- 2024.08.02 学び-ワークショップ他
- 夏本番
連日酷暑のなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
前回のブログをみると、ちょうど2か月前。7月は駆け足に過ぎ、8月夏本番を迎えています。
休日はオンラインでの研修や講座、結婚式や法事など、日々の予定をこなすことで時間が過ぎてしまいました。もちろん、一つ一つが大事なものです。
ただ最近うっかりミスが続き、これはキャパオーバーのサイン! とまずは限界設定を意識し、タイムマネージメントが上手くなりたい~と願う今日この頃です。
ところで、どうして研修や講座を受けるんだろうと自分に問いかけてみました。臨床の仕事と直結するので自己研鑽になることはもちろんですが、私自身の健康のためにも役立つものだから、という返答が自分(セルフ?)から返ってきました。
私のいう健康とはWHOが定義する健康です。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることを言う。(日本WHO協会訳)」つまり、学ぶことは自分の落ち着きをとりもどし、社会的なつながりを感じるセルフケアにもなるのです。
この間も、身体志向のトラウマケア・アプローチであるセンサリーモーターサイコセラピー(SP)、EMDR学会主催の継続研修、親子支援のPCIT(親子相互交流療法)の講座などの学びの場がありました。いずれも内容が「人間」に関すること。そして「つながり」に関すること。私にとっては生きることの深淵に触れるような体験でもあり、個を超えた「つながり」を感じられるような体験にもなります。一人一人の人間が生きていることに畏敬の念を感じます。
その体験は、私自身に精神的な落ち着きや安定感、スピリチュアルなつながりをも体感させてもくれるのです。
さて、先月は3つの読書会がありました。研究所主催の「女性のトラウマ読書会」と「スタッフ読書会」、そして一参加者として参加した全12回の「朝の読書会」。
朝の読書会の本は『「悪い私」はいない~内的家族システム(IFS)による全体性の回復』。本のタイトルにも惹かれましたが、第一章を読み始めてすぐ慈愛に満ちたIFSの世界観に引きこまれていきました。これから私のなかのパーツやセルフとどんなふうに出会えるかのか、とても楽しみです。
8月はセンサリーモーターサイコセラピー(SP)ワークショップ、トラウマインフォームドケア講座、ソマティック・エクスペリエンス(SE™)マスターコース、が控えています。夏休みは小休止をしつつ、元気に夏を乗りきりたいものです。
まだ暑さのピークは続くようです。
皆さまも体調にはお気をつけて、日々(生きることを)頑張っている自分をケアしてあげてくださいね。
7月天神祭宵宮 出番を待つ御神輿(研究所のすぐ近く)