恩恵の両方にあずかること」と著者は言います。癒しに積極的に取り組む人と共に過ごすということは成長しあえる関係を持つということ、そして、パートナー自身にとっても自分の内面を見つめ内的成長を促す機会ともなり得るのです。

そのためには、パートナーを支える支援も必要です。サバイバーを支えるパートナー同士の集まりのなかで、パートナーが感情を分かち合い、2人の苦難の時期を乗り越えようとしている様子に、感銘を受けました。本書では、2人が直面している問題の原因は「相手にはない」ということを理解し、味方どうし手をつないでいくための知恵やさまざまな工夫を授けてくれています。サバイバーを支えるパートナーや家族には、ぜひご一読をお勧めします。
小見出しは下記のとおりです。

恩恵
個人攻撃ととらない
羞恥心を乗り越える
支援を得る
味方どうしで手を繋ぐ
コミュニケーション
痛み、悲嘆、抑うつとどう付き合うか
管理欲求
信頼
真の虐待者はだれ
サバイバーの家族
性の感性
この関係を続けたいか/離別/別れないとしたら
強くてすてきな絆

昨年12月は「カウンセリング」「サバイバーを支える家族へ」を読みあいました(ブログはお休みしてしまいました)。
来月は「真実を見すえる~サバイバー攻撃に応えて」です。

二年かけて読みすすめてきた本書もあと2回、2月と3月で読み終えます。

関心のある方はぜひご参加くださいませ。→詳しくはこちら

こちらのシクラメンの鉢、2年ぶり?今年は開花してくれそうです!
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2019.11.10 トラウマ
10月、11月のトラウマ読書会は・・

朝夕と冷えこむ季節になりましたが、この一週間、いいお天気が続いていて嬉しいです。今日は日差しが暑いと感じるくらいで、外を歩くのがとても気持ちよかったです。

今日の午後は『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』女性のトラウマ読書会。10月の読書会の報告は書きそびれましたので、今日のブログと一緒に書き残しておきたいと思います。

10月13日の読書会は「子育てと親業」(292-312頁)がテーマでした。
子育て、親業(親になることを学ぶ)は大変な仕事です。サバイバーにとっては、子どもとの触れ合いを通して、虐待を受けたのは自分のせいではなかったと知ったり、自分を癒す動機とも支えともなる一方で、子どもと接することで未解決の感情が湧きあがることもあります。昔の記憶が刺激されたり、自分の傷つきやすさを思い知らされるかもしれません。本書では「自分の強さや弱さと向き合う」「境界線を引くこと」「子どもたちを守る」「家族や加害者への対応」「我が子が虐待されたら」「子どもを虐待してしまったら」など、丁寧に親業について書かれています。

「子どもたちを守る」では、自分を守る方法を教えるプログラムにも触れられていましたので、以前、女性ライフサイクル研究所で実践していた「性的虐待防止教育」のことを思い出し、紹介させて頂きました。その取り組みについては一冊の本にまとめていますので、関心がある方にぜひ読んでいただければ嬉しいです(最後に紹介します)。


本日11月10日の読書会では「実家との関係」(313-337頁)を読み合いました。加害者が家族の一員である場合や、親きょうだいがあまりに支えにならなかったり批判的な場合、「実家との関係」を維持できなくなってしまいます。また自分の居場所を失う不安に直面してしまいます。
「親族に味方がいるなら」「親族との関係を見直す」「基本的なルールを決める」「限界設定の波紋」「加害者とどう接するか」「気持ちに区切りをつける」など、サバイバーが直面しうる問題についてどう対処すればよいか具体的に書かれています。「時間をかける」ことが大切である一方で、とても辛いことですが「幻想を捨てる」ことも必要となってきます。癒しのために一番大事なことは「自分のニーズを大切にすること」「自分に役立つことをすること」「自分で選択すること」と述べる、著者がサバイバーに寄り添う一貫した言葉はとても力強いです。

日曜日のひと時、温かい暖房カーペットにほっこりしながら、学びを参加者で共有することができてうれしく思います。
次回は12月8日、皆様のご参加をお待ちしています。→詳しくこちら★

【関連図書】
『新版:子ども虐待(いじめ)の防止力を育てる~子どもの権利とエンパワメント』村本邦子、西順子、前村よう子著、三学出版発行。

秋らしいお花ではないのですが、「綺麗ですね~」と声をかけて頂き嬉しかったです。
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2019.09.23 トラウマ
9月の女性のトラウマ読書会は・・

先週末から急に半袖では肌寒く感じるようになりました。久しぶりのブログです。

9月の女性のトラウマ読書会では、『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』の第三章「行動パターンを変える」の一つテーマ「セックス」を読みあいました。

「本章で紹介される性的感性(セクシュアリティ)についての見解は、同性愛であれ異性愛であれ、すべての女性に当てはまります。(略)性的な癒しを必要としているのはサバイバーだけではありません。私たち女性は、健やかで、自分を大事にした性的感覚を育みににくい文化に生きています」と著者は冒頭で述べていますが、女性が自分自身のセクシュアリティについて考え、見直すために役立つ内容が書かれています。

フラッシュバックが起こったり、恐怖心を抱いたり、虐待が繰り返されるなどトラウマの影響について理解し、どのようにすればよいか、具体的な行動の指針も示されています。虐待的な関係のパターンを変え、パートナーとの関係を時間をかけて育んでいくことについても、とても丁寧に書かれていると思いました。

皆で読みあうことで、セクシュアリティについて考えることができて貴重な時間でした。

次回は10月14日は「子育てと親業」がテーマです。
関心のある女性の皆さんのご参加をお待ちしています。
詳しくはこちら→★

スタッフからの差し入れ。素敵なお花のおすそ分け、ありがとう♡
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2019.07.16 グループ/講座
7月の女性のトラウマ読書会は・・

7月14日日曜日午後は『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生き抜く女性のためのガイドブック』を読む、女性のトラウマ読書会でした。

今回の読みあいは「親密な関係」がテーマ。
親密な関係とは、「信頼、尊敬、愛情、そして深い共感を基盤とした人間どうしの絆です。私たちは恋人やパートナー、友だちや家族と関係を作りながら、互いに思いやることを学びます。」と著者は言います。

いい人間関係とはどういうものか、どんなリスクがあるのか予測すること、信頼することを学ぶこと、他者との距離、境界線、対立したときはどう対処するか、与えることと受け取ること、悪い関係を見分ける、楽しむこと・・等について、説明しながら具体的な方法を紹介しています。

試行錯誤により信頼を学んだというサバイバーの言葉は、力強く印象に残りました。
「私は他者を、自分を、世の中を信頼することを知らなかった。・(略)・・自分をもっと理解し、受け入れ、自分に責任を持てるようになるにつれて、自分次第で現実を変えられることがわかってきた。信頼するに値する時と人と場所があるのだ。良きも悪しきも、来るものはすべて受け入れなければと思い込んでいたが、そうではなかった。選択の余地がなかった三歳の頃はそれも真実だったが、三十代の私は、初めて本当に自分の人生を歩き始め、選択し始めたのだ。はじめは混乱したが、時とともに上手になっている。」(243頁)

親密な関係について考えてみたい、見直してみたいという方にはぜひご一読をお勧めしたいと思います。
私自身も親密な関係について振り返る機会になりました。「信頼、尊敬、愛情、深い共感を基盤とした人間どうしの絆」を大切にしていきたいなと改めて思いました。

読書会は来月はお休みさせて頂きます。次回は9月、関心のある皆さまのご参加をお待ちしています。

                  スタッフから差し入れのランが素敵です♡
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2019.06.11 グループ/講座
6月の女性のトラウマ読書会は・・

先日の日曜日、6月9日は『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』を読む、女性のトラウマ読書会でした。今回は「自分の身体」(220-237頁)を読みあいました。

身体への嫌悪を、愛情に変える、
解離状態から身体に戻る、
無感覚から感じることへ、
身体の声に耳を澄ます、
身体を動かす、
不眠、
病んだ身体をより健康に、
嗜癖から自由になる、
摂食障害、
自傷行為から自助へ、
護身術、

・・どの項目も、自分の身体とのつながりを回復するために大切なことです。「不眠で苦しんでいるとき、やってみること」「身体とつながるためのエクササイズ」など、身体を大切にするヒントがたくさん紹介されています。

本書を読んで、私にとっては、身体を大切にするためにはまず「時間」が必要だと思いました。身体とつながるためには「今、ここ」で、身体に意識を向ける必要があります。でも、一日のうち実際に身体に意識を向ける時間はなんて少ないことか・・。唯一、身体に意識を向けているのが、朝10分、寝る前15分のヨガの時間かな(もちろんできない日もありますが)。「美味しい~」とゆっくり味わってご飯を食べる、「あったまる~」とゆっくりお風呂に入る、地に足つけてしっかり歩く・・等、日常生活の中で、その「瞬間」を大切に、もっと身体に注意を向けて大切にしてあげたいなと思いました。

読書会でのシェアリングの後、実際にエクササイズを皆でやってみました。少しの時間でしたが、心拍が落ち着いて、重心が下に下がると、眠気も感じました。一人でするのもいいですが、皆で一緒にするエクササイズもいいなぁと温かい気持ちになりました。

次回、7月14日は「親密な関係」
関心のある女性の皆様のご参加をお待ちしています♡

女性のトラウマ読書会について、詳しくはこちら→
                      
                   今週のお花。百合が大きい!
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女性のトラウマ読書会について、詳しくはこちら→


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