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所長のブログ~ただ今修行中

2022.11.23 日々のこと
近況から~学会、授業、CAREワークショップ

今日は久しぶりの休日。老親の面会のため少し遠出しました。残念ながら雨でしたが、車中の窓から、赤オレンジ黄色・・と色づく木々、山の風景に季節を感じることができました。ブログもすっかりご無沙汰し、今年もあと一か月少しとなりました。今日は近況報告をしようと思います。

秋は学会シーズン。10月は毎年参加しているEMDR学会継続研修、久しぶりの日本心理臨床学会大会、日本臨床心理士会主催研修に参加しました。全てオンラインです。オンラインは手軽に参加しやすいというメリットはありますが、日常生活の延長線上にあるので、現場の空気感を肌身で感じられないのは残念です。でもオンラインだからこそ参加できた、というのもあるのでそれもいいかなと思います。

11月は、CNS(家族支援専門看護師)を目ざす院生さんへの後期授業、保護者向けCAREワークショップ、女性のトラウマ読書会を開催しました。

授業は非常勤講師として前期・後期と一コマずつ担当して早10年がたちました。今年は学生さんと対面授業。生でお会いしてコミュニケーションがとれるのは嬉しかったです! スタッフがオンライン参加で、初のハイブリッジ式?!でロールプレイも試みましたが、皆がこの場を楽しんで学んでくださったようで、私も充実感で満たされました。

保護者向けCAREワークショップは、初のオンライン。しかもママパパ講座として日曜日に開催しました。初の試みのため、参加者は三組とさせて頂きましたが、ママさんが受講できるようパパさんが子どもをあやしながらご参加くださり、頼もしく感じ入りました。子どもをあやしながらも「勉強になった」というお声も聞かせていただき、本当にこの企画を試みてよかった~とほっと安堵しました。
もちろんママさんもしっかり学んでくださり「子どもとのよい関係性(絆)を強めるスキル」を実践できる手ごたえを感じられたようで、よかった~と安堵しました。自信をもって子育てを楽しんでいただけるといいな~と思います。

当日は、私も含めスタッフ全3~4名でママパパさんをお迎えしました。温かいサポートを提供してくれたスタッフのみんなにも感謝の気持ちです。

今回のワークショップで、ママさんパパさんの反応を通し、CAREプログラムが本当に子育てに有用なプログラムであることを実感しました。子育て中の全ての親御さんに知ってもらいたいプログラムです。全国にCAREファシリテイタ―がいますが、これからもファシリテイタ―が増えて、一人でも多くの保護者の方にCAREプログラムが届けられますようにと願っています。また私たちもこの試みをどう今後につなげていけるか、考えていきたいと思います。

書いていると長くなってきましたので、今日はここまでにしようと思います。
女性のトラウマ読書会では後期も前期に引き続き『身体はトラウマを記録する』を読み進めています。また研究所スタッフ読書会では今『心的外傷と回復』を読み進めています。何回読んでも新たな発見があります。こちらの本についてもいずれぜひ紹介したいと思います。

これから寒さも強まっていくと思いますが、皆さまも温かくしてお過ごしください。この季節の紅葉を少しでも楽しめますように。

今週のお花です
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2022.03.27 グループ/講座
2、3月の活動報告~講師活動、SE™トレーニング、読書会、内部研修

あっという間に今年度も終わりです。
毎日朝晩、戦争のニュースが気になり目が離せません。安全と平和を祈りつつ、昼間はその日一日の予定に合わせて行動することであっという間に一日が終わってしまいます。ブログも久しぶりとなってしまいました。

2月は講師の仕事が二件。2年ぶりにCARE専門家向けワークショップ開催。少人数でしたので対面にて福祉職の皆様にCAREプログラムをお届けしました。数年ぶりに兵庫県の女性相談員さん向けスーパーバイズ研修にも行かせて頂きました。こちらも少人数でしたので対面で。
オンライン研修もいいですが、やはり対面で直接お話ができるのは嬉しかったです。貴重な機会をいただきありがとうございました。

3月前半は関西SE™中級トレーニング。今回もオンラインでのトレーニングとなりましたが、講師の先生、オーガナイザーの皆さま、アシスタントの皆さま、受講生の皆さまと共に充実した学びの時間をもたせて頂きました。皆様に感謝です。私自身、アシスタントとしてもっと成長できるように努めていきたいと思います。次回秋には対面のトレーニングで皆様とご一緒できることを心待ちにしています。

女性のトラウマ読書会も3月第一日曜日に最終回。『別れる?それともやり直す?カップル関係に悩む女性のためのガイド』は女性をエンパワメントする姿勢が貫かれ、とても勇気づけられる本でした。でも一人では最後まで読破できなかったと思います。共に学ぶ仲間、参加者の皆さまがいたからこその学びの時間となりました。ありがとうございました。また次年度の読書会も楽しみです。

そして26日の晩、今年度内部研修の締め括りは浅井咲子先生のグループコンサルテーション、オンラインにてご指導いただきました。咲子先生が開発された神経自我統合アプローチ(NEIA)を元に理論からアプローチまで、たくさんの臨床のエッセンスを学ばせて頂きました。
咲子先生とは一年ぶりにお目にかかれ嬉しかったです。こうしていつも温かくご指導・ご支援いただけることに心より感謝の気持ちです。

あと数日で3月も終わります。3月、4月は別れと出会いの季節。皆様方にとってよい節目の時間となりますように心よりお祈りいたします。

シクラメン、今年も綺麗に咲いてくれました♡
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2021.09.17 グループ/講座
9月の女性のトラウマ読書会~『DVにさらされる子どもたち』を読む最終回

台風が接近しています。大阪の空も暗く、風と小雨に身構える心地です。どうぞ無事に過ぎ去ってくれますように。

さて、先日12日日曜日は、女性のトラウマ読書会前期の最終回でした。前期はバンクロフト氏らの翻訳書『DVにさらされる子どもたち~加害者としての親が家族機能に及ぼす影響 』を読み進めてきました。
今回は、最終章の第9章「加害者の親としてのあり方について専門家の対応を改善する」を読みあいました。

9章では「加害者の親としてのあり方が改善されれば、被害女性と子ども双方の情緒的安定や身体的な安全を促進する手助けとなり、長期的には加害者本人の生活の質も改善されることにつながる」と、専門家それぞれに向けた具体的な助言としてまとめられています。

具体的には、①子ども専門のセラピストや家族療法家、②親権評定の担当者、③家庭裁判所、④児童保護機関や裁判所、⑤親教育の担当者、⑥心理テストや精神鑑定の担当者、⑦加害者プログラム、⑧被害女性プログラム、⑨監督つき面会センター、⑩家事事件専門の弁護士および弁護士、に向けて提言しています。
この章を読んで母子の安全と回復を支援するためには、いかに地域社会全体での共通理解と対応、連携が必要なことかを認識しました。

ここでは、すべての専門家にあてはまる共通する基本原則を紹介します。
第一に「DVが家族の相互関係のパターンに与える影響について認識しなければならない。・・家族関係の力学の高度な分析を可能にするためには、虐待に関連したトラウマや外傷性の絆に関する文献に通じる必要がある」、
第二に「加害者のパートナーに対する行動それ自体に、加害者の親としてのあり方についての重要な情報が含まれている。母親への暴力は、加害者の親としての行動の一環として理解する必要がある。」と言います。

その他、有効な原則に「子どもの安全を確保する最善の方法は、母親自身の安全を増大させることにある」もあります。
また「ジェンダー・バイアスは今なお、DVケースにおける現場での誤りを助長する問題である」と思い込みや偏見についても指摘しています。「どの専門家も『DVにさらされた子ども』ではなく『加害者にさらされた子ども』という表現を使うべき」と強調しています。

今年前期は、バンクロフトさんの研究や活動実績からたくさん学ばせて頂きました。
今回は特に、家族の「力学」を理解、分析する視点を養う一歩になったなと思います。
加害者が子どもに及ぼすリスクは、別居・離婚後にむしろ増大する可能性があることがわかっています。各専門家や専門機関では、別居・離婚後に母子の安全を最優先に、中長期的な支援対策ができるようにと願うところです。

さて、読書会の後期は、11月から全5回で開催します。
後期にとりあげる本は、バンクロフト氏&パトリッシ氏共著『別れる?それともやり直す?~カップル関係に悩む女性のためのガイド』です。バンクロフト氏著書第二弾!

カップル関係に悩む女性をよりよく支援できるように、まずは私たちが女性として、支援者として、学ぶことができればと思っています。
詳しくは、9月末頃にご案内予定です。関心のある支援者の皆さまのご参加をお待ちしています。

〔関連情報〕
DV相談プラス(電話、メール、チャットでも相談できます)
その他、女性への暴力・相談窓口一覧(内閣府HPより)→★



ローズ色のトルコ桔梗。秋らしい色合いにトキメキます。
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2021.08.04 グループ/講座
8月の女性のトラウマ読書会&スタッフ読書会

コロナ禍のなか、猛暑が続いています。

あっという間に8月に入りましたが、1日は第四回女性のトラウマ読書会、昨日3日夜はスタッフ読書会と、読書会続きでした。

『DVにさらされる子どもたち』を読む女性のトラウマ読書会では、第7章「回復への支援:加害者が子どもに与えるリスク評価と面会プラン」第8章「変化は本物か? :加害者の親としての変化を評価し促進する」を読みあいました。

7章では、別居後に加害者が子どもに与えるリスクの評価について述べられています。別居後、監督なしに加害者が子どもと接触する際にあらゆる面でリスクが高まることが詳細に書かれており、驚きでした。母親の権威を貶め、母子関係を損なうリスク、権威主義的態度で子どもに関わるリスク、子どもを放任し無責任な態度で関わるリスク、母親に対する新たな脅しや暴力に子どもをさらすリスク・・等。
そのためリスク・アセスメントを行いますが、その際に必要な情報は、本人の他、現在・元パートナー、子ども、友人、親戚、裁判所や警察の記録、児童保護機関の記録、学校の教職員、その他関係者から幅広く収集するということでした。

本書を読んで、米国では(著者の州?)、離婚後の子どもとの面会プランを、評定者が綿密にアセスメントの上で決定し、その後も加害者の変化のステップを評価し続けることがわかりましたが、日本におけるシステムや社会での問題意識の違いには愕然としました。

親権を決定し、面会プランを設定する際の第一の目的は「子どものおもな生活の場となる家庭が安全で安心できる環境にすること」子どもがきょうだいや暴力を振るわない親との間に健全な人間関係を育めるよう支援すること」であり、「まずはこの目的を優先すること」と著者は言います。
別居・離婚後においても、地域社会全体、関係機関で、子どもの安全と安心、傷つきからの回復を第一にする視点とその取り組み方を、わが国の裁判所や関係機関、支援者も学ぶ必要があると思いました。

3日は『トラウマによる解離からの回復』を読むスタッフ読書会。今回は7章「自殺願望、自己破壊、摂食障碍、嗜癖のパーツに働きかける」8章「セラピーの難点-解離性症状と障碍」について読みあいました。
境界性人格障害の症状、DID はじめとした解離症状に、どう働きかけるのか、具体例(セラピー場面でのセラピストとクライエントのやりとり)が書かれているので、とてもイメージしやすくてわかりやすいです。

著者は構造的解離モデルとセンサリーモーター心理療法(SP)を統合し、内的家族システム療法(IFS)なども用いながら、身体と神経系、パーツに働きかけるアプローチを行っていますが、「いま、ここ」を大事にし、内なる対話を大事にした著者のアプローチ法はとても安全で、信頼と温かさに満ちているな・・と大変学ばされます。

今後も一歩ずつ、スタッフと切磋琢磨しながら、研鑽を積んでいきたいと思います。

【関連記事】
2015年12月:FLCスタッフエッセイ「ドメスティック・バイオレント(DV)の家庭で育った子どものトラウマと回復」

猛暑のなかお花が枯れやすいですが、百合は強いな~! 
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2021.06.14 グループ/講座
6月の女性のトラウマ読書会は・・

昨晩は夜中の雷にびっくり飛び起きましたが、今朝は晴れていいお天気になりました。

昨日日曜日は、『DVにさらされた子どもたち』読書会の二回目。
今回は第三章「衝撃波:加害者が家族に及ぼす影響」第四章「近親姦を犯すDV加害者」を読みあいました。

第三章では、DV加害者の行動パターン全体が家族の力学に重大な影響を与えることついて、研究や著者の経験を踏まえながら解説されています。重大な影響とは、一言でいうと「家族の絆の断絶」です。子どもにみられる症状の主な原因の一つは、この「家族の絆の断絶」にあると著者は言います。

わかりやすく、一つのエピソード(複数のケースを組み合わせて作成されたもの)を用いながら、母親の権威のおとしめ、母子関係の悪化、子どもを武器ととして利用する等、家族を分裂させていく様が説明されています。

他にも、特定の子どものスケープゴート化、あるいはえこひいき、役割逆転、絶え間ない恐怖にさらすことや情緒的ネグレクト等、子どもへの影響も深刻と言えます。母親の子育ても通常の何倍も大変になります

そのため、子どもを支援しようとする専門家は、「母親の権威の失墜、母親に対する否定的な見方が加害者から子どもに伝わること、虐待が引き起こす家族の分裂という重要な問題を考慮する必要がある」と言います。そして、長期的な回復と福祉の助長のためには、情緒的なトラウマ回復の支援と共に「母親やきょうだいとの絆を修復、強化できるように手を貸すことが重要」と訴えています。

第四章では、まず「近親姦加害者とDV加害者」の関連を先行研究を概観しています。そして、小児性愛者と近親姦加害者との違い、DV加害者と近親姦加害者に見られる共通点や、共通する態度の特徴を解説しています。
そして、精神保健や法律の専門家は、「この二つの虐待に共通する力学を理解することによって、両者の影響を受ける子どもへの対応を強化することが可能」と提言しています。

DVにさらされた子どもには、トラウマの回復のみならず、母子やきょうだい間の絆を回復できるよう、児童福祉はじめ福祉全般、司法、医療や心理など、多層的な支援が必要だということを改めて思います。DVは社会的な問題であることを再認識しました。

一人で読み込むのは難しいですが、読書会では皆で共有できるからこそ、しっかり学ぶことができて有難く思います。

ちなみに、今年度のスタッフ研修のテーマは「解離」です。前半は『トラウマによる解離からの回復~断片化された「私たち」を癒す』(ジェニーナ・フィッシャー著、国書刊行会発行)のスタッフ読書会として学んでいくことになりました。スタッフ読書会は初めての試みです。
昨年、30周年オンラインセミナーで講師を務めてくださった浅井咲子先生の翻訳図書を、今年も引き続いて学び、スタッフ一一同、研鑽に努めてゆければと思います。

ラベンダー色の花弁にうっとり。
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2021.05.09 グループ/講座
『DVにさられさる子どもたち』読書会がスタートしました

日中は汗ばむ陽気。家にいるのはもったいないようなお天気でしたが、今日は朝から一日Zoom。
午前はSEコンサルテーショングループに参加、午後は女性のトラウマ読書会。『DVにさらされる子どもたち~加害者としての親が家族機能に及ぼす影響』を読む、第一回目を開催しました。

本書は、DVの専門家、セラピスト、児童保護機関や裁判所の担当者、被害者である母親や子どもの生活に、個人的あるいは専門的な立場からかかわるすべての人に向けてかかれたもので、「ここに示した考察や実践的提言が、DV被害女性や子どもへの効果的な介入の実現に役立つことが私たちの願いである」と著者は言います。

本日は「序」「はじめに」「第一章ドメスティック・バイオレンス加害者とは」「第二章『力』を行使する親」を読みあいましたが、改めて、本書は子どものトラウマ・インフォームドケアの実践のための必読図書!、子どもと関わる支援者にはぜひ読んでほしい、という思いを強くしました。
著者ランディ・バンクロフトとジェイ・G・シルバーマン共に加害者カウンセリング専門家であり、加害者プログラムのディレクターであることから、広範囲の文献研究と長年の臨床経験を元にした考察と提言は説得力があります。

でも、本書は既に絶版になっていると、本日参加者の方から聞いてびっくり。広く読まれなくなるのはとても残念ですが、バンクロフト氏の本は他にも翻訳されているので、関心のある方にはご一読をお勧めします。(→★

なお、『The Batterer as Parent』の日本語版の本書は、ジャパン・ソサエティが主催した「日米女性リーダー交流プロジェクト」の成果として、アジア女性交流・研究フォーラム、せんだい男女共同参画財団、福島県青少年育成・男女共生推進機構、横浜市女性協会の4つの組織が共同で企画し、2004年に発行されています。ちょうどこの年に、改正・児童虐待防止法では子どもの目の前での配偶者間暴力は子どもへの心理的虐待であるとして明記され、改正・DV防止法では保護命令の範囲が被害者と同居する子どもにも拡げられました。

DV家庭においては児童虐待の観点から子どもの安全を考えることも重要であると、被害母子への支援や連携の必要性が認識されはじめたこの時期に、本書が発行されていることはとても意味深いことだと感じいります。

しかし、日本語版がでた2004年から既に17年たつというものの、DVが子どもに与える影響についての社会的認知はまだ十分ではないと感じます。
私自身も、本書を通してDVの影響について再学習しながら、現在のDV家庭を取り巻く社会的状況についても理解を深め、よりよい支援について考える機会としていきたいと思います。


可愛いアジサイ、ダンスパーティ。ほんと花が踊っているよう♡
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2021.01.18 CARE/PCIT
インターネットCARE

今朝は気持ちのいいお天気。
昨日日曜日の午後は、所内研修として専門家向けインターネットCAREワークショップを開催しました。
昨年はコロナ禍により、対面でのワークショップが開催できませんでしたが、今年はインターネットCAREとして提供できればと、まずはスタッフ対象に行いました。

3時間半、皆が熱心に参加してくれ、ビデオ教材をみたり、ワークをしたり、ロールプレイでのスキル練習もばっちり!
ただ、時間は思った以上にかかり(PC操作など)、ワークショップ後半部分は後日に持ち越しました。でもとにかく、実施できてよかったです。
そして何よりも熱心なスタッフから私もエネルギーをもらい、本当に頼もしい~と心から感謝の気持ちでした。

CAREについて詳しくはこちらをご参照ください。→CARE-Japan

今朝はいつものお花屋さんへ。お花屋さんにはフリージア、水仙、チューリップ、スイトピー・・と既に春。
コロナ禍のなか今年の冬は特に春が待ち遠しく感じられます。


フリージアのいい香りにうっとり。
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2021.01.10 グループ/講座
2021年仕事始め

1月5日の仕事始めから最初の週が過ぎました。
5日はスタッフミーティングもあり、今年の抱負をシェアしてのスタートでした。
今年もよりよい支援ができるようにスタッフ皆で研鑽に努めたいと思いますので、よろしくお願い致します。

さて、今日は女性のトラウマ読書会。
『DVはいま』の7~9章「弁護士による支援」「アドボケーターによる支援」「コミュニティ・セラピストによる支援」について学び、本を読んで感じたことや、日頃支援の際に感じていることや問題意識などをシェアしました。
一時間半の読書会はあっという間。もっと意見交換したり、共有する時間がほしいな~というところですが、また次回を楽しみにしたいと思います。

年明けから、厳しい寒さとコロナ感染拡大、外出自粛モード・・で、心も憂鬱モードになりがちです。春が来るまで何とか少しでも明るい気持ちで過ごせればと思います。私の場合はまず取り組みたいのは運動!
自宅での筋トレ毎日10分、朝のウォーキング・・既に3日坊主になりましたが(生活習慣かえるのは本当に難しい!)、週に何日かでもできるように頑張ろう~と思います。

皆様も心身ともに温かく過ごせますように。


今週のお花。かわいいブーケにほっこり。
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2020.11.22 グループ/講座
30周年記念「よりよい女性支援のために」研修

昨日は一日研修。顧問の村本邦子を講師に迎え、女性ライフサイクル研究所と女性ライフサイクル研究所Felien(フェリアン)のスタッフ向けの研修「よりよい女性支援のために」をオンラインにて開催しました。

全国の婦人相談員さんへの研修を長年継続してきた村本はその経験から「体験を共有することが一番の学びになる」と言います。
村本のファシリティトに従いながら、互いの体験を語りあい、30年の女性を取り巻く社会の変化、歴史を振り返りながら、よりよい女性支援について考えていきました。

創業の精神「女性の視点から女性のサポートを」の原点に立ち戻り、その土台を共有し、そして30年の歴史を経てきた「今」の私たちを、それぞれが相対化して捉えなおす作業となりました。

私自身「よりよい女性支援」の答えは出ないけれど(また答えはないだろうけど)、皆の体験や考えを聞かせてもらうことで、今も何だか頭の中の細胞が活発に動いているような感じです。シャッフルされて、自由に動いている感じで、久しぶりな感覚です。

でも一つ明確になったことは、「ジェンダーの視点抜きには女性支援は語れない」こと。社会構造からみる視点を持ちながら、かけがえのない一人として「その人らしく生きる」ことに少しでもお役立てるよう、これからもスタッフや仲間と共に「よりよい女性支援」のために、研鑽を重ねてゆければと思います。

最後の一時間はZoomお茶会。楽しかった研修会、とにかく時間があっという間に過ぎました。またこうして皆で語り合い、共有できる次の機会を楽しみにしています!

講師をつとめくれた村本、参加くださったフェリアンのスタッフと研究所のスタッフ、皆に心から感謝の気持ちです。

追伸:30周年企画として、年報代金無料ご送付(送料のみかかります)を行っています。ぜひご覧ください。→★

今日もいいお天気。赤とピンクのカーネーションが華やか♡

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2020.11.08 グループ/講座
女性のトラウマ読書会『DVはいま』を読む、スタートしました。

今日から今年度後期の女性のトラウマ読書会がスタートしました。月一回全5回、来年3月まで『DVはいま-協働による個人と環境への支援』を読み進めていきます。
本書はコミュニティ心理学の視点から、当時(2013年発行)のDVを取り巻く状況についてまとめられた本で、DVに関わる様々な立場の専門家が各章を執筆しています。コミュニティにおけるDV被害者支援、加害者対策の全体像を知り、個人への支援はもちろんのこと、コミュニティでの連携や協働について学び、考える上で役立つのではないかと今回本書を取り上げました(研究所顧問の村本邦子も二章執筆しています)。

本日の読み合わせでは、第一章から第三章まで、日本、アメリカ、韓国におけるDV被害者支援、対策について歴史的な変遷をもとに学びましたが、DVは国、人種、文化を問わず世界的な問題であること、そして女性への暴力は未だ解決されておらず課題であることを改めて認識しました。

こうした「読書会」という場があることで、日常から離れて本を読み、参加者のみんなと話し合い共有できることは有難いなと思います。今日もとてもエンパワーされました。これから半年、DVをテーマに焦点をあてて、情報をアップデートしつつ、学びなおしていきたいと思います。

コミュニティ心理学的視点からみた女性の支援について関心のある方は、年報『女性ライフサイクル研究』で取り上げている下記の論文もご覧いただければ嬉しいです。

■メアリー・ハーベイ(村本邦子訳)「生態学的視点からみたトラウマと回復」『女性ライフサイクル研究第9号:特集女性のトラウマと回復』
■メアリー・ハーベイ(村本邦子訳)「女性のトラウマに関わる臨床家の使命」『女性ライフサイクル研究第10号:特集フェミニスト心理学をつくる』







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