- 2015.12.18 講師活動
- DVトラウマと回復、講師を務めさせていただきました
昨日は鳥取県へ。県主催のDV被害者支援職員研修にて「DV被害者と子どものトラウマと回復~支援者に求められもの」をテーマに講師を務めさせて頂きました。
「子どもの暴力にどう対応したらいいか」など現場のニーズから、DVの子どもへの影響を中心に午前の講義と午後の演習で進めました。子どもへの影響を中心にお話させて頂いたのは初めてでしたが、DVの家族への影響、トラウマの影響から、回復として大切な「愛着」「自己調整」「絆を強めるコミュニケーション」について、お伝えしました。そして「安全で安心できるコミュニティをつくること」について。
後半では、CARE心理教育的介入プログラムから簡単なロールプレイも体験いただきましたが、アンケートでは、実践的でわかりやすかったというお声をたくさんいただき、心から嬉しく思いました。 皆さまの「うんうん」という頷きに私もエンパワーされました。これも参加者の皆さま方が懸命に母子支援に力を尽くされているからこそと、頭が下がる思いでした。そして、お世話になりましたご担当者様にも心から感謝の気持ちでした。
鳥取県でDV研修をつとめさせて頂いたのは二回目。前回の担当部署は違いましたが、確か数年前・・と、帰宅後に過去のレジメを探しみたところ、なんと平成20年。え~もう7年も経つんだ・・と驚きでした。
月日がたつのは早いです。7年ぶりの倉吉駅は改築されて立派になり駅前のお店も増えていましたが、空気が澄んで、空が広く見渡せるのは、7年前と同じ。またご縁がありましたことに感謝でした。
昨日で今年の講師活動も無事に終わりました。
仕事納めまではあと10日。引き続き、日々の臨床活動に取り組みます。
いいお天気で空気が澄んだ朝でした。