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所長のブログ~ただ今修行中

2023.11.05 グループ/講座
11月の女性のトラウマ読書会~人種/民族に関するマイクロアグレッションとレイシズムについて学ぶ

あっという間に11月に入りました。夜は冷え込むものの、この連休も日中は温かく、日光浴が気持ちよいです。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本日日曜日は、月一回の女性のトラウマ読書会。今年度5月から『日常に埋め込まれたマイクロアグレッション』を読み進めてきましたが、本日からセクション3「集団固有のマイクロアグレッション」に入り、第7章「人種/民族に関するマイクロアグレッションとレイシズム」を読みあいました。

現代的レイシズム(人種差別)は白人優越主義による偏見にみちた信念や態度を通して有色人種を貶める世界観に反映され、人種(本書では、アフリカ系アメリカ人、アジア系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人、アメリカ先住民)それぞれへのステレオタイプ的なイメージを形成し、日常生活における慢性的なマイクロアグレッションとして生じること、そしてレイシズムが心身の健康に有害な影響を与えていることについて(トラウマにもなりうること、様々な心身の病気や寿命に影響すること)学びました。
現代的レイシズムは高度にごまかされ、信念体系に組み込まれ、社会の政策や制度、構造に埋め込まれているということを、著者は例や社会的出来事・歴史的背景もあげながら解説してくれているので理解の助けとなっています。


本書で初めて知ることも多く、理解しきれないこともあるのですが、世界で起こっていることに目を向ける機会となっています。米国社会のことだけでなく、日本国内においても民族差別は歴史的に起こっていることでもあるので私達の足元にも目を向ける必要があります。特権階級による抑圧の歴史を学び、今も変わらないことには暗い気持ちになりますが、読書会でメンバーと共有することで勇気づけられ、エンパワーされています。
何ができるか・・はいつも課題ですが、まずは歴史を学びながら今も社会に潜んでいる偏見や差別、マイクロアグレッションについて学びを深められればと思います。

次回、来月は第8章「ジェンダーに関するマイクロアグレッションと性差別」を読みあいます。自分自身の身近な問題として、また女性の視点から女性のカウンセリングをしているカウンセラーとしても、より学びを深められたらと楽しみにしています。

2023.10.29 講師活動
支援者の二次受傷について、講師を務めました

 10月もあと僅かとなりました。今月26日は、奈良県女性センターで開催された女性相談機関研修会にて「支援する人の傷つきとその対応~二次受傷しないために」をテーマに講師を務めさせていただきました。

 奈良県女性センターに伺うのは2回目。担当者さんが打ち合わせから当日まで丁寧にご準備くださり、心地よく講師を務めることができ感謝の気持ちです。懐かしい方がお声かけてくださり、人とのつながりやご縁にありがたい気持ちになりました。

 二次受傷(secondary traumatization)とは、被害者を支援する支援者がトラウマを負うことです。支援者が被害者に共感的に関われば関わるほど、他者に起こったトラウマによって自身が傷つき、影響を受けることです。二次受傷は、二次的外傷性ストレス、代理受傷、共感疲労、外傷性逆転移など、様々な名称で概念化されています。 二次受傷は起こるか起こらないかではなく、いつ起こるかの問題と言われます。
 今回の研修会では、二次受傷の予防(一次予防から三次予防まで)のために、援助者のセルフケアや支持的な環境の必要性・・などお話させて頂きましたが、参加くださった皆様の健康と予防のために少しでもお役にたてたなら嬉しいです。支援者の二次受傷とその予防については、これからも問題意識をもって取り組んでいきたいテーマです。
 
 奈良はこれから紅葉がきれいな季節。当日研修会の後は研究所に直帰でしたが、また奈良を訪れてみたいなと思います。

ピンクのポインセチアが綺麗です。
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2023.09.19 ソマティック・エクスペリエンシング®
関西SE™トレーニングのアシスタントに参加して

2023年9月6日~11日まで大阪で開催されたSE™(ソマティック・エクスペリエンシング)上級トレーニングにアシスタントとして参加しました。2020年9月にスタートした関西SE™トレーニング、最初の2年間はコロナ禍のなかオンラインでの開催でしたが、今年3年目の上級トレーニングは3月に引き続き9月も対面で開催されました。無事に3年間を終えることができ、感謝と安堵の気持ちです。

やはり、対面でのトレーニングは楽しい~に尽きます。
今回も受講生の皆様と一緒に学びながら、トライアド(小グループでの実習)のアシストをさせて頂き、大変充実した学びと交流の時間をもつことができました。熱心な受講生の皆さんとご一緒でき、最後の日にはとても愛おしい気持ちになりました。また、今回はSEタッチを学ぶ内容でしたが、講師のデイブのレクチャーに始まり、有機体である身体について深く学ぶ時間となり、SEの魅力に再び探求心も刺激されました。
同期の仲間が参加しているのも心強く、10年の年月を経て再会し、また一緒に楽しめることも嬉しいことでした。

日常にもどり早一週間が経ちましたが、トレーニングでいただいたパワーで今もまだ「気」で満たされている感じです。また関西トレーニングがあればアシスタントとして参加したいな~と未来を楽しみにしつつ、日々精進してゆければと思います!

SE™トレーニングに関心がある方は、こちらをご参照ください。→SE™-Japan

連休明けの火曜日、近所のお花屋さんはお休み。先週末から持ちこたえてくれたお花にありがとう。
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2023.07.26 トラウマ
EMDRによる統合的なアプローチ、NEST(神経感情的・身体化・自己セラピー)を学ぶ

昨日、一昨日は天神祭り。4年ぶりの開催で、天満・天六界隈も活気にあふれていました。
研究所は天神橋5丁目に位置するので、静かにしていると外からお囃子や太鼓、ワッショイの掛け声も聞こえてきます。昼ご飯を買いに商店街にでると、御神輿と出くわし、御神輿を担ぐ若者からベテランの方々の力強い掛け声、熱気に、思わず足を止めて見入りました。大阪の夏の風物詩、天神祭りが帰ってきた・・と、私もエネルギーをわけて頂きました。

さて先週末から金・土・日曜の3日間は、神戸元町で開催されたEMDR学会大会と継続研修会に参加しました。この2年はコロナ禍でオンライン開催でしたが、久しぶりの対面での開催! 新鮮な気持ちで3日間の大会、研修会を満喫しました。

2日間の継続研修の講師は、ワシントから来日くださったサンドラ・ポールセン先生。テーマは、ポールセン先生が研究開発されたN.E.S.T(Neuroaffective Embodied Self Therapy)、神経感情的身体化自己セラピーについて。NESTは、早期のトラウマやネグレクトを含む複雑なトラウマに対応するために開発された「EMDR・自我状態療法・身体療法」を統合するアプローチです。

ポールセン先生の来日は三度目で、一回目は解離を扱う自我状態療法、二回目は早期トラウマへのアプローチを学ばせて頂きましたが、今回はそれを統合する形でNESTとして、EMDRによるトラウマ記憶の処理段階に至るまでのセラピーの道筋について、体系的に示してくださいました。
先生が教えてくださったことは私にとっては灯台の明かりのようでした。旅の途中、方向を見失いそうなときでも、先の到着地点の明かりが見えて、そこにたどり着くまでのプロセスも明確であると、それを手掛かりに前に進んでいくことができます。先生が
教え導いてくださったことを役立てていけるように、翻訳書を読み返したいと思います。

研修会の合間は、懇親会に参加したり、一緒に参加したスタッフと元町の中華ランチを堪能。帰りは、スタッフお勧めの中華肉まんもお土産に。こうしたお楽しみがあるのも対面での研修だからこそ。やっばり対面がいいよな~と、先生やその場の一体感のエネルギーに包まれながら、人と一緒に学び、楽しみ、満喫できたのは本当に有難いことです。心から感謝です。

御神輿? も休憩中。
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2023.05.28 トラウマ
最近の活動から~EMDR臨床家向けセミナーに参加して

週末からいいお天気が続いています。最近はいいお天気の休日はせっせと順に冬物のお洗濯。できるだけホームクリーニングし、近年着用してないな~というものはリサイクルショップへ、そして最終は古紙回収やウェィスに。じめじめした梅雨が来る前に、すっきり片づけたいな~といったところです。

さて、最近の活動から。
先週21日日曜日は、東京TAPPE主催・EMDRトレーニング修了者向けのセミナー「EMDRとCBT」に参加しました。講師は武蔵野大学の菊池安希子先生。CBTとは認知行動療法のことですが、CBTのなかでもPTSD(心的外傷後のストレス障害)にエビデンスが認められているものにはCPT(認知処理療法)とPE(持続エクスポージャー療法)があります。先生はEMDR、CPT、PEそれぞれの治療原理について、そしてご自身の臨床実践やその際の指針についてもお話下さり、とても有意義な勉強をさせて頂きました。

私自身、トラウマ心理療法において過去のトラウマ記憶にアプローチする際にはEMDRを第一選択肢として検討しながら、症状や回復の段階に応じてCPTを使用することもあります。またEMDRにおいては必要に応じてSE™や自我状態療法のアプローチも取り入れています。PTSDの主な症状には、①侵入症状、②回避症状、③認知と記分の陰性の変化、④過覚醒がありますが、どこに焦点をあててどう取り組んでいくかはアセスメントのうえで、見立てや治療モデルをクライエントさんに説明したり、話し合いながら計画をたてていきます。
今回のセミナーで学ばせていただいたことは、こうした心理療法計画をたてる際に意識して役立てていきたいと思いました。学びの場を提供くださいました講師の先生や企画運営くださった方々に感謝です。

さて、今年7月にはEMDR学会大会と継続研修が対面にて開催されると詳しい案内も届きました。
コロナ明けて初の対面での大会と研修、企画運営してくださっている方々に感謝すると共に、今から楽しみに参加させていただきたいと思います。

ちょうど昨日、日本EMDR学会認定「臨床家資格更新」が認められたとのご連絡をいただきました。これからも研鑽を積み、より安全に希望をもってトラウマからの回復のお手伝いできるように精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

シクラメンが終わったあと、今年もピンクのお花を咲かせてくれました
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2023.03.17 トラウマ
「気温の春」と共に感じる人とのつながり~SE™トレーニングから

春は3段階でやってくると言われます。立春の頃、日照時間が長くなり明るい光を感じる「光の春」、雪解けの音や鳥のさえずりが聞こえてくる「音の春」、そして温かさを感じる頃の「気温の春」。前回のブログから一か月半の間、日々のことに追われつつも3段階で春を楽しもうと過ごしております。今週は20度近く気温があがる日もあり「気温の春」を感じています。来週は桜の開花が楽しみです。

さて、この間にはトラウマ・ケアのトレーニングをいくつか受けていました。
メインイベントはSE™(ソマティック・エクスペリエンシング)関西上級トレーニングです。3月1日~6日まで大阪で開催されたSE上級トレーニングにアシスタントとして参加しておりました。初級、中級トレーニングはコロナ禍のためにオンライン開催でしたが、今回は対面トレーニング! 米国から来日くださった講師のデイブ・バーガー先生、オーガナイザー、アシスタント、受講生の皆さまと共に、時間だけでなく「場」も共有しながら学び、経験できることの喜びをしみじみと味わう6日間でした。人間の身体性、全体性を感じつつ人とコミュニケーションがとれるのは何とありがたいことでしょうか。

3年というコロナ禍を経た今、生きていることに感謝の気持ちを忘れずに、人とのつながりを大切にしてゆければ・・と思う今日この頃です。

気温の春を感じるものの、寒い日もあり三寒四温は続きます。皆さまもどうぞお身体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

シクラメンは冬を越え、今年も無事に開花しました!
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2023.02.05 日々のこと
立春~新しいこと始め

昨日2月4日は「立春」。二十四節気では新しい年のスタート、春の始まりとされる日です。今日はほんと、春のようなぽかぽか陽気で、日差しの温かさを感じて嬉しくなりました。

この週末3日間はオンライン授業。新たにトラウマを扱う心理療法を学び始めました。今週末もこれとはまた別に、複雑性PTSDへの心理療法を学び始めます。
どちらも本や論文で読んだり、学会シンポジウムで話を聞いたりし、以前から学びたかったものです。たまたま重なり忙しくなりましたが、学べる機会をいただけるのは大変ありがたいことです。
無事に最後まで学べるように、しっかり睡眠をとって身体も動かし体力をつけなくては・・!!

週末にはPCITのオンライン講座や月一回のトラウマ読書会もあります。
アプローチ法は異なっても、私のなかでは「トラウマからの回復」と「関係性の絆の修復、育成」は一貫したテーマです。

まずは今週一週間、元気に過ごせますように!
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

ラナンキュラス、チューリップ、お花屋さんには春のお花が増えました。
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2022.12.27 日々のこと
今年もご支援をありがとうございました

今年も残すところあと僅かとなりました。
月日がたつのは本当に早いです。
今年中にやってしまいたいことやまだできていないことを考えると焦りますが、あきらめが肝心、優先順位で一つずつ・・と自分に言い聞かせ、心を落ち着かせています。余裕をもって一年を終え、新たな気持ちで新年を迎えられたらと思います。

さて、この一か月も相変わらず週末はオンラインのイベントが続いていました。
11月末はPCIT&CARE合同研究大会、12月はCAREのコンサルテーショングループ、子どものトラウマ・アセスメント研修会&TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)トレーニング研修会に参加しました。
そして、研究所主催の月一回のオンライン女性のトラウマ読書会、本日はこれからオンラインのスタッフミーテイングです。

今日は先ほどまで年末の大掃除。日頃できないところをスタッフそれぞれが自主的にお掃除してくれ、研究所もすっきりさっぱり綺麗になりました! スタッフがお掃除上手で、感嘆します!
新年気持ちよくクライエントさんをお迎えできるようにと、惜しみなく力を出してくれるスタッフの姿に胸が熱くなりました。信頼のおけるスタッフと共に仕事ができることを幸せに思います。
寒いなか本当にお疲れ様でした。

新年早々には玄関の入り口の壁紙のリフォームがあります。
綺麗になった玄関でクライエントさんをお迎えできるのが嬉しいです。

さて、今年の仕事納めまであと2日。今年も周囲の皆様の温かなサポートやつながりのおかげで無事に活動を続けてくることができました。今年も大変お世話になりありがとうございました。来年も変わらぬご支援のほどよろしくお願い致します。

このブログをお読み下さっている皆様にも感謝いたします。
皆様もお身体にはお気をつけて、どうぞよいお年をお迎えください。


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2022.01.12 トラウマ
2022年仕事始め&オンライン始め

寒さが厳しくなってきました。
先週1月6日は仕事始め。コロナ感染状況が気になる年明けでしたが、無事にクライエントの皆様とお会いでき、ほっとする気持ちでスタートできました。そして7日は今年のオンライン始めでした。

7日・8日は「IFS、トラウマ、神経科学~トラウマを超越する」オンライン講座、9日は研究所主催の女性のトラウマ・オンライン読書会、10日は「レジリエンスを育む」オンライン講座に参加しました。


★「IFS、トラウマ、神経科学~トラウマを超越する」講座の講師はハーバード・メディカルスクール出身でIFSトレーナーのF・アンダーソン博士。アンダーソン先生は精神科医でセラピストでもあることから、神経科学の知見を踏まえながら、IFSについてとてもわかりやすくお話くださいました。

IFS(Internal Family Systems)は内的家族システム療法のことで、リチャード・シュワルツ博士によって開発されました。IFSでは心は複数の部分(パーツ)によって成り立つというモデルを使用します。私たちは皆、相互交流する無数のパーツがある内的システムを持つと考えます。そして皆にパーツではない核となるSelf(本質というべきもの)があるとし、リソースとなるセルフを感じながら、パーツのニーズに対応していくアプローチです。

アンダーソン先生の講義はとてもわかりやすく、質疑も明解で、時にはユーモアを交えながら楽しくIFSについて学ぶことができました。エクササイズやデモもあり、IFSはなんと受容的で優しく温かいアプローチなんだろうと実感しました。人への共感と思いやり、そして信頼を土台にしているアプローチに心から感銘を受けました。これからもぜひ引き続きIFSを学んでいければいいなと思います。まずはアンダーソン先生の次回の最終講義をとても楽しみにしています。


★「レジリエンスを育む」講座の講師はSE™シニアティーチャーのキャシー・ケイン博士と愛着の専門家スティーブ・テレール博士。今回の講座にはアシスタントして参加させて頂いています。

この講座も、とても人に優しく、温かいものでした。「トラウマの癒し」にとって、まずは「安全であること」を強調されていましたが、安全とはどういうことか、セラピーの場が安全であるためにセラピストはどんなことを大事にする必要があるのか等、理論的にも臨床的にも大変学びになりました。特に発達トラウマについて神経生理学的理論の基礎から学ぶことができました。次回もとても楽しみです。

初めてキャシー・ケイン博士の講義を受けたのが2014年。SEの仲間と一緒に、ロサンゼルスに三度足を運んだことがとても懐かしく思い出されました。今もまた、こうして先生方やSE™を共に学んできた皆様と再びつながれることをしみじみと有難く感じます。


オンラインだからこそ学べ、再会し、つながる機会がありますことに感謝の気持ちを持ちながら、学んだことを活かせるように、コツコツと日々の臨床の時間を大切にしていきたい思います。


★関連図書
内的家族システム療法スキルトレーニングマニュアル』フランク・G・アンダーソン、マーサー・すうぃーじ、リチャード・C・シュワルツ著、浅井咲子・花丘ちぐさ・山田岳訳、岩崎学術出版社。
レジリエンスを育む~ボリヴエーガル理論による発達トラウマの治癒』キャシー・L・ケイン、スティーブ・J・テレール著、花丘ちぐさ、浅井咲子訳、岩崎学術出版社。

★関連記事
ブログ「タッチスキル・トレーニングに参加しました」2014年
ブログ「タッチスキル・トレーニングに参加しました~その2」2015年
ブログ「内的家族システム療法(IFS)入門講座に参加しました」2019年

年末蕾だった菊がきれいに開花しました
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2021.10.04 学び-学会・研究会
EMDR学会大会&継続研修に参加しました。

10月1日の「衣替え」を過ぎたものの、今日も日中は秋晴れの暑い日でした。今週はまだ暑い日が続くと聞きましたので、まだまだ半袖が必要そうです。

さて、先月23日に開催されたEMDR学会大会に続き、10月2・3日とオンラインでの継続研修に参加しました。研修はスペイン在住のドロレス・モスケーラ先生による「解離性障害の声とワークに取り組む~EMDRセラピストのための実践的ガイド」のワークショップ。スペインの日中時間にあわせて日本時間は16~22時までの開催でしたので、土曜日は面接を終えた後に、日曜日はのんびり休日を過ごした後に参加できました。

会場に出向いての非日常の空間と時間での研修とは異なり、自宅にいながら学ぶという日常の空間での研修のため、意識の切り替えが難しかったですが、貴重な学びの機会をいただけてとても有り難かったです。一年前からご準備くださりご尽力くださいました方々に感謝です。さらに有難いことに、研修に間に合わせてドロレス先生の著書が翻訳出版されましたので、今後自分のペースで本を読みながら、消化吸収できればといいなと思います。

明日はスタッフ勉強会『トラウマからの解離からの回復』の最終章11章の読み合わせです。頭の中が整理できていませんが、消化できたものから少しずつ引き出しに入れていければなと思います。

寒暖の差が激しいですので皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

自然を感じたくて、お昼は自転車で公園へ。
お日様の光と緑を感じて深呼吸。

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