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所長のブログ~ただ今修行中

2016.11.25 日々のこと
11月25日は「女性に対する暴力をなくす撤廃国際日」です

 この2週間は、「女性に対する暴力をなくす運動」期間でした。
最終日の今日、仕事が終わった後、大阪のパープル・ライトアップを見に行きました(写真は下記です↓)。

 女性に対する暴力とは、夫・パートナーからの暴力(DV)、性犯罪、セクシュアルハラスメント、ストーカー行為、売買春など、女性や女児の人権を著しく侵害する行為です。

 1999年12月、国連総会では、11月25日を「女性に対する暴力撤廃国際日」として指定しました。この国際日に各国政府、国際機関、NGOに対して、この問題に関する世論を喚起するための活動を行うようにと促しています。

 日本でも毎年、11月12日~25日までの二週間を「女性に対する暴力をなくす運動」の期間として、内閣府をはじめとする関係省庁や地方公共団体でさまざまな取り組みが行われています。

 パープル・ライトアップもこの一つで、女性に対する暴力根絶のシンボルのパープルリボンにちなんで、この期間に全国各地の施設で実施されています。「ひとりで悩まず、まず相談してください」というメッセージが込められているとのこと。

 私にも何かできること・・をと、下記に相談窓口(公的機関)を紹介したいと思います。時々、「どこに相談していいかわからなくて・・」と遠方にお住まいの方からもお電話をいただくことがあります。電話相談の情報の一つとして、お役立て頂ければと思います。

【参考ホームページ等】 
●内閣府男女共同参画局  配偶者暴力被害者支援情報
            DV相談ナビ 0570-0-55210

●警察庁   各都道府県警察の犯罪被害相談窓口
       性犯罪被害相談電話設置一覧表

●法務省   女性の人権ホットライン  0570-070-810
        法テラス犯罪被害者支援ダイヤル 0580-079714  
        ストーカー被害ポータルサイト
      
●厚生労働省 児童相談所全国共通ダイヤル  189

【関連記事】
●DV   「DVを受けている女性を支える~家族、友人、知人として」
   
  DVを受けている女性を支える~なぜ逃げられないのかを理解する
     ドメスティック・バイオレンス(DV)家庭で育った子どものトラウマと回復

●性的虐待 「カウンセリングの窓から~性暴力被害への理解と対応を」

           大阪府のドーンセンターから。パープルライトアップIMG_1909 (2).jpg

           

2016.10.10 日々のこと
コミュニケーションの難しさと大切さ

 
 この連休は日頃できないことをと、実家に帰省していました。介護のために月一回は実家に帰ろうと決めて早一年半。日頃は実家近くに住む妹家族が介護をしてくれていますが、少しはできることをしないと・・と。

 今、今までの人生のなかで一番、親や姉妹と関わっているように思います。思春期の頃からは親から距離を置き、家を出てからは益々離れ、自分の生活や自分の家族、仕事のことで精いっぱい・・で、この年まできました。でもいつの間にか親の介護のときを迎え、さまざまな問題を目の前にして、今や毎日のように妹らとコミュニケーションをとるようになりました。地域の福祉、周囲の人々の助けを借りながら、「老い」、「人生」、「生きる」とは何か、について学ばせてもらっている感じがします。

 そして今日は大阪に戻り、映画『聲の形』を鑑賞しました。映画評論をみて、いじめがテーマと思って観に行きましたが、いじめについて考えさせられることはもちろん、登場人物一人一人に物語があり、引き込まれました。「伝えたいのに伝わらない。欲しいのに得られない」、コミュニケーションのもどかしさ、向き合いたいけど向き合えなさ・・そんな切なさ、愛おしさをしみじみと感じさせられる映画でした。バックで流れる音楽も内面を描写しているようで時に切なく、悲しく、美しかったです。

 ラストシーンは感動の涙。人は人に助けられ支えられて、何とかやっているし、生きていけるのだよねと、ほっと胸をなでおろしました。
 コミュニケーションは難しい、けれど・・、だから・・、大切に、自分の思いを言葉にしていくことができればと思いました。

          青く澄みわたる秋の空。大阪ステーションシネマ、風の広場より。

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2016.07.27 日々のこと
映画『さとにきたらええやん』、観にいきました

今日はたまたま夕方からの時間が空き、行くなら今日だ!と『さとにきたらええやん』を観に行きました。一日一回の上映なので、いつ行けるか・・と時間を調整していましたが、ちょうどレディースディでラッキー。映画館は十三にある第七芸術劇場、初めて行きましたが雰囲気がレトロで味がありました。整理券を無事もらった後、17時30分の開場時間まで隣の喫茶店でほっと一息ついてから劇場へ。

『さとにきたらええやん』は、日雇い労働者の街・大阪市西成区釜ヶ崎で38年間活動してきた「こどもの里」の奮闘を描くドキュメンタリー映画。映画は「こどもの里」の日常の光景から自然体の姿ではじまりましたが(何度かフィールドワークで行かせて頂いたことがあるので、その時のことも自然に思い出されながら)、だんだんとそこに映し出される子どもを中心とした「物語」に引き込まれて行きました。

映画を観終わった後は、しみじみとした温かい感動で満たされ、その余韻を味わいながら帰途につきました。頭の中では、劇中で流れていたSHIGO★西成(西成区出身のヒップホップアーティスト)の歌が響きながら・・。

子どもの成長とそれを見守り、支える里のスタッフさん。子どもはもちろん、その親も含め家族を温かく見守っていることに感銘を受けました。そして何より、子どもの生き生きした姿、笑顔は素晴らしい! 温かく、強く、本音でぶつかりあう大人と子どもの関係性、その信頼の「絆」は素敵です。

こどもの里の理念、「誰でも利用できます。こどもたちの遊びの場です。お母さん、お父さんの休息の場です。学習の場です。生活相談、何でも受け付けます。教育相談、何でもききます。いつでも宿泊できます。緊急に子どもが一人ぼっちになったら・・、親の暴力にあったら・・、家がいやになったら・・、親子で泊まるところがなかったら・・、土日祝もあいてます、利用料はいりません」、それがどういうことか、その大切さを実感しました。「誰でも利用できます」、なかなか言えることではないと、とても力強い言葉に尊敬の念です。

子どもの支援、子育て支援に携わる支援者はもちろん、子育てに悩むお母さん、お父さんにもぜひ見て頂きたい映画だと思いました。子育てがしんどいとき、助けを求めたらいいよ、一人で頑張らなくてもいいよ、そんなメッセージが伝わってきます。

  ※『さとにきたらええやん』の詳しいことはこちら→映画『さとにきたらええやん』公式サイト

               夏の夕暮れ。西梅田から
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2016.06.18 日々のこと
「場」でつながる

今朝は気持ちのいいお天気で一日がスタートしました。
この一週間もあっという間。今週は、女性ライフサイクル研究所のグループルームが、コミュニケーションの場、学びの場として、フレキシブルに活用された一週間でした。順に振り返ると・・

火曜日の夜は定例のスタッフ研修。皆で面接技術を高めるべく、切磋琢磨して臨床について学びあう時間はとても貴重な時間です。スタッフみんなの熱心さに、私自身もエネルギーで満たされました。

木曜日の午前~昼過ぎまで、年報会議。女性ライフサイクル研究所フェリアンと力を合わせて、年報『女性ライフサイクル研究』の発行に向けて、月一回の会議を重ねています。論文にまとめていく過程のディスカッションは考えさせられ、思考を深める機会となっています。今日も様々な発見と気づきがあり、視野が広がりました。

木曜日の夜は、家族看護援助の前期授業一日目。毎年一コマ目は、複雑な問題を抱える家族の心理として、「DV被害者と家族」「子ども虐待と家族」を取り上げています。一番伝えたいことは、回復の指針として、「生活コミュニティのなかに味方が増えること」。「人との信頼のつながり」です。しっかりと受けとってくださり、嬉しく思いました。スタッフもお手伝いで参加してくれました。

そして今日はハンズオン講習会二日目。今日も講師の浅井咲子先生がポリヴェーガル理論をとてもわかりやすく教えて下さいました。マッサージテーブルを使ったハンズオンワークで自律神経系のリズムを感じることはとても興味深いです。身体の不思議というか、生理学の世界に生命の神秘を感じます。「今、ここ」にいる空間と時間を参加者の皆さま、そしてスタッフも一緒に学ぶことができて感謝です。

女性ライフサイクル研究所が、一つの「場」として、活かされることはありがたいことです。今日も「いい場所ですね」「参加できてよかったです」と声をかけてくださり、しみじみと嬉しかったです。「場」として活かされることは、ここに集ってくれる「人」がいてこそ。人とのつながりに、皆さまに・・感謝です。


お勧め情報
★2016年7月3日(日)13:00-15:30  「夏の交流会」のご案内
NPO法人FLC安心とつながりのコミュニティづくり主催で、今年は夏に「交流会」があります。パールノートピアノ演奏&団士郎さんのトークライブ「家族のないしょの話」です。
どなたでも参加できます♪ ぜひご参加ください。 →詳しくはこちら

★映画「さとにきたらええやん」のご案内
「こどもの里」は大阪市西成区釜ヶ崎にある、子どもたちの遊びと学びと生活の場です。この映画では「こどもの里」を舞台に、子どもも大人も抱える「しんどさ」と関わり向き合いながら共に立ち向かう姿を追っています。こどもの里を応援しています♪ →詳しくはこちら

なお、昨年、こどもの里館長の荘保さんにインタビューをさせて頂き、ささやかな論文としてまとめました。こちらもお読みいただければ嬉しいです。→『女性ライフサイクル研究第24号:特集 抵抗とレジリエンス』


            今朝の一枚。一か月以上咲いてくれています。すごい。
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2016.05.08 日々のこと
アタッチメント、つながることの大切さを思う

連休もあっという間に明けましたが、金曜日からぼつぼつと仕事に戻っています。
金曜日は、スタッフと一緒にFLCの片付け&掃除。事務スペースや廊下がスッキリして気持ちよくなりました!土曜日は、午前面接と夜間面接の合間に京都に出向き、アタッチメントセミナーに参加。本日、日曜日の午後は、女性心理学フリートーク『心的外傷と回復』の読書会でした。

今年度からスタートするというアタッチメントセミナーでは、アタッチメント理論の研究と実践について、現場に即した内容を第一人者の先生方が系統的に提供くださるとのことで、今回はその第一日目。親子の支援のヒントになれば・・と参加させて頂きました。

アタッチメントとは、「くっつく」こと。ボールビーによれば、人間には「くっつきたい」という欲求がそもそも備わっていて、怖くて不安なときには特定の人のところに逃げ込んで、気持ちを立て直そうとします。いつも守ってくれる人がいることで「何かあればあそこにいけばいい」と、見通しがもてるようになり、それが情緒的な絆になっていくとのことでした。見通しが持てれば一人でできるようになり、どんどんチャレンジしていけるとのこと。とてもわかりやすく、アタッチメントの原理原則を学べてよかったです。

『心的外傷と回復』の読書会では、第一章「歴史は心的外傷を繰り返し忘れてきた」を読みあいました。19世紀以降の心的外傷についての3つの研究、19世紀後期のヒステリー研究、第一次大戦後からベトナム戦争後に頂点を極めた20世紀初期の戦闘神経症、20世紀後期の性的暴力とDVについて、研究が押し進められた社会的・政治的背景と共に再確認しました。

PTSD(外傷後ストレス障害)概念が公認されてから、レイプ・DV・性的虐待後の心理学的症候群も戦闘神経症と本質的に同一であることが明らかとなったいう発見はすごいことと感嘆します。

また、今回印象に残った箇所は、ベトナム帰還兵らが組織した「おしゃべりグループ」と、女性らが真実を語り合った「コンシャスネスレイジング(意識向上)」運動です。親密な関係で仲間同士の「感情的アタッチメントの力」が、真実と向き合うことを可能にし、社会を動かす力となったということに、人とつながることの力強さを感じました。

子どもだけでなく、「安心できる人」の存在は大人にとっても大切です。心が傷つき弱っている時はなおさらです。安全に、安心して「人とつながる」こと、それが自己信頼であり他者を信頼することであると思います。子どもと大人、女性と男性を越えて、つながりを育んでいくお手伝いができれば・・と思います。

ところで、ブログを書いた後、こんなニュースを見ました。熊本地震の後、家に帰るのが怖くなって帰れない子どもたちのために、熊本市こども発達支援センターの職員さんたちが絵本を作ったとのこと。「やっぱりおうちがいいな」。この絵本はホームページからダウンロードできるとのことです。少しでも安心できる状況が戻りますことを心よりお祈りいたします。


                サーモンピンクのベゴニアに魅かれて
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2016.04.18 日々のこと
心よりお見舞い申し上げます

このたびの熊本地震により被災された皆さま、そのご家族の皆さまに心からお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されますよう、安全と平穏の日常が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。

熊本には今まで二回行かせていただいたことがあります。
数年前にDVの講演と研修で伺ったこと、その会場のこと、お世話になった皆様のこと、アンケートにご記入くださった参加者の皆様の声・・、そしてまた、数年前にDV被害者支援の皆様の会に寄せていただいたこと、皆さまの温かさと優しさと、とても力づけられたことを思い出します。帰りに熊本城も散策したことも思い出されます。・・テレビを見ながら心が痛みます。
被害が拡大しませんよう、熊本、九州の皆様さまがどうぞご無事でありますよう心よりお祈り申し上げます。


今日は仕事を終えた後、「ひとみ~真実はひとみの中にある」を観に行きました。「慰安婦」問題を描いた朗読と一人芝居です。魂の証言、叫びが胸に響きました。
先週土曜日は、「自閉スペクラム症とトラウマ」をテーマにした講演を聞きに児童精神医学の研究会に参加しました。講師の先生が、熊本被災地への支援活動にも触れられていました。
トラウマの様々な側面について、発表された方々それぞれが、それぞれに人と向き合っていること、自分の役目と向き合っていることを思いました、そしてとても考えさせられました。

微力ながら、私も私のできること、私の役目と向き合っていきたいと思います。






2016.04.06 日々のこと
新年度がスタートしました!

  2016年度がスタートしました。この一週間、雨の日もありましたが、桜の花を愛でながら春がきた喜びを感じ、新鮮な気持ちで毎日を過ごしていました。

 昨日は今年度初の女性ライフサイクル研究所スタッフミーティング。新メンバーも迎え、新鮮な気持ちで今日のテーマについて取り組み、臨床の勉強にいそしみました。

 「ここにくれば安全で、安心して話ができる」と感じて頂けるよう、今年度も安全な場所創り、ホリスティックケア、レジリエンスを引き出す心理的援助を志して取り組んでいきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

            いいお天気の日、青空をバックにIMG_1316 (2).jpg               曇りの日、しだれ桜の下から
FullSizeRender (2).jpg            FLCの八重桜、かわいい蕾をつけました
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2016.03.27 日々のこと
3月の節目に

まだ寒さが残るものの、大阪でも桜の「開花宣言」がでました。
3月が終わり、もうすぐ4月を迎えます。3月は学校や仕事の節目のとき、人との別れにしみじみした寂しい気持ちと、新しく始まる新年度を迎え入れる新鮮な気持ちとが交差するときですね。

私にとっても、この3月は、しみじみ・・とした気持ちと新たな希望とが入り混じる気持ちで過ごしています。

一つは、先週最終勤務日を迎え、9年間勤務した総合病院産婦人科でのお仕事を退職しました。非常勤カウンセラーでしたので勤務した日数は少ないですが、9年という年月は長いようで早かったです。最終日には、クライエントさんとの最後の面接を終えた後、部屋の片づけをしながら、9年前のことを走馬灯のように思い出しました。

前任者の臨床心理士さんから仕事を引き継ぎ、医師と三人でこれからの仕事内容について話し合ったこと、カウンセリングのお部屋が綺麗に内装され、新しいソファ等家具をお店に選びにいったこと・・に始まり、産婦人科、小児科の患者さん、クライエントさんとの出会いと別れ・・を思いだし、この9年間に思いを馳せました。そして、同僚の臨床心理士さんと少しお喋りをして、お世話になった先生や看護師さん、職員さんにご挨拶をして最後の日を終えました。

本当に居心地のよい職場で仕事をさせていただけたことに感謝の気持ちでした。
妊娠・出産・子育てをめぐる女性のトラウマ、流産、中絶、死産、性暴力、DVなど、女性の悲しみや痛みに立ち会い、女性が置かれている状況や現実について学ばせていただいたことは、これからもしっかりと心に留めていきたいと思います。本当にありがとうございました。

もう一つ、女性ライフサイクル研究所が新スタートし、所長に就任して早二年がたつことにも、しみじみと有り難い気持ちで過ごしていました。
私の座右の銘に「石の上にも三年」があります。冷たい石も三年座っていたら温かくなる、という意味から、忍耐が大事という意味で使われるそうですが、私の場合は「三年がんばれたら、その後は何とかなる」という楽観的な気持ちも含んでいます。

陰で支えて下さっている皆さまの温かいお気持ち、サポートに感謝の気持ちを心に抱きながら、三年目は、さらに充実させていければと思います。
次年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

              FLCに飾ってね!、と娘からいただきました
2016.3.27.jpg[関連記事]
2014年4月FLCエッセイ「初心忘るべからず

2016.01.05 日々のこと
2016年、仕事始め

今日は仕事始め、一週間ぶりの研究所でした。玄関を入るも、年末に活けていた花瓶のお花がまだ綺麗に咲いていてびっくり。

まず仕事始めは、本日出勤のスタッフと一緒にお掃除と植物の手入れから。お掃除でウォーミングアップをして、身体も心もすっきり清々しい気持ちで、カウンセリング面接に臨むことができました。

今日のように清々しく、穏やかに、落ち着いた気持ちで、この一年、日々の面接に取り組んでいければと思います。

本年も皆さまに親しまれ信頼される「場創り」を目指して、研鑽を積んでいきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

                                             JUNさん作、年賀はがき、
                今年もよろしくお願いします♪

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2015.12.10 日々のこと
今年も神戸ルミナリエに行きました。

今日は一日の仕事を終えた後、神戸ルミナリエに行ってきました。毎年この時期、ルミナリエを見に行くのが恒例行事になっています。

神戸ルミナリエは、阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興と再生への希望を託して1995年12月以来、開催されしていますが、ルミナリエの光は希望の光であり、祈りの光。阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ、被災された方々の、安全と平和を祈る気持ちで、光の回廊のなかを歩きました。

さて話は変わりますが、今日のお昼はFLC恒例のクリスマス・ランチ会でした。数か月前、中崎町商店街にフレンチ・レストランを発見。フランスで修業された田舎風パテが自慢、というオーナーシェフさんのお店、クリスマス会にちょうどいいんじゃないかな・・とチェックしていました。
落ち着いた雰囲気のお店のなか、色鮮やかに盛り付けられて、見た目も綺麗で上品、そしてお味もおいしく、丁寧に作られているのが伝わるお料理を楽しみながら、皆で和やかなひと時を過ごすことが出来ました。恒例のプレゼント交換では、私はとてもかわいい瓶に入った紅茶をいただきました! ほっと一休みの時に楽しみたいと思います。

ランチ会のあとは、これもまた恒例の年末大掃除。今日はとりあえずスタッフ皆で一時間、お掃除に精を出しました。お掃除チェック表を作りましたが、チェックしながら日々少しずつ年末の大掃除をして、すっきりとして新年を迎えたいと思います。

今年も残すところあとわずかとなってきました。12月は毎年恒例となっている行事が色々?ありますが、この一年間元気に過ごせたことに感謝しながら、物理的にも心理的にも、一年の締めくくりをしていきたいと思います。

       今年の作品のテーマは「心の中の神戸」。日本初公開の屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ」
                                            毎年、この光に魅せられています。
IMG_0796 (2).jpg                  「薔薇の冠」
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