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所長のブログ~ただ今修行中

2015.05.24 トラウマ
EMDRを用いたトラウマ心理療法を学ぶ

 5月22日(金)~24日(日)まで、東京で開催された日本EMDR学会第10会学術大会と継続研修に参加してきました。丸三日間、ずっと椅子に座って話を聞いていましたが、こんなにず~っと座って人の話を聞くことは・・普段あまりないこと。とても充実し、またとても有意義な学びができ贅沢な三日間でした(⇒EMDR学会についてはこちら)。
 
 継続研修の講師の先生は、Andrew.M.Leeds博士で、EMDRの基礎から応用まで、研究に裏付けされた最新の知識と方法をとても丁寧に教えて下さいました。複雑性PTSDをはじめ、解離、愛着の問題(関係性の問題)、嗜癖行動や強迫行動への対応など、トラウマ臨床に役立つ話を聞けて、とてもありがたく、また希望を感じました。

 Leeds先生には、ちょうど10年前、EMDRのトレーニングでご指導いただきました。そういえば同じこの場所で。あれから10年、月日のたつのは早いです。長年に渡り、研究と臨床に携わって来られた先生の講義からは、洗練された内容と共に実直さと誠実さが伝わり、尊敬の念を抱きました。
 頭の整理が必要ですが、少しずつでも学んだことを役立てていければと思います。

                研修会場の早稲田大学キャンパス、
             緑が多く小鳥のさえずりも聞こえてきて素敵なところでした。
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2014.12.07 学び-学会・研究会
PCIT&CARE合同研究会に参加しました

 昨日・今日と二日間、東京女子医大で開催された第四回PCIT-Japan&CARE-Japan合同研究会に参加。3年連続して参加しているが、今年も様々な機関や地域でのPCITとCAREの活動報告をお聞きし、実践の積み重ねと発展が素晴らしいと感動。カリフォルニアから来日されたEmma先生の地域でのアウトリーチのPCIT実践にも感嘆する。

 子どもと母親、そして家族の笑顔のために、こうして日々臨床に、そして支援者支援に奮闘されている方々がおられるということに温かい気持ちになる。Emma先生のご発表の最後の言葉、「コミュニティとの連携、協働、パートナーシップを大切に」が心に響く。
 
 たくさくの刺激と温かいサポートにも感謝。この学びを糧に、自分にできることをコツコツ積み重ねていければと思う。

2014.10.17 学び-学会・研究会
対人援助学会・研究会に参加して

 今日は研究所と兼務先での仕事の後、京都に出かけ対人援助学会の研究会に参加。今回のテーマは「人の元気を引き出すソリューション・フォーカスト・アプローチ」。ソリューション・フォーカスト・アプローチの研修は何回も受けているが、何度受けても実習での体験は毎回発見があり学びになるので、今回も自己研鑽のためにと参加する。わかりやすいお話と、ペアを組んでのワークも温かい交流で、心地よく学ばせて頂いた。

 この研究会は、関西で対人援助に携わる様々な人と人とが出会う場になれば・・という趣旨から、無料で、誰でも参加できるというのがすごい! 福祉、心理、教育・・など、いろんな現場の方のお話を聞いたり、出会えるのも視野が広がり有り難い。とてもアットホームな雰囲気で、予約もなしでOKなので、気軽に参加させていただいている。世話人の方がいつも温かく迎えてくれるのも有り難く感謝。次回は来年二月とのこと。興味あるテーマなのでまた楽しみにしよう。

 

2014.06.08 トラウマ
EMDR継続研修に参加して

昨日と今日の二日間は、日本EMDR学会主催のワークショップ(継続研修)に参加。年一回、学術大会の次の日に継続研修があり、毎年楽しみに出席している。というのも、毎年海外から来日された講師の先生から、トラウマに焦点を当てた心理療法について今まで多くのことを学ばせて頂いてきた。特に、解離を扱う自我状態療法や身体的介入と両極性刺激との併用など、統合的な心理療法として複雑性トラウマの臨床を学ぶ機会となり、とても助けられてきた。

今回はスペインから来日されたDolores先生による「境界性人格障害とEMDR」をテーマとした研修。心理的な問題は未解決の早期トラウマ体験の影響によると捉えてのアプローチに納得。解離、愛着の問題にどう取り組むかも学ばせて頂いた。話を聞きながら、自分自身も振り返る機会になるので有難い。消化できているのはほんの僅かだけれど、今年も参加できてよかった。少しでも活かしていければ・・。

             神戸元町、研修を終えて。昼間の暑さも和らぎ、心地よい。

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2014.06.06 学び-学会・研究会
フォトボイスを体験して

今日は、立命館大学で開催された日本コミュニティ心理学会第17回大会のプレ・ワークショップに参加。タイトルは「フォトボイスとフェミニスト・アクション・リサーチ~プラクシスをめざして」。耳慣れない言葉だが、写真を使ったコミュニティ・アプローチの一つとしてぜひ学べればというのと、講師の吉浜美恵子さんが取り組まれている被災者支援活動にも関心をもって参加する。
 

吉浜美恵子さん(ミシガン大学社会福祉学大学院教授)は、震災後から三年、東日本大震災で被災した女性たちに、フォトボイスを使うことを通して、防災、災害対応、復興などに関わる課題やニーズを掘り起こし、解決のために共に考え、アクションを起こし、政策や支援につなげることを目指して活動されている。

午前は、アクションリサーチ、参加型リサーチ、フェミニスト・リサーチについて演習を通して学んだあと、昼休みに実際に自分で写真を撮ってみる。お題は「ジェンダー」。午後はグループごとに写真をプロジェクターで映し出してのシェアリング。撮影者の伝えたい思いや考えを聞くと共に、メンバー写真を見て感じたことをシェアし、最後に撮影者が伝えたいと思ったこと、思いや考えを聞くというもの。それぞれの観点に、なるほど~とうなづく。なかなか面白かった。

あっという間の一日だったが、この手法をぜひ何かに活かせることはできないかな・・と思う。とても興味深かったので、ぜひまた体験したいし学んでみたい。

ワークショップが終わった後は、明日開催されるフォトボイスの展示会の準備をされているフォトボイス・プロジェクトのスタッフの皆さま(http://photovoicejapan.org/ )、大会の準備委員の皆さまに混じり、少しお手伝いをさせていただいた。そして最後に、展示された被災地の女性たちのフォトボイスを鑑賞させていだたいた。しみじみと女性たちの声が伝わってくる。

吉浜美恵子さんは、1991年に「夫(恋人)からの暴力調査研究会」を立ち上げ、1992年に我が国初のDVの全国調査、そしてさまざまな調査研究もされている。そして今はこうして継続して被災女性の支援に関わっておられるのも、ほんとにすごいなと思う。種をまいて育て、育った方が今度は引き継いで・・と地域でグループができているのも素晴らしい。

女性ライフサイクル研究所のことも知ってくださっていて、スタッフの方からは、年報も何冊か読んだことあるよ・・と声をかけて頂いた。本当にありがたいことと、「つながり」を感じて、とても力づけられた。
いろんな方々との「つながり」に感謝しながら、また自分にできることを続けていこうとしみじみと思う。

                                   

2014.05.11 学び-学会・研究会
性的虐待被害、ミニシンポに参加して

昨日は、日本法社会学会学術大会のミニシンポ「児童期性的虐待被害の回復をめぐる法と現状」に参加。臨床心理の観点から報告させて頂く機会をいただいた。

企画者である先生の「性的虐待の損害賠償請求訴訟と時の壁(時効・除斥期間)の問題」のご報告のほか、性的虐待被害を巡る法実務の現状と課題、性的虐待の回復・防止に先進的に取り組んでいる韓国法制度・・なども聞かせて頂き、とても勉強になった。コメンテーターの先生からのコメントや参加者の皆さまからご質問をいただくことで、様々な気づきも得られ、それもまた勉強になった。

そして何より、司法の立場から被害者に寄り添う方々と出会えたことにとてもエンパワーされる思いだった。被害者のレジリエンス(復元力)を支える視点にとても共感でき、感銘を受けた。被害者支援のために法的枠組みを整備することの意味は大きいと改めて感じる。

専門性、立場を超えて、性的虐待の被害者に寄り添おうとする方々と話し合えたり、つながりができることは大変心強い。また明日から気を引き締めて自分の持ち場で取り組んでいこう。

               会場の大阪大学豊中キャンパス、汗ばむ一日

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