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所長のブログ~ただ今修行中

2025.01.12 トラウマ
2025年1月 仕事始めから一週間

2025年1月6日の仕事始めから早一週間がたちました。
毎年一年があっという間に過ぎていきますが、今年も無事に新しい年を迎えられたことに感謝の気持ちです。今年もよい一年になるように努めてゆければと思います。

私の今年の課題は、仕事、生活(身体のケアや家族のサポートなど)、トラウマ臨床トレーニングの3つのバランスを上手くとれるよう自己調整していくこと。やるべきこと、やりたいことを優先順位で上手くできるように、できないことは限界を引いて諦めつつ、時間の舵とりを上手くできればいいなと願う気持ちです。

さて、早速1月10日~13日、SE™(ソマティック・エクスペリエンシング)関西トレーニングがスタートしました。SE™関西トレーニングにはアシスタントとして参加しています。会場は研究所から徒歩15分のところ! 本日、3日目が終わりましたが、どっぷりSEを学び、体験し、またアシストする喜びを感じています。トレーニングは初級、中級、上級コースまで3年間続きますが、元気に参加できるように身体のレジリエンスを強めていきたいと思います!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一枚目は、研究所にて新年のお花
二枚目は、SE関西トレーニングにてお部屋のリソース
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2024.12.01 学び-ワークショップ他
12月、女性とのつながりのなかでの学び

早いものでもう12月。
あわただしく時間が過ぎていきますが、ブログを書くのは少し立ち止まる時間。この間の出来事を記しておきたいと思います。

先月末11月24日は、神戸で開催された「全国シェルターシンポジウム2024年inKOBE」2日目に参加しました。全国シェルターシンポは今年26回目とのこと、長年DV被害者支援をはじめ女性支援に携わってきた女性たちの活動に触れ、熱気のなかで学ぶ充実した時間となりました。

午前の分科会は「共同親権」に参加。弁護士さん、シェルターの方のお話、DV被害当事者の方々の訴えをお聞きし、現状の問題やこれからの課題について学ばせていただきました。
午後の全体シンポジウムは「議員と語る~共同親権、困難女性支援法、これからのDV被害者支援」がテーマで、支援者の方からの課題提起、質問に対して、議員さんらが回答を返す・・という形式で話し合いが進められました。法律がDV被害女性や子どものおかれている現状や実情に即して運用されるために取り組むべき課題を認識しました。

神戸での一日、研究所のスタッフも一緒に参加でき、共有できたのも嬉しかったです。
後日、多くの人に関心をもってほしいと体験したことをスタッフミーティングや授業でも伝えました。私自身も引き続き、女性を取り巻く社会の動きにも目をむけて学んでいきたいと思います。

11月から後期の読書会もスタートしました。今回の図書『真のダイバーシティをめざして』は「社会的公正教育」という初めて学ぶテーマです。参加者の皆様とともに新たな視点、角度から女性支援を考えてゆければと思います。
12月はじめは、後期の授業の最終日。今年も学生さんが熱心に学ばれ、私自身もエンパワーされました。

12月となると部屋を綺麗に整理整頓したくなりますが、焦りを自己調整できるよう、段取りをたてつつ体調も整え、地に足をつけて元気に過ごせればと思います。

この日曜日に電気工事。LEDに変わりました!

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2024.11.17 講師活動
11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です

11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
平成13年よりこの期間は、女性への暴力防止の意識啓発活動など全国各地域で様々な取組が強化して行われています。

先日11月13日、奈良県女性センター様からお声をかけていただき「女性への暴力防止に向けたセミナー」にて講師を務めさせていただきました。テーマは「DVのトラウマから回復するために」。DVについて一般の方を対象にお話しさせていただくのは大変久しぶりでしたが、「今、私が伝えたいと思うことを」と時間内精いっぱい努めました。参加してくださった方々の少しでもお役にたてたなら嬉しいです。

 女性に対する暴力とは何か。この期間にちなみ、以下に1993年国連総会で採択された「女性に対する暴力撤廃宣言」の定義を紹介したいと思います。

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第一条 性に基づく暴力行為であって、公 的生活で起こるか私的生活で起こるかを問わず、女性に対する身体的、性的若しくは心理的危害または苦痛(かかる行為の威嚇を含む)、強制または恣意的な自由の剥奪となる、または、おそれのあるものをいう。

第二条 女性に対する暴力は、以下のものを含む(ただし、こ れに限定されない)と理解される。

 (a)家庭において発生する身体的、性的および、心理的暴力であって殴打、世帯内での女児に対する性的虐待、持参金に関連する暴力、夫婦間における強姦、女性の生殖器切断およびその他の女性に有害な伝統的慣行、非夫婦間の暴力および搾取に関連する暴力を含む。

 (b)一 般社会において発生する身体的、性的および心理的暴力であって、職場、教育施設およびその他の場所における強姦、性的虐待、セクシュアル・ハラスメントおよび脅迫、女性の売買および強制売春を含む。

 (c)どこで発生したかを問わず、国家によって行われるまたは許される身体的、性的および心理的暴力

****************************************
 以上、第一条と第二条からの引用です。

つまり「女性に対する暴力」は、家庭内で、職場で、学校で、地域社会で、女性や女児に対するあらゆる暴力のことで、女性差別や男女の不平等な力関係を明らかに示し、女性が男性に比べて従属的地 位に置かされることを余儀なくさせる重大な社会構造の一つであると明記しています。

「個人的なことは社会的なこと」ですので、つながることが大切だと思っています。

下記に、相談先が記載されたリーフレットを貼り付けます。
必要としている方に必要な情報が届きますように。

リーフレット(PDF)

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奈良県女性センターにて 

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2024.11.04 日々のこと
早いものでもう11月。今年も残すところあと2か月となりました

大雨が降ったり、汗ばむ暖かさを感じたり、11月らしくない天気が続いています。
しかしながら、太陽の光が差し込み、暑くもなく寒くもない心地いい暖かさに心も和みます。洗濯日和、散歩日和の休日です。

早いもので11月。今年も残すところ2か月となりました。
来年の主な予定も決まりつつあり、2025年の手帳を求めて買い物にいくと、既に2025年の手帳・カレンダー専用売り場ができていました。手帳と一緒にカレンダーも購入。ここ数年、研究所でリピートしているお気に入りのカレンダーは押田洋子さんの「旅の想い出」シリーズ。スタッフも私も大のお気にいりで、素敵な旅のスケッチイラストに、心が旅するような気分になれます。

さてこの一か月半、日々の臨床以外では、女性のトラウマ読書会『なぜ私は凍りついたのか』最終回を開催。スタッフ読書会では『トラウマと身体』の読みあい、自己研鑽としてはIFS(内的家族システム)の本『「悪い私」はいない』の読書会、発達性トラウマを扱うセラピーのトレーニングに参加する等していました。

読書会の本は前日の慌てて読む・・というパターンになってしまってますが、一人だと最後まで読み切ることがなかなかできないので、仲間と一緒に読む機会は有難いです。複雑性PTSD、解離性障害、愛着や関係性の傷つきのためのセラピーに役立てていければいいなと思います。

11月もあっという間に過ぎそうですが、秋の紅葉を楽しむなど、少しでも季節を味わう時間をつくれたらいいなと思います。

気温や天候が不安定な日々ですが、皆さまも秋を楽しめますように。

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2024.09.09 日々のこと
9月を迎えて

9月に入っても厳しい暑さが続いています。

この一か月は酷暑、地震、台風・・など、自然災害のリスクを意識し、生活を取り巻く自然環境とのつきあい方を考えさせられる日々でした。

一時的でしたが猛暑のなか停電を経験し、クーラー(電力)がないとこんなに生きづらい環境にいるんだと実感。8月最終週はコロナ渦以来数年ぶりに東京にいきましたが、行は大雨により新幹線が一時ストップ、帰りは台風の影響により新幹線が全面ストップ、急遽飛行機のチケットをとるも雷の影響のために出発が遅延・・。無事に到着するまで落ち着かない・・といった経験をしました。 
 いつ何がおこるかわらかないと不安を感じるとき、人の温かい言葉やサポートにほっとし、安心につながることも実感しました。当たり前の日常は当たり前ではないと感謝の気持ちを忘れずに、日々の助け合いを大切にしていきたいと思う今日この頃です。

さて、昨日は二か月ぶりの「女性のトラウマ読書会」(8月はお休みでした)。

今日の読みあい箇所は『なぜ私は凍りついたのか~ポリヴエーガル理論で読み解く性暴力と癒し』11~13章で、性暴力被害裁判、加害者臨床について読みあいました。毎回、グループの皆様の感想や意見を聞きつつ、自分の感じたことを言葉にすることで、言語化できなかったものに「気づき」を得ることができるように思います。

性暴力の被害、加害が起こる背景にある社会の問題、女性を性の対象としてみる文化社会の問題は見過ごせません。子どもの時代に、子どもが養育者と安全で安心できる愛着関係を築けるようなサポートを望むと同時に、子どもが人として大切な価値観について学べるよう人権教育や性教育が充実するよう願ってやみません。



先週のお花。気温が高いのでお花も大変です(泣)。
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2024.08.02 学び-ワークショップ他
夏本番

連日酷暑のなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
前回のブログをみると、ちょうど2か月前。7月は駆け足に過ぎ、8月夏本番を迎えています。

休日はオンラインでの研修や講座、結婚式や法事など、日々の予定をこなすことで時間が過ぎてしまいました。もちろん、一つ一つが大事なものです。
ただ最近うっかりミスが続き、これはキャパオーバーのサイン! とまずは限界設定を意識し、タイムマネージメントが上手くなりたい~と願う今日この頃です。

ところで、どうして研修や講座を受けるんだろうと自分に問いかけてみました。臨床の仕事と直結するので自己研鑽になることはもちろんですが、私自身の健康のためにも役立つものだから、という返答が自分(セルフ?)から返ってきました。
私のいう健康とはWHOが定義する健康です。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることを言う。(日本WHO協会訳)」つまり、学ぶことは自分の落ち着きをとりもどし、社会的なつながりを感じるセルフケアにもなるのです。

この間も、身体志向のトラウマケア・アプローチであるセンサリーモーターサイコセラピー(SP)、EMDR学会主催の継続研修、親子支援のPCIT(親子相互交流療法)の講座などの学びの場がありました。いずれも内容が「人間」に関すること。そして「つながり」に関すること。私にとっては生きることの深淵に触れるような体験でもあり、個を超えた「つながり」を感じられるような体験にもなります。一人一人の人間が生きていることに畏敬の念を感じます。
その体験は、私自身に精神的な落ち着きや安定感、スピリチュアルなつながりをも体感させてもくれるのです。

さて、先月は3つの読書会がありました。研究所主催の「女性のトラウマ読書会」と「スタッフ読書会」、そして一参加者として参加した全12回の「朝の読書会」。
朝の読書会の本は『「悪い私」はいない~内的家族システム(IFS)による全体性の回復』。本のタイトルにも惹かれましたが、第一章を読み始めてすぐ慈愛に満ちたIFSの世界観に引きこまれていきました。これから私のなかのパーツやセルフとどんなふうに出会えるかのか、とても楽しみです。

8月はセンサリーモーターサイコセラピー(SP)ワークショップ、トラウマインフォームドケア講座、ソマティック・エクスペリエンス(SE™)マスターコース、が控えています。夏休みは小休止をしつつ、元気に夏を乗りきりたいものです。

まだ暑さのピークは続くようです。
皆さまも体調にはお気をつけて、日々(生きることを)頑張っている自分をケアしてあげてくださいね。

7月天神祭宵宮 出番を待つ御神輿(研究所のすぐ近く)
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25日本宮祭の日、エネルギッシュな掛け声とお囃子が響きわたりました。
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2024.06.02 日々のこと
6月がスタートしました

あっという間に6月に入りました。月一回のブログを目標にしていますが更新できず、6月を迎えました。
日々の生活リズムは、仕事とプライベート生活、そして研鑽のための学習や研修で、一か月半が過ぎました。
また日々、目の前にある現実を生きつつも、人の命やライフサイクルについて思いを馳せていました。

研鑽としてはトラウマに焦点をあてたソマティック・アプローチの学習に勤しみました。
ソマティックなアプローチを学ぶことは、生きるということの深遠さに触れることでもあります。

5月にスタートした女性のトラウマ読書会『なぜ私は凍りついたのか~ポリヴェーガル理論で読み解く性暴力と癒し』では、「はじめに~第三章」までを読みあい、性暴力の現状と刑法改正と問題点について、ボリヴェーガル理論について皆で学びました。
研究所スタッフ読書会では4月は『トラウマと身体~センサリーモーター・サイコセラピーの理論と実践』「はじめに~第一章」の階層的情報処理(認知、情動、感覚運動)について、5月は『複雑性PTSDの理解と回復』「はじめに~第一章」の複雑性PTSDについての基本的理解にについて学びました。

個人の研鑽としては、昨年トレーニングを受けたSP(センサリーモーター・サイコセラピー)の卒業生として学ぶ機会に参加したり、SE™(ソマティック・エクスペリエンシング®)のテキストを読み直しコンサルテーションを受ける等、トラウマへのソマティック・アプローチの知識を整理し、自分を振り返る時間を持つことができました。

学びに終わりはありません。来年一月から始まる関西でのSE™トレーニングも楽しみにしています(詳しくはこちらをご参照ください⇒)。日々研鑽に努め、成長を感じられるように切磋琢磨していければと思います。

ちなみに、最近お気に入りのセルフケアは、お天気のいい日の休日、外を歩くこと。
今月は雨の日も多くなると思いますが、四季の変化や街の様子を感じながら、外を歩く時間を楽しめればいいなと思います!

先週のお花。芍薬が咲くのが楽しみです。
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2024.04.12 日々のこと
2024年度がスタートしました!

寒暖の差が激しいながら、日中はずいぶん暖かくなりました。
花や緑も芽吹く、心地いい季節を味わっています。

今週は今年度初のスタッフ会議がありました。今年度のスタッフ研鑽の時間は読書会に決定。図書も二冊と決まりました。『トラウマと身体』『複雑性PTSDの理解と回復~子ども時代のトラウマを癒すコンパッションとセルフケア』です。『トラウマと身体』では、トラウマの身体志向アプローチの土台となる神経生理学的な理解を深め、『複雑性PTSDと回復』では複雑性PTSDの基本的理解や姿勢を共有し、臨床実践に生かすことができればと思っています。

スタッフそれぞれが、様々な現場で臨床の仕事に携わりながら、研修や講座にも熱心に参加し研鑽を積んでおられ、皆の勉強熱心さに、私自身もとても刺激を受けています。今年度もスタッフ読書会で学びあう時間を楽しみにしています。

私自身の研鑽としては、先週二つに参加しました。
一つは、関西@心理臨床を学ぶ会主催「複雑性PTSDの子どものトラウマと回復」の一日ワークショップで、講師の峯輝子先生から「環境調整、ホログラフィートーク、その他で子どもの回復を援助する」について学ばせて頂きました。講義から実習まで充実した学びの時間で一日があっという間でした。心理教育の参考となる良書をたくさんご紹介くださったので、ぜひ読んでみたいと思います。

もう一つは、PCIT研修センター主催のオンライン講座「Dr. Choeの子どもの発達行動学 実践講座 第1回 総論」をオンデマンド配信で現在視聴中。崔明順先生の貴重なお話、時間をとってしっかり拝聴しようと思います。

なお、今年度の支援者向け読書会の案内もアップされました。
現場で女性の支援に携わる皆様とも学びわ共に深めてゆければと思います。
関心のある方は、ぜひこちらもご覧くださいませ。⇒★「女性のトラウマ読書会」

来週から連休まで、仕事や研鑽で予定はびっしり詰まっていますが、お天気のいい日には季節を楽しむ時間をとれればと思います。

ワークショップの帰り、大阪城公園で桜を楽しみました

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2024.03.31 日々のこと
2023年度の終わりに、感謝を込めて

2023年度の仕事も昨日で終わりました。明日から新年度を迎えます。

皆様のご支援と信頼に支えられ、今年度も無事に終えることができました。
心より感謝申し上げます。

私が研究所の所長を引き継いでから、ちょうど丸10年が経ちました。
10年長いようで、あっという間でした。
所長として至らぬ点は多々ありますが、信頼を寄せてくださる皆様方とのご縁やサポートに恵まれ、10年続けてこれたことに心から感謝の気持ちです。

次年度から所長としての次の目標に向かって、歩みをすすめていく所存です。
身体的には老いと向き合わざるを得ませんが、心は成長できるよう研鑽を積んゆければと思います。
引き続き、ご愛顧くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。

さて、2月、3月の研究所の予防啓発活動報告です。
2月は大東市での保護者向けCAREワークショップを全2回で実施、
2月・3月は女性のトラウマ読書会を開催しました。

そして次年度も引き続き、カウンセリング/心理療法を提供する臨床活動から子育て支援・支援者支援の予防活動まで取り組んでいきます。

私自身も、よりよい心理臨床サービスを提供できるよう研鑽を積んでいきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

今年もシクラメンが満開に咲いてくれました。
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2024.02.03 CARE/PCIT
子どもとのよい関係を育む子育て講座、PCITトドラーの子育てスキル

令和6年能登半島地震の発生から一か月が経ちました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。甚大な被害と今もなお厳しい生活を余儀なくされていることに胸が痛む思いです。被災地の皆様の安全と一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

活動報告です。
2月2日金曜日は東大阪市にある「若江岩田みんなのひろば・きらりっこ」にて、「子どもとのよい関係を育む子育て講座~PCITからエッセンスを学ぶ」の講師を務めさせて頂きました。

ご参加くださったのは、乳幼児さんの子育て中のお母様6名。内容は、0-3歳までの乳幼児を育てる親御さんに使っていただけるよう、PCITのエッセンスとして、子どもとのよい関係を築くためのPRIDEスキルと乳幼児さんの感情調整を助けるCARESスキルを中心に、ロールプレイでの練習もいれながらお話させていただきました。

初めて話すテーマに「話が長くないかな・・」とドキドキしながら「親御さんにぜひ伝えたい!」という思いで臨みましたが、参加者の皆様がウンウンとうなづき、熱心な眼差しで私を見て話を聞いてくださっているのが伝わり、とても勇気づけられながら話をすすめることができました。一期一会の出会いですが、お母様の反応も聞きながら対面でお話させていただけて、とても有り難い気持ちでした。

講座の後のアンケートでは「わかりやすかった」「ぜひやってみたい」と肯定的な感想をお寄せくださっており、ほっと嬉しい安堵感。親子の温かい関係を築き、子どもの心の土台を育て、子育てが楽になるPCITの子育てスキルが、少しでも役にたてていただけると嬉しいです。

講座の前には、「きらりっこ」の親子の遊びの場に少し入らせて頂きました。地域に親子で自由に遊びに来れる場があるのはとてもいいなと、とても温かい気持ちになりました。「きらりっこ」のスタッフの皆様、このような機会を頂き、本当にありがとうございました。

PCITトドラーに関心がある方は、ぜひ『1日5分!PCITから学ぶ0~3歳の心の育て方』をご覧ください。
女性ライフサイクル研究所にて、乳幼児と親御さんへのPCITトドラーセッションも提供しています。「PCITトドラーご案内」のページもあわせてお読みいただけると嬉しいです。

今週のお花。チューリップ、スイトピーなどお花は春です。

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