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所長のブログ~ただ今修行中

2026.02.13 トラウマ
学びのアッブデートと、嬉しい再会~EMDRトレーニング再受講

今日は寒さも緩み、日中は穏やかな陽気に恵まれた一日でした。

そんなよき日、私は神戸元町で開催されている「EMDRベーシックトレーニング」に、再受講生として参加してきました。

私が初めてEMDRトレーニング(レベル1)を受講したのは、2000年8月のこと。 気がつけば、あれから25年半という月日が流れていました。

心理療法の世界は常に進化しています。2年前にはテキストも改訂されたと伺い(第3刷)、「最新の知見に触れ、基本をしっかりと復習したい」という思いで再受講に応募しました。無事に抽選に当たり、今日の日を迎えられたことに感謝です。

初日の今日は、EMDRの概要(背景、アプローチ、エビデンス、メカニズムなど)を中心に、基礎理論から最新の研究まで丁寧にレクチャーいただきました。改めて学び直すことで、日々の臨床を振り返る貴重な時間となりました。

ちなみにEMDR療法は、PTSDやトラウマに対して効果がある心理療法として、WHO(世界保健機関)からも推奨されています(2013年)。


そして今日、トレーニング会場で嬉しいサプライズがありました。 以前、当研究所でカウンセラーとして活躍してくださっていた朴ちゃんこと朴希沙さんと、偶然の再会を果たしたのです!

お互いの元気な姿を喜び合い、お昼のランチもご一緒して、記念に写真をパチリ。

ちょうど昨年末、朴ちゃんが博士論文をまとめられた著書『歴史的トラウマと日常を結ぶ心理臨床 』(→★)を寄贈してくださったばかりで、「いつか読書会ができたらいいな」と考えていた矢先のことでした。こうして若い世代の方々から刺激を受け、学ばせていただけるのは本当にありがたいことだと感じます。

出会いがあれば別れもあり、でもまたこうして再会することもある......。 そんなご縁のつながりと温かさを、しみじみと感じる一日となりました。 朴ちゃんが現在力を注いでおられる「在日コリアンカウンセリング&コミュニティセンター(ZAC)」での臨床活動が、さらに発展されますよう心よりお祈りしています。

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さて、再受講はあと2日続きます。 新しい学びを一つひとつ丁寧に整理しながら、日々の臨床実践へとしっかり還元していきたいと思います。

 追記【2026年2月14日】
今回、改めてEMDRの基礎に立ち返っていますが、私は日頃、SE™やSP、IFSといった身体志向のアプローチやパーツワークも大切にしています。それぞれの知恵を統合し、クライエント様に最適な「統合的アプローチ」としてお届けできるよう、この3日間で臨床の地図をより明確に繊細に描き直したいと思っています。


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再受講は午前の講義のみ。午後大阪にもどる車窓から。

明日も頑張ろう~。

 

 

 

 

 

 

 

2025.10.13 トラウマ
2025年秋、センサリーモーターサイコセラピー(SP)レベル2トレーニングを終えて

10月も半ば。日の入りも早くなり、朝夕はしのぎやすくなりました。でもまだ日中は半袖がちょうどいいくらいです。

久しぶりのブログ、何について書こうかな?、この1か月の間で最もよかったことは何かな?・・と自分を振り返ったとき、まず頭に浮かんだのは、センサリーモーターセラピー(SP)レベル2のトレーニング(オンライン)を無事終えたこと、でした。

2024年10月のモジュール1から、先月9月末のモジュール10まで、約1年かけて月1回週末3日間のトレーニング(午前は講義、午後は実習)がありました。全体の内容の習得度はひとまず横におき、まずは無事に終えられたことにほっとしています。講義は全30日、すべて録画されており1年間は視聴可能なので、もう一度見直して、内容を自分に落とし込めていけたらなと思います。

「継続は力なり」ですが、これからも継続しようと思えるのは、同じ受講生仲間がいるからこそ、と思います。一人なら挫折してしまいそうですが、一年間共にしてきた勉強グループの方々とはこれからも「ゆるゆかに」つながって、共に歩めそうなので心強いです。
来月からはグループ・コンサルテーションも始まります。受講生の皆様と共に引き続き学ばせていただければと思います。

ところでSPレベル2は「発達段階における傷つき」がテーマでした。発達過程における愛着の傷つきや関係性の傷つを癒し、成長するための理論的基盤から身体志向のアプローチ法まで学びました。身体的介入を行いながら「信念」「感情」にもアプローチすところが一番印象に残っています。

トラウマ的体験、傷つきは、身体、感情、信念(自分や他者に対する考え方、価値観ともいえます)に影響を与えます。しかし傷を修復し、変容は可能であること、いろんな角度から学ばせていただきました。

先生のレクチャー、受講生の皆様との実習など・・。私もクライエント役として自分自身の体験をいろんな角度から取り上げましたが、それをカウンセラー役の方々が丁寧に温かく真摯に取り扱ってくださったことは、本当にいい体験になりました。同業者の皆様方に尊敬の念を抱くと共に世界への信頼感が拡がる思いでした。オンラインであっても、共に時間を過ごした皆様との温かいつながりに、感謝です。これからも試行錯誤しながらも希望を持って、臨床に取り組んでいきたいなと思います。

そういえば、先月は私の誕生日もありました。抱負を聞かれ、「まずは元気に過ごせるように健康に気を付けます」、次に「周りの人との温かいつながりを大事にしたい」、そして「まだまだ仕事も頑張ります」と答えました。私の関心ごと三つ、この一年も大事にして過ごしていきたいと思います。


先週のお花。ピンクのリンドウがかわいかったです。
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2025.08.17 トラウマ
IFS(内的家族システム)療法へのお誘い

2025年8月9日、IFS(内的家族システム)公式レベル1トレーニングを修了しました!

7月6日~11日までの京都での対面トレーニング(→★)と、その後に続く18・19日、8月4日~9日までのオンラインでのトレーニングを経て、全14日間89.5時間のプログラムを修了いたしました。

日本初の公式トレーニングに参加でき、無事に修了できたことに心より感謝の気持ちです。

一週間が経ちましたが、私のなかでまだその余韻が残っています。
トレーニングでトレーナーの先生、プログラムアシスタントの皆さまのサポートのもと、参加の皆さまと共有した温かいつながりは私の身体に落とし込まれ、思い出すといつでもそこに戻れる感覚、という感じでしょうか。
心理療法でいう「変容」の体験といえるかもしれません。

いま、日常の生活を送るなかで私の内なるパーツの声に耳を傾けながら、セルフ主導でいられるように努めているところです。

ここで少し、IFSとは何か、簡単に紹介させていただくと・・、

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IFS(Internal Family Systems:内的家族システム)は、リチャード・シュワルツ博士が開発した心理療法で40年近い歴史をもちます。

家族療法の臨床家だったシュワルツが、クライエントの内的対話に注目し、家族システム理論を「心の内部」に応用する形でIFSを構築しました。

IFSでは、内的システムについて下記の前提で捉えます。

 ・心には複数の副人格(パーツ)が存在するのは自然なことである

 ・すぺての人にはセルフが備わっている(ポジティブな資質、本質的な知恵など)

 ・トラウマや愛着の傷により、パーツは望まない役割(重荷を背負っている)を強いられる

 ・パーツはよい意図をもっている

 ・成長するにつれて、パーツは内面で相互作用し複雑なシステムを形成する

 ・内的システムの変化は外的システムにも影響を与え、逆も同様である

IFSセラピーでは、パーツの声に耳を傾けて、セルフとの関係性を育み、パーツが重荷(トラウマや愛着の傷)から解放され、セルフとパーツからなる内的システムが調和し協力できるようにサポートします。

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さて、話をトレーニングに戻します。

オンライントレーニングの講師ヘギョン先生は、IFSは「関係性」を大事にするセラピーと強調しておられました。特に、セルフとパーツのよい関係性を築くことが大切で、内的システム内でよい関係性ができれば、それは外との関係性(人との関係)にもつながっていくということでした。

IFSトレーニングに参加したのは、IFSセラピーを学びトラウマ臨床に活かしたいという意図からでしたが、意図をこえて、先生や参加者の皆さまとの温かいつながり、セルフのエネルギーのなかで、「関係性」の大切さを身体で体感できたことが大きな収穫であり、ギフトです。

IFSの探求はこれからも続きます。
受け取ったギフトを大切に、周りの人々に伝えてゆければと思います。


※IFSについてもっと詳しく知りたい方は、こちら↓。
  日本IFSネットワーク
  IFS Institute


トレーニングから受けとったギフトを描いてみました!

(オープンハート、セルフエネルギー、つながりの3つ。
セルフエネルギーで心がオープンになり、他者とつながれる)

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2025.07.23 トラウマ
「摂食障害へのEMDR」を学ぶ

7月20日21日の2日間、立命館大学で開催された「日本EMDR学会第20回ワークショップ(継続研修)-摂食障害へのEMDR」に参加しました。

講師は複雑性トラウマ、解離、摂食障害を専門とするスペイン人心理学者のナタリア・セージョ博士(Natalia Seijo,PhD)です。摂食障害は「トラウマ」「アタッチメント」「解離」に根差した複雑な状態であると、その困難を理解するための体系的なアプローチをEMDRも含めてご教授くださいました。何をもって摂食障害というのか、摂食障害は自分を「守る」働きであること、「その人がどんな人生を歩んできたのか」その背景から理解すること、治療的絆(Therapeutic Bond)を育むことの重要性について、そしてEMDRを用いた介入として準備段階の「安定化」から処理段階の「プロセッシング」までセラピーの全体像を示してくださいました。

先生のお話は非常に整理されていてわかりやすく、有意義な学びの時間でした。温かくエネルギッシュで、丁寧に臨床をされている姿勢にも感銘を受け、尊敬の念とともに学ばせていただけたことに感謝の気持ちです。

また「食事は家族や感情と深くつながっている」「摂食行動は食文化として世代間で受け継がれるもの」という先生のお言葉に、思わず自分自身の歴史を振り返りました。私は前世代から何を受け継いできたのだろうか(無意識下で)・・とそんな問いが自然と湧き上がりました。

また、コロナ渦以降SNSの影響で摂食障害が増えていると話されていました。ボディイメージは周りからのメッセージの影響も受けるようです。摂食障害は私たちの身近にある社会課題といえそうです。

食と心、身体とのつながりを改めて見つめ直す機会として、今回の学びを今後の臨床や日常にも活かしてゆければいいなと思います。

2日目の朝、立命館大学いばらきキャンバスにて
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2025.07.13 トラウマ
新しい学びと癒し、IFS(内的家族システム)の旅

この一週間、京都の修学院まで新しい学びの旅に出かけていました。
トラウマや愛着の傷を癒すための心理療法、IFS(Internal Familly Systems 内的システム療法)の対面トレーニングです。

IFSに初めて触れたのが6年前(→★)。いつか日本でもトレーニングがあればぜひ受けたいと願っていたので参加できること自体、とても幸せを感じていました。

今回の日本での開催には多くの方々の働きかけやご尽力で、そして熱い想いで今回のトレーニングが開催されたことを知り、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいでした。

海外から来日くださったIFSトレーナーのエイナット先生、ヘギョン先生、オーガナイザーである韓国IFSのジョン氏、プログラム・アシスタントの皆さまに改めて感謝いたします。



大きな窓からは美しい木々が見え、鳥のさえずりが聞こえる施設で6日間学んだ時間と空間、その体験は私の宝物になりました。その余韻は今も身体に残っています。

私自身の癒しの旅は個人的であるものの、周りの方々の体験に共鳴し、国を越えて普遍的なものを感じる旅でもあると気づかされました。つながりのなかに癒しがあるのだ気づかされました。

ちなみに、参加者の皆さまとは同じ釜の飯を食べ、学生時代に戻ったような懐かしい感覚でした。銭湯のようなお風呂は比叡山の伏流水のお湯で気持ちよく、一日の疲れがとれて夜はゆっくり休むことができました。

穏やかにリラックスした時間はあっという間に過ぎ、最終日は皆様とのお別れに寂しい気持ちにもなりました。



トレーニングの最後に先生がおっしゃってくださったのですが、IFSの恩恵によって私(パーツ)と私(セルフ)との関係性がよくなると、外との関係性も変化すると。

これからも内なるパーツの声に耳を傾けながら、周りの人と良い関係性を保てるように、そして来談くださるクライエントさんに恩恵を届けられるように努めてゆければと思います。

まだまだこの旅は続きます。カウンセリングでは「自分がたどり着いたところまでしかクライエントさんを連れていけない」とよく言われます。

なので、好奇心をもって学びと癒しの旅を続けていきたいと思います。



一枚目は夕暮れのお散歩で。二枚目は満月の前日。
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2025.06.13 トラウマ
セラピストとしての学びと仲間と

6月も半ば、早くも梅雨入りし蒸し暑い日が続くようになりました。毎朝お天気を確認しながら生活する日々です(雨に多少濡れても大丈夫なように何着よう~、洗濯物はどうしよう~と)。

さて、5月6月と週末はトレーニングが続いていました。
関西SE(ソマティック・エクスペリエンシング)トレーニング初級2はオンラインでのトレーニング。チームの皆様と一緒にアシスタントを務めるのはとても楽しいです。講義でSEを再学習しながら、受講生さんの学びをサポートすることで私自身も学び、成長できることが有難いです。
(※最新のSEトレーニングの募集が開始されました。関心のある援助者の方はこちらをご参照ください。→★

SP(センサリー・モーターサイコセラピー)レベル2トレーニングでは受講生として学習している最中です。午後の実習やスタディグループでは、受講生の皆様と一緒に習ったことを実際に使ってみる練習をしています。どんな技法でも実習で学ぶときのスタイルは、セラピスト、クライエント、オブザーバ役として、三役どの立場も経験しますが、体験から学べるのはとても貴重な時間です。

レベル2は「関係性における傷つき」「発達上の傷つき」がテーマです。自分の内面と向き合うことにドキドキしながらも、仲間と共に協力しあいながら、気づきを深め、新しい発見ができるのは嬉しいことです。私自身の愛着の傷つきへの理解も深まることで、仲間と過ごすことがセルフケアにもなっているなと思います。
安心して信頼できる同級生の皆様の存在に感謝です。

来週予定の大学院の授業、家族看護学演習では「援助職者としての自己理解、セルフケア」もテーマとして取り上げます。よりよい援助のためには、援助者自身が自己理解を深めることが大切なので、生徒さんにとってよい時間になるように務められればと思います。

梅雨の時期、天候が体調やメンタルにも何某か影響を与えます。ジメジメした時期を少しでも快適に過ごせるように、皆さまもセルフケアを大切にお過ごしください。


青、水色と涼しげな色に心惹かれます☆彡
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2025.05.11 グループ/講座
2025年度がスタートしました

新年度、2025年度がスタートして早くも一か月半が過ぎようとしています。
4月以降も肌寒い日が続いておりますが、花の移り変わりに季節の変化を少しずつ味わっています。

桜の季節に続き、つつじの季節、そして新緑がまぶしい季節となりました。紫陽花の葉も青々としてこれから綺麗な花を咲かせるのが楽しみです。研究所のシクラメンは寒い冬を越えて4月には活き活きと花を咲かせてくれていました。

さて、今日は2025年度の読書会第一回目。今年度から朝活! 午前9時スタートを試みることにしました。日曜日の朝早くは起きづらいかな・・と少し心配もありましたが、参加者の皆様が心地よく日曜日の午前中をお過ごしいただけたようでよかったです。私も朝からエネルギーをいただきました!

今年度読みあう本はジュディス・ハーマンさん著作の『真実と修復-暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策』(2024年)。
ハーマンさんの前著『心的外傷と回復』(1996年)はトラウマについてのバイブルと言われる本で、過去に研究所の読書会でも何度か取り上げましたし、私自身も何度も読み返している本です。なので、ハーマンさんの新しい本、これはぜひ読まなければと、今年度取り上げることになりました。

ハーマンさんは前著で、「傷つけられ人の苦しみはただ一人ひとりの心の問題であるだけでなく、社会正義への問いかけでもある」と、女性たちが証言した性的虐待、性暴力、DVといった心的外傷に「名前」をつけました(複雑性外傷後ストレス障害)。そして回復とはその人々に力を与えることと、コミュニティへの復帰を通じて行われること。この二つが治療の根本原則であるとしました。回復のプロセスは三段階あり、第一段階は安全の確立、第二段階は過去の記憶の服喪追悼、第三段階では現在と未来に目を向けて、より広いコミュニティと交わることと記述されています。

その後、ハーマンさんは「回復にはもう一つ最後のステップ、四段階があるのではないか」と考えるようになったとのこと。四段階は「正義」ということです。「個々のコミュニティにある不正義によって外傷が生じているなら、傷を治すためには、より大きなコミュニティから対策を引き出して、不正義を修復しなくてはならない」と言います。本書では、被害者の声を聞くことで「暴力を生き延びた人にとって正義とは何であるか」を示そうとしています。

本書は精神科医であるハーマンさんの専門領域を超えて、法学、歴史学、政治哲学にまで踏み込んでいるということですが、ハーマンさんが被害者の証言から描いた「新しく想像された正義」とは何なのだろう・・。関心をもちながら、一年間、読書会の参加者の皆様と共に学んでゆければと思います。

ところで話は変わりますが、4月は大阪府の女性自立支援センターにて、職員さん対象にCARE(子どもと大人の絆を強めるプログラム)のエッセンスを学んでいただく講座を担当させていただきました。日常の臨床の場、女性ライフサイクル研究所から外に出て、コミュニティでの支援に携わる皆様と出会える場は、私にとって貴重な学びの場であり、つながりの場です。

今年度の活動では、「正義の回復とは」を念頭におきながら、社会やコミュニティとの関わりを大切にしていければと思います。

(一枚目)4月、今年も研究所のシクラメンが満開でした
(二枚目)5月、今週のお花、芍薬がきれいです
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2025.03.16 トラウマ
PTSDへの認知処理療法の研修に参加しました

寒暖の差が激しい日が続いています。温かくなるのが待ち遠しい今日この頃です。

さて昨日、今日の2日間は自宅にこもり「リーシック教授による心的外傷後ストレス症への認知処理療法の基本研修」に参加しました。研修は現地開催とオンライン開催のハイブリットで、私はオンライン参加でした。

認知処理療法、Cognitive Processing Therapyは略してCPTと呼ばれる、PTSDに効果が認められている心理療法です。以前、CPT開発者のリーシック先生からCPTを学びましたが、いつだったかな・・と、ホームページ内のブログを検索すると2019年。もう5年も経つのかと月日が経つ早さにビックリ。その後、臨床にも取り入れてきましたが、今回またリーシック先生から学ぺるなんてまたとない機会と参加を決めました。復習して自分の実践を見直したい、最新の情報もお聞きしてブラッシュアップできれば・・と。

先生の講義は30年の研究と実践に裏打ちされ、とても興味深く、知識とスキル、そのエッセンスを時間内めいっぱい、とてもわかりやすく教えてくださいました。エネルギッシュなお話にエンパワーされ、希望を感じました。もう一度、オンデマンドで復習できるのも有難いです。

研修の最後、主催者の先生が「CPTのProcessing、プロセシングとはクライエントさんと共に歩むこと」というようなお話を最後にしてくださり、確かに・・そうだなと、私も「共に歩む」ということを大切にしていきたいな心に刻みました。二日間、貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。

今年2025年6月には一般の方向けにCPTのセルフケアの本が発行予定とのこと! とても楽しみです。


チューリップのお花、春が待ち遠しいです。
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2025.01.12 トラウマ
2025年1月 仕事始めから一週間

2025年1月6日の仕事始めから早一週間がたちました。
毎年一年があっという間に過ぎていきますが、今年も無事に新しい年を迎えられたことに感謝の気持ちです。今年もよい一年になるように努めてゆければと思います。

私の今年の課題は、仕事、生活(身体のケアや家族のサポートなど)、トラウマ臨床トレーニングの3つのバランスを上手くとれるよう自己調整していくこと。やるべきこと、やりたいことを優先順位で上手くできるように、できないことは限界を引いて諦めつつ、時間の舵とりを上手くできればいいなと願う気持ちです。

さて、早速1月10日~13日、SE™(ソマティック・エクスペリエンシング)関西トレーニングがスタートしました。SE™関西トレーニングにはアシスタントとして参加しています。会場は研究所から徒歩15分のところ! 本日、3日目が終わりましたが、どっぷりSEを学び、体験し、またアシストする喜びを感じています。トレーニングは初級、中級、上級コースまで3年間続きますが、元気に参加できるように身体のレジリエンスを強めていきたいと思います!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一枚目は、研究所にて新年のお花
二枚目は、SE関西トレーニングにてお部屋のリソース
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2024.11.17 講師活動
11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です

11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
平成13年よりこの期間は、女性への暴力防止の意識啓発活動など全国各地域で様々な取組が強化して行われています。

先日11月13日、奈良県女性センター様からお声をかけていただき「女性への暴力防止に向けたセミナー」にて講師を務めさせていただきました。テーマは「DVのトラウマから回復するために」。DVについて一般の方を対象にお話しさせていただくのは大変久しぶりでしたが、「今、私が伝えたいと思うことを」と時間内精いっぱい努めました。参加してくださった方々の少しでもお役にたてたなら嬉しいです。

 女性に対する暴力とは何か。この期間にちなみ、以下に1993年国連総会で採択された「女性に対する暴力撤廃宣言」の定義を紹介したいと思います。

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第一条 性に基づく暴力行為であって、公 的生活で起こるか私的生活で起こるかを問わず、女性に対する身体的、性的若しくは心理的危害または苦痛(かかる行為の威嚇を含む)、強制または恣意的な自由の剥奪となる、または、おそれのあるものをいう。

第二条 女性に対する暴力は、以下のものを含む(ただし、こ れに限定されない)と理解される。

 (a)家庭において発生する身体的、性的および、心理的暴力であって殴打、世帯内での女児に対する性的虐待、持参金に関連する暴力、夫婦間における強姦、女性の生殖器切断およびその他の女性に有害な伝統的慣行、非夫婦間の暴力および搾取に関連する暴力を含む。

 (b)一 般社会において発生する身体的、性的および心理的暴力であって、職場、教育施設およびその他の場所における強姦、性的虐待、セクシュアル・ハラスメントおよび脅迫、女性の売買および強制売春を含む。

 (c)どこで発生したかを問わず、国家によって行われるまたは許される身体的、性的および心理的暴力

****************************************
 以上、第一条と第二条からの引用です。

つまり「女性に対する暴力」は、家庭内で、職場で、学校で、地域社会で、女性や女児に対するあらゆる暴力のことで、女性差別や男女の不平等な力関係を明らかに示し、女性が男性に比べて従属的地 位に置かされることを余儀なくさせる重大な社会構造の一つであると明記しています。

「個人的なことは社会的なこと」ですので、つながることが大切だと思っています。

下記に、相談先が記載されたリーフレットを貼り付けます。
必要としている方に必要な情報が届きますように。

リーフレット(PDF)

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奈良県女性センターにて 

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