- 2019.04.14 グループ/講座
- 2019年度4月女性のトラウマ読書会は・・
今日は雨。
桜も葉桜になってきました。桜の開花からこの二週間、春を感じ楽しませてくれてありがとう♡と桜に感謝の気持ちです。また今朝外にでたとき思わず新緑の匂いが・・。まだ肌寒いですが、新緑が芽吹くこれからの季節も楽しみです。
さて新年度が始まり、今日は最初の読書会。
『生きる勇気と癒す力』第三章「行動パターンを変える」に入りました。
本書はサバイバーの自尊心を高めるために書かれたものですが、特にこの章では「自分を好きになれるよう具体的な手助けを提供します」と言います。今回はp184-201「自己変革の過程」「自尊心と内なる力」を読みました。
「自己変革」とは何かというと、その基本は・・
☆変えたいと思う行動パターンに気づく
☆その行動パターンが生じた理由を考える
☆自分が過去にしたことに対して共感する
☆現在の自分にあった新しい方法を見つける
☆支援を得る
☆何度もやってみる
☆あきらめないで続ける
自己変革とは自分の人生を変えるために新たな行動の選択をしていく事。しかし恐怖心や習性が障壁になるといいます。そういうときは「自分に優しく、気長に待ち、自分の力を評価して、自分を褒めよう」と著者は力づけます。
また「自尊心と内なる力」の頁では「自分の価値を認めることは女性にとって基本的な課題」と言っています。
そして自分の価値(自尊心)を認めるために「内面化された自己嫌悪」を変革する具体的方法が紹介されています。
☆自己嫌悪が起こるきっかけとなった考えや事柄を見極めましょう
☆これが馴染み深い感情かどうかを自問しましょう
☆はじめてそう感じたときのこと、初めて言われたとき(否定的な言葉)のことなどを思い出してください
自己否定の源を特定するだけでも自己嫌悪に歯止めがかける劇的な効果があると言います。
☆否定的な自己イメージにはれっきとして原因があることを認識し、偽りのイメージを拒絶し、自分への自己肯定の言葉を言うだけ言ってみましょう(たとえ心から信じられなくても)。
「自分が大嫌いだ」「私にはそんな価値はない」「私にはとてもできない」「完璧であらねば」「何をしても不十分」「やってみる価値はない」「私の望みはとるに足りない」というセリフを、「わたしは大切にされる価値がある」「私は自分が好きだ」「私は愛される人間だ」「私は自分の知覚を信用できる」などと声に出して言葉にすること、自分のいいところを絶えず肯定することを薦めています。
「少なくとも一日一度、自分のために何かすてきなことをしましょう」と自分を慈しむ方法の具体例もわかりやすかったです。例えば「私はお寿司が好きだから、よく寿司屋にいく」「週末になると気に入った場所にでかける」「紅茶を入れて寝ながら本を読む」「部屋中に自己肯定の言葉をはる」「大好きな映画をみたり本を買う」などです。
セルフケアは自己の価値や自尊心を高めるためにも大事なものなのですね。
「一日一度、自分のために何かすてきなことをする」、私自身も意識して行動してみたいと思いました。今日の午前中は美容院に行き、掃除をして、ランチは自分の好きなメニューを作ったこと、これもそうかな。久しぶりの休日、とても満足しました。
毎日一言自己肯定の言葉を自分に言う、自分を慈しむ方法を実践する、行動してみたいです。
来月もどんな言葉に出会えるか、楽しみです。
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花屋さんで見つけた吉野の桜も葉桜に・・