- 2018.01.07 ライフサイクル
- 2018年を迎えて思うこと~女性のライフサイクルと共に
西 順子
2018年、新しい年があけました。皆さまはどのような気持ちで新しい年を迎えられましたでしょうか。
私にとって2017年は所長に就任して4年目の年。無事に3年が過ぎたという安堵と同時に「継続は力なり」の気持ちで、コツコツと目の前にある与えられた役割(臨床家として、所長として)に取り組む日々を過ごしました。
また同時に私自身の人生のライフサイクルの段階では親の介護や看取りの年となりました。仕事や自分の生活、他者との関係とどうバランスをとれるか、自分の限界に突当りながら、自分にできることを模索し、今もその道の途中にいます。
仕事、家族、他者との関係など、人生を生きるうえで悩みは尽きませんが、悩みを乗り越えていくには、人との「つながり」が重要であることをしみしじみ実感した一年でもありました。心を寄せて共感してくれる人、温かく支えてくれる人、悩みを一緒に考えてくれる人、至らないところを許してくれる人・・と、人の助けや優しさで、人生で出会う課題を何とか乗り越えて、人として成長していける途上にいられるのだと感謝しています。
5年目の今年も、自分に与えられた人生を全うできるように、一日一日を大切に努めていきたいと思っています。
女性ライフサイクル研究所のスタッフと共に、女性としての人生を生きながら、同じ時代を生き抜く女性の支援を志していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
2018年が皆様にとって希望に満ちた一年となりますよう心よりお祈りいたします。