- 2015.09.15 五感
- アロマの楽しみ −ディフューザー作り−
金山あき子
涼しい風が心地よく吹いて、めっきり秋らしくなってきました。秋は、ゆっくり読書をしたり、料理をしたり、手仕事をしたり・・・と、自分の好きなことや、内向的な仕事をして時間をすごすのにぴったりの雰囲気がありますね。皆さんが、この秋に、してみたいことは、何でしょうか。
私が、最近してみて面白かったことは、アロマのリードディフューザー作りです。リードディフューザーは、玄関や、居間、お手洗いなどに置くと、ほんのりといい匂いがして、リフレッシュやリラックス効果があるそう。市販でもいろいろなものがあるけれど、なかなか好みの香りに出会えなかったり、少々値が張ったり・・。じゃあ、手持ちのアロマオイルで作ってしまおう、ということで、先日おそるおそる、作ってみました。これが、案外大満足の出来。作り方もとっても簡単でした。
<材料> 口が小さめの瓶、竹串を数本、無水エタノール(薬局などで売っています)、水(揮発を減らすため)、好みのアロマオイル。
<作り方> 無水エタノール:水:アロマオイルを、8:1:1くらいの割合で、好みの瓶に入れます。そして、竹串(できたら尖った先を切っておく)か、市販のリード(串)を瓶の口にさしたら完成です。
出来た瓶に、リボンをかけてデコレーションをしたり、アロマの種類も、季節や、好みによって変えれるのがお楽しみです。
私は、一つ目を、ラベンダーで作ってみました。ラベンダーは、昔からハーブの中でもさまざまな用途に使われ、リラックスや鎮静効果があると言われます。フランスでは、収穫したラベンダーの花をいっぱいに詰めたサシェ(袋)を枕元に置いて、睡眠の助けにしたり、箪笥の中に入れて虫除けに使われてきたとのこと。ラベンダーの香りを胸にすいこむと、紫色のラベンダー畑の中に居るような、寛いで、ほっとした、ひろびろとした気持ちになります。
二個目のデフューザーは、レモングラスを中心として、ペパーミント、ローズマリーなどのスッキリとした香りを中心に作ってみました。レモングラスは、タイなどアジアの料理に使わることも多く、消化を促す作用があると言われます。また、インドのアーユルヴェーダーでは、鎮静剤、蚊などの虫除けの薬にも使われるそう。これを玄関に置くと、ドアを開けるたびにレモングラス特有の爽やかな草の香りがし、とても幸せな気持ちになります。夏の終わりの蚊除け効果にも期待?!できるといいなあ。
アロマオイルも、いろいろな種類や効能がありますね。皆さんは、どんな香りが好みでしょうか。ぜひ、お好きな香りで、楽しんでみてください。