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所長のブログ~ただ今修行中

2015.08.23 学び-ワークショップ他
臨床セクソロジー講座に参加しました

22・23日の二日間、『支援者のためのセクソロジー講座~相談において「性」のテーマを扱うということ』に参加しました。講師は早稲田大学、上智大学などで教鞭をとられているダリュシュ・スコブロインスキー先生(哲学博士、心理学者、臨床セクソロジスト)。

臨床のなかで「性」は重要なテーマにも関わらず、なかなか学ぶ機会がありません。「臨床で性を扱う際に役立つ理論的枠組や実際に臨床で活用できる手法などを学べる講座」という案内文に、ぜひ必要なこと、学んでみたいと、東京まで行ってきました。


今回は講座第一回目で「臨床セクソロジーとセックスセラピー」がテーマ。臨床セクソロジーとは「性機能障害などの研究、個人やカップルに用いられる治療的アプローチや手法に関する研究」のことで、それらを実際に使うことをセックスセラピーと呼ぶ、とのことです。


人口統計学から見て今の日本の状況から、セックスセラピーの倫理から統合的アプローチの理論と実際まで、ワークも取り入れながら先生の経験を踏まえての講義は、興味深く、あ~っという間に時間が過ぎました。今回はイントロダクションでしたが、期待以上に学ばせていただいたという満足感と、更に具体的なことを学びたいという次回への期待感でいっぱいです。


性的虐待、性暴力へのセラピーに役立てれば・・というのが一番の参加動機でしたが、「性」は夫婦や恋人など親密な関係におけるカップルの問題を考える上でも重要なテーマであると再認識しました。
そして、セクシャリティは人間の尊厳、アイデンティティとも関わるとても大切なテーマであるのだと、講座全体を通して気づかされました。


セクシャリティとは、WHOでは「性別、性同一性及び性による役割、性的指向、性欲、喜び、親密さ、生殖。セクシャリティーは、思考、幻想、欲望、信念、態度、価値、行動、実践、役割そして関係性の中において経験され、表現される。」と言います。
まずは自分自身のセクシャリティについて知ること、気づくことがとても大切なのだと思います。


日本の性文化についても考えさせられました。例えば、ポルノがコンビニなど、どこにでもあること等、日本で暮らしていては当たり前になっていることが、外国人から見れば当たり前ではないと知り、子どもたちの置かれている状況に憂慮しました。カップル間の性の問題、子どもへの性被害など、その背景にある性文化の問題について、しっかりと目を向けなければ・・と思います。


人間は性的な存在であると同時に社会的な存在であり、心と、身体と、性と、社会(環境)とはつながっているのだと。


こうして性について、安全に安心して学ぶことができたのも、とても明るくエネルギッシュな先生のお話と、主催者のHEARTカウンセリングセンターの皆さま、スタッフの皆さまのおかげです。温かさと優しさが伝わってくる空間でした。


SEコミュニティ仲間、トラウマ臨床に携わっている心理士さん、DV被害者支援に携わっている支援者の方々・・など、参加者の皆さまとお話できたことも安全感、安心感を増し、エンパワーされました。


とても和気あいあいとした雰囲気で、安全に居心地よく過ごすことができて、心から感謝です。
次回二回目は、性的トラウマがテーマです。またこうして、安全な空間のなかで安心して学べる時間を楽しみにしています。



2015.08.20 グループ/講座
DV講座を開催しました

今日の午後、女性ライフサイクル研究所にて、講座「DV被害女性を支える~家族、友人、知人として」を開催しました。
DVの基礎知識から支援までお話させて頂き、隣人として「何ができるか」について考えました。

「決してDVは他人事ではない」と関心をもって参加くださる方がおられることに希望を感じます。

ささやかな取り組みですが、こうした講座を開催するというアクションが、DVにさらされている女性への応援メッセージとして届くといいな・・と願います。

まずは「被害者の話に耳を傾けること」を確認しあいましたが、「自分にできる」小さな一歩を積み重ねていければと思います。

関連記事もあわせてお読みいただければ嬉しいです。
→FLCエッセイ「DVを受けている女性を支える~家族、友人、知人として」


               女性ライフサイクル研究所のグループルームにて。
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2015.08.09 CARE
援助者向けCAREワークショップを開催しました

昨晩、第二回援助者向けCAREワークショップを開催いたしました。夕方はすごい雷。淀川花火大会もあり、電車の遅延もあるのではなかと心配しましたが、無事に参加者の皆さまもご到着くださり、予定通りの18:00スタート。ロールプレイでの実践を含めながら、あっという間の三時間でした。

今回のご参加いただいた皆さまは、口コミや大阪府臨床心理士会のホームページ掲示板を観て来て下さったので、全員が心理士・カウンセラーさん。少人数で和気あいあいと、皆さまがロールプレイでの発見を楽しんで下さり何よりです。現場での子どもとの関わり、保護者との関わりに活かしていただけそうで嬉しく思いました。


私も、現場で頑張っておられる20代、30代の若者の皆さまに新鮮なエネルギーを頂きました。ありがとうございました!
CARE-JAPAN認定ワークショップ、次回は、今年度後期に実施できればと思います。


                                                      大阪市立住まい情報センター研修室。
              天六駅直結、研究所から徒歩5分と便利でありがたいです。
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2015.08.02 グループ/講座
『心的外傷と回復』を読む~暑い、熱い夏の一日

 今日も大阪は猛暑日。暑さは厳しかったですが、午前のセルフケアグループから、午後は『心的外傷と回復』の読書会まで、研究所内も「熱い」一日でした。

 4月からスタートした読書会は本日四回目。今日は第四章「監禁状態」のところで、長期反復性トラウマについて学びました。長期反復性トラウマとは、長期にわたり繰り返されるトラウマのことで、なぜ繰り返されるのかというと、そこには前提条件として「勝手には逃げられない」状況があるからです。

 強制収容所、強制労働、政治的監禁状態から宗教的カルト、売春窟など組織的な性的搾取施設などの加害行為と被害者への影響(=慢性的外傷症候群)について書かれています。家庭内ではDVや虐待があり、そこには外部の目には映らない「逃走を防ぐ目に見えない障壁がある」と言います。

 本書では文献や症例から生存者の証言を紹介していますが、なんて人はこんな恐ろしい残虐な行為をできるのか・・と、一人で読んでいるととても胸が苦しくなりました。でも読書会で体験や感じることを共有できる仲間がいるからこそ、何とか向き合えたと思います。

 なぜ人はこんな残虐なことができるのか、その問いには、ハンナ・アーレントの言葉が胸にストンと落ちてきました。「暴力は権力が危うくなると現れてくる」「悪は悪人が作りだすのではなく、思考停止の凡人が作る」。加害行為は他人ごとではないと、自分自身の姿勢を正す思いでした。

 勇気と希望を感じられた箇所は、権力者からの強制的コントロールから、被害者が少しでも自立性の感覚を保つためには、「積極的抵抗」と「他の人間関係とつながりを保つこと」が大事だというところ。

  被害者にとって「孤立」こそがいかに危険で命取りになるか、自分が自分であり続けるためには、人とのつながり・愛着の絆が大切なことを、深く納得しました。

 支援者も同じで、「孤立」していては被害者支援はできません。参加者の皆さまに感謝しつつ、
今日再学習したことをDV・虐待被害者への支援、エンパワメントの支援に役立てていければ・・と思いました。

 さて、読書会の後は定例の会社会議、そしてその後は、「この暑さを乗り切ろう~」とFLC初企画の暑気払いへGO! 天満駅前のバル、おいしかったです。みんな元気にこの夏を乗り切れますように。

~お知らせ~
●次回の『心的外傷と回復』の読書会は、8月30日(日)13:30~15:00です。テーマは第五章の「児童虐待」です。
 このグループは、DVや虐待を受けた被害者への支援に携わっている方対象です。
 詳しくは、こちら→

 関連記事:ブログ『心的外傷と回復』を読む⇒こちら

●講座「DV被害女性を支える」は、8月20日 (木)13:00-15:00です。
 このテーマに関心がある方はどなたでも参加いただけます。
 →詳しくは、こちら
 
 皆さまのご参加をお待ちしています♪♪

             日が暮れてFLCのベランダに出ていたところ、トンボが・・!!
                                          桜の枝の先にとまり微動だにせず。何していたのかな?

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2015.07.29 講師活動
相談面接の技術、講師を務めさせていただきました

 今日は例年担当させていただいている研修で、福祉の現場で対人援助に携わる皆さまへの「相談面接の技術:基礎編」の講師を務めました。目的は3つ、援助関係を築くための原則を学ぶ、相談面接の枠組みを学ぶ、コミュニケーションスキルと練習、におきました。

 定員を上回るご応募をいただき、ニーズの高さを感じながら朝は少し緊張してのスタート。午前は講義中心ですが、皆さまが熱心によく話を聞いてくれているのが伝わり、私も集中して話をしていると、あ~っという間にお昼に。
 
 午後は、ペアワーク、グループでのロールプレイなど中心に演習。皆さまがとても協力的で、私の話をよく聞いて動いて下さり(椅子や机の移動など)、全体への配慮や協調性が素晴らしいな~と感動しました。演習では少し自己開示もしていただくことになりますが(自分の考えや自分の体験についてお話いただくワークで)、互いに学びあうために率直に心を開いてお話くださったことに心から感謝の気持ちでした。

 今回、受講生さんのニーズに応じて、新たにスライド(資料)を付け加えたり、先日、頼先生のソシオドラマのワークショップで学んだこともグループワークの工夫に少し取り入れてみましたが、皆さまにも好評だったようで、とても嬉しく思いました。

 教えることは学ぶこと。教える機会を頂くことで、私自身も学び、成長していけることを有り難く思います。
 参加者の皆様のご健闘とご健康を祈って。
 
 
 

2015.07.27 学び-ワークショップ他
ソシオドラマを通して文化を学ぶ

 この四日間、国立台北教育大学の頼念華先生によるソシオドラマ(社会劇)のワークショップに参加しました。頼先生のことは以前より話に聞いていたので、今回参加させて頂く機会を得られ、とても楽しみにしていましたが、本当に素晴らしい時間となりました。

 今回のWSは「文化」がテーマ。今回のために台湾から頼先生と一緒に来日された学生さんグループ、中国の留学生さんグループ、日本の学生さんグループとで、互いの国の文化について学びあい、自国の文化を見つめ直すというものでした。先生が文化について私たちに伝えてくれる言葉はすーっと胸に入ってきました。

 

「文化にいい、わるいはない。文化は宝物。ただ、その道を歩むだけでなく、新しい道をみていくこともできる」

「未来に、自分の国の文化がどうあってほしいのか。未来の夢は? 今、自分にできることからやっていきましょう」

「変わるためには、まずは自分の文化について気づくこと」・・・など、

大切なことを学ばせて頂きました。

具体的には、男と女、親と子、教師と生徒・・など様々な役割を表現したり、他者の表現を見たり聞いたりすることで、実感をもった気づきが得られたのですが、国の文化によって、人と人との関係性、関わり方に特徴がありました。日本の文化の特徴について、他の国の文化について知ることで、その違いがよくわかったというのが驚きでした。例えば、一般的によく言われることでもありますが、日本人は「人に迷惑をかけない」ようにと人目を気にして、自分を表現することを抑圧しがちだったり、人に気を使うあまり対立を避け、人と向き合うことこ避け、人と人との距離(心理的距離)が離れてしまっていること・・などに改めて気づかされました。

言葉はなくとも、ドラマ(劇)=非言語コミュニケーションでこんなふうに伝えられるし、伝わるんだ・・ということも驚きでした。
 

文化とは自分の身近なものであり、自分と身近な人との関係に関わるものだと学びました。このWSが終わるときには、参加者の皆さんがとても愛おしく感じられました。国をや文化の違いを超えて、人とつながりあえるのは、とても嬉しいことです。人を愛すること、愛されることの大切さを学び、優しさで満たされて、皆さんとお別れをしました。

台湾、中国、日本の学生さん達といつかまたお会いできる日を願って。

再見。謝謝。

2015.07.20 日々のこと
「バケモノの子」を観に行きました!

昨日は午前の面接を終えた後、夕方から梅田へ。映画「バケモノの子」を観にいきました。

久しぶりに映画を観ようと思ったきっかけは、ある女の子の一言。「子どもだけじゃなく、大人にもぜひ観てほしい」でした。この映画について詳しくは知らないけど、先週はテレビで同じ細田監督の「時をかける少女」を観て面白かったので、きっと面白いんだろうな~とワクワクする気持ちで出かけました。家族にも声をかけたところ、予定が空いていた上の娘が「行く、行くー!」と乗ってきてくれ、久しぶりに一緒にお出かけ。

観終わった後、何と表現していいかうまく言葉にならず、思わず出てきた言葉は「すごい~」「すごいわ~」。後半、何度か感情が込みあげてきて泣きそうになり(じーんという涙ではなく、わっと泣きそうな感じで)、必死でこらえたのだけど・・・そんなふうになるってすごいなと。

映画の後、この映画をもっと知りたいとパンフレットを買い、娘と一緒にパンフを観て、ご飯を食べながら「こここうだったよね」「ここはこう思った・・」と、感動冷めやらぬ状態で、感じたことをシェア。

自宅に帰ってからは、じっくりとパンフレットを読んで、この映画を作った監督の思い、製作に関わっったスタッフが協働して創り上げていくプロセス、キャスト(俳優さん)やスタッフさんのコメント・・に、「映画製作というモノづくりってすごいな~」「アニメーションでの表現ってすごいな~」と、また別の感動も味わいました。一緒に行かなかった家族に「行けばよかったのに」「また行こう」と・・誘い、この感動を人と一緒に味わえたらいいなともう一度観てもいいなという映画でした。

映画のメッセージはとてもわかりやすく、とても共感。
そのテーマと物語と、アニメーションの動きの凄さと美しさと・・・どれもが感動的。

映画監督細田氏によると・・「現代社会の変容とともに、家族観も変容するのは必然です。旧来の伝統的な家族観はもはや参考にならず、私たちは、家族の新しいあり方を模索しなければならない瀬戸際に立たされています。新しい子どもたちは何を道しるべに成長すればよいのか・・また新しい大人である私たちは、子どもたちにどんな姿を見せ、何を手渡してあげられのか。この映画を通して共に考えていければと思っています」とのこと(バケモノの子公式ホームページより)。

人間誰もがもっている「心の闇」をしっかりと見据えながらも、子ども、人への温かい眼差しに心を打たれました。

この夏休み、子どもにも大人も、ぜひ観てほしいな、と思う映画です。
特に、思春期の子どもと関わる親、先生、大人には・・ぜひ!お勧めします。

「大人にもぜひ観てほしい」と教えてくれた女の子に感謝して。

 映画が始まるまでの間、噂に聞いていた蔦屋書店でお茶。書店のなかにカフェって、新しい不思議な体験。学生・若者がPC持ち込みで勉強していたり、宿題していたり・・若者の熱気を感じる空間でした。
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2015.07.02 講師活動
臨床心理士としての活動について

 今日は、立命館大学大学院の臨床心理学の授業でゲストスピーカーを務めさせて頂きました。テーマは「臨床心理士としての活動」として、①どうして臨床心理士になろうと思ったのか、②大学院時代に取り組んだこと、③今取り組んでいることについて(臨床的援助とコミュニティ介入)、お話させていただきました。

 この三つについてどんな風に話ができるかな・・と自分を振り返るなかで、結局は自分の人生のライフサイクル上での出来事と人との出会いと、その相互作用であり、私の人生の体験そのものでもあることに気づきました。「個人的なことは社会的なこと」と言われますので、私の個人的な体験も、臨床心理士を志す学生の皆さんの何がしかの役に立てれば嬉しいな・・という気持ちでお話させて頂きました。

 私の人生での「危機」の体験から(危機は転機)、現在は「女性や子どものトラウマと回復支援」をライフワークとしながら、女性のトラウマと関わる臨床家の使命である「安全でサポーテイブなコミュニティ」を創ることや、生態学的架け橋となる援助を試行錯誤していることについてお話させて頂きました。 

 最後に学生さんからの質問や感想を聞かせて頂きましたが、学生さんの声を聴きながら、エールを送る気持ちでした。そして私自身も成長できるよう頑張っていこう~と身が引き締まる思いでした。

 今、この場所に辿りつくまでのプロセスには、人との出会い、クライエントさんとの出会いがあってのことです。自分の人生のプロセスや人との出会い、つながり、そして今取り組んでいることについて話をさせていただくことで、より自分自身の足元がしっかりしたように感じます。このような機会に恵まれたことに感謝の気持ちでした。

 他に二人、ゲストスピーカーの臨床心理士さんのお話もありましたが、こうして外に出て、人のお話を聞かせて頂いたり、また自分の話を聞いてもらう機会は貴重です。たくさんの学びを、ありがとうございました。

2015.06.25 日々のこと
安心とつながりの場

 今日のランチタイムは、FLCスタッフ5名、全員が集まって新人歓迎会のランチにいきました。お店は天神橋筋商店街のなかにあるイタリアンレストラン。前菜からデザートまで量もたっぷりで、しかも手ごろなお値段と・・お得感いっぱいのランチを皆で楽しみました。
 
 その場は、アットホームという言葉がぴったりでしたが、スタッフ皆が温かくサポーティブにつながり合いながら、コミットして携わってくれていることを有り難く、また嬉しく思いました。スタッフ皆で切磋琢磨しながら、安心とつながりの場を創り、よりよい援助を提供していければと思います。

 さて、ランチタイムのときに、くんちゃん(村本)から、今取り組んでいるイベントの案内がありましたので、ここでも紹介させていただきます。

 村本が代表をつとめている立命館大学での取り組み「東日本・家族応援プロジェクト」のスピンオフ企画として、「ココロかさなるプロジェクト・団士郎家族漫画展」が6月27日より開催されます。「どんな災難に遭っても、人は助け合い、逞しくしなやかに生きていけることを忘れずにいられたら、いざという時に、希望の灯を絶やさずにすみます。あなたが、今、困難の最中にあるとしても、どこかにいる誰かとのつながりを思い起こしてみませんか。」という言葉に、ここに安心とつながりの場があるんだな、と温かい気持ちになりました。
 
 団先生の描く家族の物語は、ほろっと心に染みいります。じーんと胸に響き、考えさせられます。そして勇気づけられます。駅会場での展示会のほか、WEB会場もありますので、ぜひアクセスしてみてください!
   
 WEBサイトはこちら⇒ココロかさなるプロジェクト・団士郎漫画展



 

2015.06.24 グループ/講座
子どもとの関係性を育む

 今日も暑い一日でした。午前中は「小児科ドクターと朝カフェ&母と子の相談会」に参加させて頂きました。非常勤で勤務している病院主催のイベントで、コミュニティに出向いての企画。ママのニーズに寄り添う取り組み、本当に素晴らしいです。6ヵ月から10ヵ月までの赤ちゃんと子育て奮闘中のママの姿が微笑ましく、心のなかでエールを送りました。

  振り返ってみればこの二週間は、子どもの視点から、子どもとの関係性をテーマに取り組んでいました。

 まず保護者向けCAREワークショップを二回、コミュニティに出向いて施設の職員さんへの支援者向けCAREワークショップを二回、実施させて頂きました。大学院の授業では「子どもへの虐待」について取り上げました。社会の問題、関係性の問題が絡む複雑な問題として理解しながら、予防の観点から子育て中の母親支援、子ども支援について考えました。


 CAREワークショップの事後アンケートでは「ロールプレイを実際行ったことにより、子どもの気持ちが理解できた」「子どもの気持ちがわかった」・・など感想を頂きました。ロールプレイで子ども役を体験することで得られる気づきは大きいなと思います。じゃあ、どう関わればいいか・・について、CAREでは具体的にコミュニケーションのポイントを教えてくれるので、「自信をもってできそう」「落ち着いて接することができそう」と大人も「やってみよう」とトライする気持ちになっていただけたようです。CAREをヒントに、子どもとの関係性を見直し、より温かな関係を育むきっかけになれば嬉しく思います。
 
 子どもとよい関係性を育むためには、子ども(存在)に関心を向けて、そこに心を寄せることが大切です。でも、それができないな・・という時には、大人の心のなかにある「子ども」と向き合うことが必要とされているかもしれません。大人のなかにある「子ども」を大切に扱っていただけるよう、またお伝えしていければなと思います。


         一年半前に頂いたミニバラ。何度も、枯れてはまた花を咲かせてくれています。
                   今度は、こんな可憐な花が・・。

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