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所長のブログ~ただ今修行中

2018.07.09 グループ/講座
7月のセルフケアグループ、女性のトラウマ読書会は・・

このたびの大雨による自然災害により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

昨日は7月のセルフケアグループと『生きる勇気と癒す力』女性のトラウマ読書会。
前日の晩にスタッフとグループの準備をしなが「明日のお天気は大丈夫かな」と祈る気持ちでしたが、日曜日は無事に晴れてくれました。穏やかなお天気であることがこんなに有難いことなんだなと感謝の気持ちでした。

午前のセルフケアグループのテーマは「侵入的な思考や感情を一時的にしまっておく入れ物のイメージを創る」。トラウマ反応の「再体験」症状を自己コントロールするためのアートワークです。
イメージしたものをアートワークで描いて表現した後、描いたものを見て気づいたことを「書く」ことで無意識と意識がつながり「意味」がはっきりしてきます。そしてその後は、身体感覚にも注意を向けたワークに取り組み、心と身体をつなげていきます。グループの終りには私自身も温かい心地よさに包まれました。

午後の読書会の読み合わせは第二章の「癒しの過程(プロセス)」の「全体像をつかむ」「自分を癒す決意」「第一の危機」でした。説明されている「言葉」がとてもわかりやすく、学びになります。

次回のグループは9月16日日曜日です(8月がお休みになります)。
読書会はオープングループですので、関心のある女性の皆さまのご参加をお待ちしています。

              今週のお花。ブルー系とグリーンと白がさわやかです。
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2018.06.10 グループ/講座
6月のセルフケアグループ、女性のトラウマ読書会は・・

今日の午前は「女性のためのセルフケアグループ」、午後は『生きる勇気と癒す力』女性のトラウマ読書会でした。

セルフケアグループ第二回目ののテーマは「安全な場所のイメージを創る」。このアートワークはとても好きなワークなのですが、今日はコ・ファシリティターの私も一緒にイメージの世界を探索しました。

私が好きな安全な場所のイメージは、自然との一体感を感じれる場所です(約10年も前になりますが西表島に旅行にいったときの自然のなかでの体験がとても印象に残っているのです)。そして、家(部屋)の中。

今日イメージして出てきたものは・・、ドーム型の白い部屋、外の景色(空、植物、海、砂浜)が見える窓、座り心地がよい木の椅子、椅子にかけるふわふわのカバー、アンティークな家具、温かい色のランプ、温かい飲み物・・など。イメージを探索しながら、とても落ち着き、心地いい気持ちに満たされました。それをグループでシェアしあうことで心地よさが広がります。

午後の読書会の読みあいは、第一章「心の棚おろし作業」の「サバイバル行動の評価」(p44-60)。
著者は、虐待による心の傷に対応してとる無意識の行動や反応を「サバイバル行動(対処行動)」と名付けています。

サバイバル行動として「被害の矮小化、過小評価、合理化、否認、忘れること」の基本的要素の他に「解離状態」「人生を管理する」「逃避行動」「痛みが耐え難いとき」「嗜癖と孤立」など、事例をあげながらわかりやすく書かれています。

著者の言葉には、当事者の視点にたつ温かい目線を至るところに感じられました。
ここでもシェアできればと、特に印象に残ったところを紹介したいなと思います。

「サバイバーの多くは自分自身のサバイバル行動に批判的です。生き延びるためにとらざるを得なかった行為の中には否定したいものもあるでしょうが、それ自体は決して恥ではありません。むしろ、
生き延びるための手段を知っていた自分を讃えてあげていいのです。サバイバル行動の中には、仕事に成功する、独立心やユーモア感覚を養う、危機にうまく立ち向かうなど、自分の強さとなっているものもあれば、盗癖、薬物やアルコール依存、過食など、自己破壊的な行動もあります。一つの行動が健全さと破壊性の両方を備えていることもあるので、自分を癒すためにはその識別が必要です。
身についた良さを喜びつつ、もはや不要になった習慣を変えてゆくのです。」

「誰もがまず自分のサバイバル行動のあり方を観察し、自分を許すことから始める必要があるということです。何も恥じることはありません。想像を絶する状況下で子どもとして最善を尽くし、サバイバーという称号を得たのです。今、あなたは自分を変える力の備わった大人です。変化は自分を受け入れ、愛することから始まります。」

セルフケアグループはクローズドグループですが、読書会はオープングループですので、途中からの参加も可能です。関心のある女性の皆さまのご参加をお待ちしています。

今週のお花。白と紫の組み合わせが落ち着く感じ。
玄関には百合の香りが漂っていて、うっとり。
IMG_3432 (2).jpg【関連記事】
2009年4月FLCエッセイ「自然のエネルギーに満たされて~西表島体験




2018.05.13 グループ/講座
5月のセルフケアグループと女性のトラウマ読書会は・・

朝から雨。外はうっとおしい雨ですが、研究所に一歩足を踏み入れるとほっと一息。
玄関では芍薬の花が昨日よりさらに大きく咲いていて、思わず「すごい~」と感嘆。

今日は今年度のグループの初日でした。
午前は「女性のためのセルフケアグループ」、午後は『生きる勇気と癒す力』女性のトラウマ読書会。

セルフケアグループは毎年恒例のグルーブですが、読書会では初めての本『生きる勇気と癒す力』の読みあい。読書会の後、グループが安全な場であるようどんなふうに進めていくか、担当スタッフで話し合いました。こうしてスタッフで話し合いをするのもとても貴重な時間です。

今日も一日、安心できる空間で皆さんと共に心地いい時間を過ごせ、心が温かくなりました。
今週も忙しくなりそうですか、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

              月曜日は蕾だった芍薬が一週間で開花☆彡
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2018.04.21 グループ/講座
新年度がスタートしました!~セルフケア・グループ&読書会、参加者募集中

桜から新緑の季節へとうつり、自然の変化が楽しみな好きな季節です。通勤途中の公園では、ツツジが鮮やかに咲いています。

4月から新しくカウンセラーをお迎えしました(→)。開催予定のグループも決まり、新鮮な気持ちで新年度がスタートしています! 

今年度初のブログでは、グループのご案内をさせていただきたいと思います。

まず、2018年度前期は例年と同じく「女性のためのセルフケア・グループ」が月一回全5回で5月からスタートします。グループではトラウマ・アートセラピーのプログラムをご体験いただき、心と身体のセルフケアのヒントを学んでいただければと思います。詳しくはこちらをご覧ください。→

女性のトラウマ読書会では、2014年度~2017年度まで4年間、『心的外傷と回復』を取り上げてきました。今年度からは、『生きる勇気と癒す力~性暴力の時代を生きる女性のためのガイドブック』を読みすすめたいと思います。

『心的外傷と回復』は著者のジュディス・ハーマンが女性の視点と精神科医の立場から、トラウからの回復についての研究を歴史的に網羅しながら、臨床現場での経験も踏まえて「トラウマからの回復」について解説されています。過去の読書会の様子はこちらをご参照ください。→

『生きる勇気と癒す力』は、著者のエレン・バスが主催するワークショップに参加されたサバイバーの体験を基に、子ども時代の性暴力から自分を癒すのには何が必要かがまとめられています。

この本の初版が1997年。当時、SCSA会(サバイバーの癒しのための自助グループ)のメンバーが翻訳、出版されたということで、印象深い本でした。
今回、読書会で取り上げることになり、本書を調べてみると2014年には新装改訂版も出されていることを知りました。20年もの間、版を重ねて読み続けられていることは意味深いと思います。

女性ライフサイクル研究所では1991年より性的虐待の意識啓発活動から臨床的援助まで取り組んできましたが、今回、初心に戻り、本書から「癒し」について学びなおしていければと思っています。

この本にご関心のある方ならどなたでもご参加可能です。詳しくはこちらをご覧ください。→

当研究所では、安全なコミュニティへの生態学的橋渡し(エコロジカル・ブリッジ)となる援助を提供できるよう努めていますが、グループはその一つです。

皆様のご参加をお待ちしています。

             シクラメンがまだ綺麗に咲いています。凄い生命力!
                                                 クッションを春夏用に模様替え。
IMG_3220 (2).jpg             
              4月4日撮影。今年も無事にFLCの八重桜が一つ咲きました。
                どこからやってきたのかタンポポも咲いていました。

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2018.03.18 グループ/講座
3月の女性のためのトラウマケア・グループ&『心的外傷と回復』読書会

今日は一日研究所にて、グループ。

午前中は「女性のためのトラウマケア・グループ」の第5回目「思考と感情を統合する」、午後は『心的外傷と回復』女性のトラウマ読書会。どちらも今日が最終回。5月から一年弱、ご一緒してきた喜びとちょっぴり寂しさとでしみじみ感慨深い気持ちでした。

『心的外傷と回復』の読み合わせは最終章の「共世界(human commonality)」。回復の段階(第一段階安全の確立、第二段階服喪追悼・記憶の統合、第三段階再結合)に応じたグループについて、何に焦点をあて、どんな構造で、どんな点に注意を払わないといけないか・・など詳細が解説されています。この章もとてもいい章で、一行一行の言葉が意味深いです。この章の冒頭では次の言葉から始まります・・、

外傷的事件は個人と社会をつなぐきずなを破壊する。・・(略)

生存者の証言には、つながりの感覚が取り戻せたのは、ある時、ある人が惜しみない度量を気取らない自然体で示してくれたおかげであるという話が繰り返し出てくる。被害者が不可逆的な破壊をこうむったと思い込んでいる自分の中のものはごくふつうの愛他性(相手の身になって考え相手本位で行動すること)によってもう一度目を覚ます。自分以外の人々の行動を鏡として生存者は自らの失われた部分を認め、とりもどす。この瞬間から生存者は人間の共世界(human commonality)に再加入し始める。

社会のきずなの取戻しは、私は一人ではないという発見をもって始まる。この体験が確実、強力、直接的なのはグループをおいては他にはない。アーヴィン・ヤロムはグループ精神療法の権威であるがこれを「普遍性」体験と名付けている。「普遍性」のもつ治癒力は特に恥辱的な秘密を抱いているために孤立させられていると感じてきた人たちには強力である。(340~341頁より)


「私は一人ではない」という普遍性がもつ治癒力は本当にエンパワメントになること感じます。

女性ライフサイクル研究所では1990年の開設以来、いろんなテーマ、形で試行錯誤しながらグループを開催してきました。グループはスタッフが一緒に取り組むということでは、私にとっても(私たちにとっても)意味深いなぁと感じます。私自身、この世界(common)に所属していること、普遍的なものの一部であること、その交わりの感覚を実感させてくれる場でもあります。

できることは限られているのですが、細くであっても息長~く続けていければいいなと思います。

次年度のグループは二つ、5月から月一回の日曜日、午前中はアートセラピーの手法を使ったグループセラピー「女性のためのセルフケア・グループ」と、午後は女性心理学フリートーク・女性のトラウマ読書会を開催いたします。3月中にはホームページ「インフォメーション」コーナーにてご案内させていただきます。

こんなグループを開催しているよ~と発信することで、グループに参加するかどうかには関係なく、「一人ではないよ」というメッセージとなって届けばいいなと願っています。


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2018.02.27 グループ/講座
3月の女性心理学フリートーク『女はみんな女神』読書会

今日は『女はみんな女神』読書会、最終章。

18時半から20時、女性ライフサイクル研究所のグループルームにて、最終章「女はみんなヒロイン」の読み合わせとフリートーク。

いつものメンバーと共に、女性心理学とユング心理学の観点から、女性が自分の人生の主人公になるための叡智を学びました。人生の道の途中で選択に迷うとき、この章を読み返すことで「自分」に立ち戻れるような、何度も読み返したい好きな章です。

昨年6月から毎月一回読み進めてきたこのグループも今日が最終回ということでは、しみじみ。
参加メンバーと共に、本書から学びあい、語り合い、自分自身と向き合えた時間はとてもかけがえのない時間でした。

この「場」での出会いと、女性たちとのつながり、シスターフッド(女同士の友情)に感謝の気持ちです。ありがとうございました!

女性が自分の人生の主人公となれるようにと、エールを送ります☆彡


               今週のお花。お花はすっかり春です。
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2018.02.18 グループ/講座
2月のトラウマケア・グループ&女性のトラウマ読書会

今日も寒い一日でしたが空は晴れ、気持ちも晴れやかな一日でした。
女性ライフサイクル研究所にて、午前は「女性のためのトラウマケア・グループ」、午後は『心的外傷と回復』女性のトラウマ読書会。

午前の「女性のためのトラウマケア・グループ」第四回目のテーマは「喪失と発見~喪失の感情を確認し、自分への共感を高める」。

トラウマは喪失を伴います。
通常、安全と安心感、人生の意味や目的、身体的な健康や身体のまとまり、自己評価やアイデンティティ、自己の境界線、人とのつながり感、愛する人や大切にしていたもの・・などの喪失を経験します。

喪失への反応は人によって異なりますが、喪失によるショックや痛みから身を守るために「私は大丈夫」「たいしたことではない」と、喪失を否認したり十分に経験しないことがあります。否認が減り、少しずつ喪失を受け入れることで悲嘆のプロセスが始まります。

悲嘆のプロセスにおいて、自己共感はとても大切です。自己共感とは自分の苦しみを認め、自分が必要とするサポートを得るようにすることです。

今日のアートセラピーでは、喪失の感情を確認して、自分自身への共感を高めるために、自分に贈るグリーティング・カードを創りました。

画材は水彩絵具で、固形の絵の具や水彩鉛筆。水彩の色合いや紙への染み具合、筆使いが、悲しみを癒すような柔らかさ、心地よさで、カードの絵と言葉がしみじみと胸に染みました。

人や世界と「つながり」を感じる中でこそ、悲しみを受け入れ、癒しのプロセスが進んでいくことと実感しました。アートの表現は人や世界と「つながる」不思議な力があるので興味深いです。


午後の『心的外傷と回復』読書会のテーマは、第10章の「再結合」。

再結合とは回復の三段階目の課題です。
過去の外傷体験の記憶の統合に取り組み、喪に服した後には「未来を創造する」という課題が待っています。新しい自己を成長させ、新しい関係を育て、自分を支える信念を改めて発見していく段階です。

第10章の「たたかうことを学ぶ」「自分自身と和解する」「他者と再結合する」「生存者使命を発見する」「外傷を解消させる」について読みあいました。

『心的外傷と回復』の読書会も今年度で三回目。毎年読む度に気づきがあり、回を重ねることで少しずつ消化してこれたように思います。また午後のグループも他者との「つながる」場です。

三年間続けてきたこの本の読書会も来月で最終回になると思うと、名残り惜しい気持ちですが、トラウマについて深い学びを与えてくれた著者と、参加くださいました皆様に感謝の気持ちです。

                 一年越しのシクラメン、ようやく花を咲かせました!
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2018.01.27 グループ/講座
安全な場を創る

寒い日が続いています。寒さが苦手なので、ボアスリッパ、ブランケット、カイロ・・は欠かせません。

さて、先週「支援者のためのトラウマアートセラピー体験講座」を報告しましたが、主催くださった
「カウンセリングルームことのは」の臨床心理士、北村由紀恵さんから体験談が届きました。

わかりやすくまとめてくださっているので、皆様にもご紹介させていただきます。
☆報告・支援者のためのトラウマアートセラピー体験講座①

今回は「安全な場所のイメージを創る」というアートワークを行いましたが、北村さんの体験談、とても興味深かったです。シェアしてくださり、ありがとうございました!
☆報告・支援者のためのトラウマアートセラピー体験講座②

グループで行うアートセラピーは、人との「つながり」、世界との「つながり」を実感できるのがとても面白いです。イメージは普遍的なものとつながる力があるように思います。

特に、この「安全な場所のイメージを創る」アートワークはグループのメンバーと共有することで、より安全感が高まるように思います。


次年度もアートセラピーを用いたトラウマを癒すための「女性のためのセルフケアグループ」を開催予定です。3月末頃にご案内させていただきます。

風邪が流行っています。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。

                ムスカリちゃんも仲間入り。
IMG_3070 (2).jpg          水耕栽培のムスカリとヒヤシンス。花を咲かせるのが楽しみです。
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2018.01.21 グループ/講座
1月のトラウマケアグループ、支援者研修、アートセラピー講座・・

1月も後半に入りました。仕事はじめから二週間、あっという間に日が過ぎました。
まとめて1月の活動報告です。


14日(日)の午前は「女性のためのトラウマケアグループ」。今回のテーマは「怒りを確認する~怒りを認め、耳を傾ける」で、「怒り」のイメージと怒りを安全に調節するための「ヘルパー」のイメージを使って内面を表現するアートワークに取り組みました。誰もに備わってる創造性の力に感銘を受けます。

14日(日)の午後は『心的外傷と回復』読書会。今回のテーマは回復の第二段階の「想起と服喪追悼」。トラウマ記憶を安全に扱うためにどう注意を払わないといけないのか等、臨床について学びあいました。

16日(火)は出張で滋賀社会福祉協議会主催の研修「相談援助の本質と基本的な面接技術」で講師を務めました。今年三年目ですが、終了後のアンケートでは「この研修に参加してよかった」等のお声を聞けて、ほっ。


そして今日は「支援者のためのトラウマ・アートセラピー体験講座」で講師。この講座は、女性ライフサイクル研究所で行っているアートセラピーを使った「女性のためのセルフケアグループ」に関心を寄せてくださった臨床心理士さんが仲間に声をかけて企画してくださり実現しました。「安全な場所のイメージを創る」を体験いただき、「自分の癒しになった」「気づきが得られた」「また体験してみたい」等と喜んでいただけてとても嬉しかったです!

今日は朝から温かく、午前中のアートセラピーでほっと和みの一日でした。
今週はまた寒くなるそうなので、身体と心を温かく保てるように心して過ごしたいと思います。

            昨年のシクラメン、蕾が膨らんできました。頑張って!
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2017.12.28 グループ/講座
2017年仕事納め

今日は仕事納め。
朝から最終の時間まで今日は一日カウンセリング面接。この一か月はお一人お一人、この一年の頑張りと努力に、敬意の気持ちと労う気持ちで、新年がよいお年となりますようと願いこめて玄関でお見送りしました。

人生にトラウマはつきものですが、トラウマに遭遇したあと周囲からどんなケアやサポートを得られるかどうかがその後に影響を与えます。「信頼」という人や世界との「つながり」が回復し、修復していけるよう、その「橋渡し」として少しでもお役に立てていければいいな・・という思いをしみじみ感じながら今年の面接を終えました。

さて、前回のブログからこの10日間の研究所の活動報告です。

先週17日は、研究所のクリスマス会。
スタッフ全員が顔をそろえられる夜の時間、今回は天満を離れ大阪駅近にある薬膳フレンチのお店「旬穀旬菜」に行きました。全員初めてでしたが、街の喧騒からは少し離れた場所で、落ち着いた雰囲気のなか、新鮮なお野菜豊富な薬膳フレンチを楽しみました。そして恒例のプレゼント交換。予算1000円でスタッフそれぞれが、思い思いに工夫したり思いのこもったプレゼントを頂いて、心もほっこり。

26日、一昨日は研究所のグループルームにて『女はみんな女神』を読む女性心理学フリートーク読書会。夜は冷え込みがきつくなりますので、空調と電気カーペットの他、小さな電気ストーブもつけ、ひざ掛け毛布もかけながら・・の読書会でした。

今回は、愛と美の女神アプロディーテーがテーマ(第11章、第12章)でしたが、私自身はアプロディーテーの「変容と創造をもたらす愛の力」にとても惹かれます。「成長が生み出され、ヴィジョンが指示され、潜在力が発展させられ、励まされて創造性の火花が散るとき、いつでもアプロディーテーがいる・・」、そんな生命力にあふれたアプロディーテーについて考えるとワクワクしました。
毎年年をとっていきますがいつまでも活き活きとした生命力を失わないでいられるためには、アプロディーテー元型を活性化できる「場」や「時間」が必要であることに気づきました。

さて、今日で仕事納めというものの、大掃除の残りと片付けが少し残っています。明日の午前中は研究所で新年の準備をして、すっきりした気持ちで新年を迎えたいと思います。

今年もいろいろな方にお世話になりました。今年も無事に一年を締めくくれますことに感謝の気持ちです。温かいご支援をいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

どうぞよいお年をお迎えください。

              今年最後のお花はシンビジウムとガーベラでした

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