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所長のブログ~ただ今修行中

2026.03.18 CARE/PCIT
研修という名の「飛行」を終えて(その1)―「安全なコミュニティ」への架け橋として


先週は、講師派遣のお仕事とCARE(子どもと大人の絆を深めるプログラム)ワークショップ、2つの研修が重なるハードな1週間でした。年度末という節目に、無事にどちらも完遂することができ、まずはホッとしています。

開催にあたりご協力いただいた皆様、そしてご参加くださった皆様に、心より感謝申し上げます。 今はその余韻のなかで、一つひとつのプロセスを丁寧に締めくくれるよう、整理と振り返りをしているところです。手応えを感じた部分も、次への課題も見えてきましたが、それらすべてを大切に受け止めて、また次回に活かしていければと思います。

ところで、私にとって講師や研修の仕事は、例えるなら「飛行」のようなものかもしれません。 日々のカウンセリングやセッションの時とは、また違う「ギア」が必要です。

研修本番を自律神経系の覚醒度が上がる「飛行」とするならば、その前には入念な準備(プランの策定、シミュレーション、物理的な備え)という整備エリアでの点検から滑走路での助走があります。離陸から安定飛行へ、そして受講者の皆様を「研修の目的」という目的地までお連れして、最後は無事に「着陸」する。 着陸後も、点検作業をし、雑務をこなしながら頭を整理し、余韻を味わいつつ次回のフライトに備える......そんな一連のプロセスがあるなぁと、イメージしました。

日常の臨床は、カウンセリングルームという守られた「安全な空間」のなかで行われます。クライエント様お一人一人をカウンセラーがお迎えいたします。一方で、講師の仕事は地域へと出向き、多様な方々とお会いする活動です。 回数こそ多くは設定できませんが、女性や子どもたちが「安全でサポーティブなコミュニティ」につながることを願い、その声を専門的知見から社会へとつなぐ「生態学的橋渡し」としての活動も、これからも大切に続けていければと思います。

さて、今回のCARE専門家向けワークショップに参加いただいた皆様からは、「とてもよい学びになりました」「改めて子どもたちとの接し方を見直すきっかけになったと思います」「ロールプレイ等体験することができ勉強になりました。すぐに活かせるポイントばかりで受講できてとてもよかったです」といった、温かく力強い感想をいただきました。共にファシリティターを務めたスタッフの池田とも、お役に立てた喜びを分かち合うことができ、何よりの励みになりました。

もちろん、進行面などでの反省点もあります。それらもしっかりと受け止め、次回に向けて準備を整えていきたいと思います。


子どもたちが大人とよりよい関係性を築けるよう、CAREのプログラムをこれからも丁寧に届けていきたいと思います。 もう一つの講師のお仕事については、「その2」で改めて綴りたいと思います。



2時間前から会場入り。
静かに準備を整えて、スタンバイOK!  皆様を迎える準備ができました。

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