- 2015.06.24 グループ/講座
- 子どもとの関係性を育む
今日も暑い一日でした。午前中は「小児科ドクターと朝カフェ&母と子の相談会」に参加させて頂きました。非常勤で勤務している病院主催のイベントで、コミュニティに出向いての企画。ママのニーズに寄り添う取り組み、本当に素晴らしいです。6ヵ月から10ヵ月までの赤ちゃんと子育て奮闘中のママの姿が微笑ましく、心のなかでエールを送りました。
振り返ってみればこの二週間は、子どもの視点から、子どもとの関係性をテーマに取り組んでいました。
まず保護者向けCAREワークショップを二回、コミュニティに出向いて施設の職員さんへの支援者向けCAREワークショップを二回、実施させて頂きました。大学院の授業では「子どもへの虐待」について取り上げました。社会の問題、関係性の問題が絡む複雑な問題として理解しながら、予防の観点から子育て中の母親支援、子ども支援について考えました。
CAREワークショップの事後アンケートでは「ロールプレイを実際行ったことにより、子どもの気持ちが理解できた」「子どもの気持ちがわかった」・・など感想を頂きました。ロールプレイで子ども役を体験することで得られる気づきは大きいなと思います。じゃあ、どう関わればいいか・・について、CAREでは具体的にコミュニケーションのポイントを教えてくれるので、「自信をもってできそう」「落ち着いて接することができそう」と大人も「やってみよう」とトライする気持ちになっていただけたようです。CAREをヒントに、子どもとの関係性を見直し、より温かな関係を育むきっかけになれば嬉しく思います。
子どもとよい関係性を育むためには、子ども(存在)に関心を向けて、そこに心を寄せることが大切です。でも、それができないな・・という時には、大人の心のなかにある「子ども」と向き合うことが必要とされているかもしれません。大人のなかにある「子ども」を大切に扱っていただけるよう、またお伝えしていければなと思います。
一年半前に頂いたミニバラ。何度も、枯れてはまた花を咲かせてくれています。
今度は、こんな可憐な花が・・。