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所長のブログ~ただ今修行中

2016.02.21 学び-ワークショップ他
性虐待初期対応RIFCR(リフカー)研修に参加しました

寒い日が続いていますが、今日はいいお天気。二週間ぶりのブログです。
今日は、スタッフの福田と一緒に、堺市で開催された性的虐待初期対応RIFCR(リフカー)研修に参加してきました。

RIFCR(リフカー)は、ミネソタ州の「子どもの福祉を最優先に」を基本理念に設立された子ども虐待評価・研修センターのコーナーハウスが開発した面接プロトコルで、コーナーハウス認定の日本人トレーナーが全国各地で研修を実施されています。今日のトレーナー講師は、新潟、三重、宮崎から来て下さった三名の先生方。大阪で開催されるのは初めてとのこでしたが、キャンセル待ちも出ていたそうで、関西での関心の高さがうかがえました(リフカー研修について詳しくは⇒こちら。)。ここでいう性虐待には、家庭内も家庭外も含まれます。

研修では、子どもは性虐待をどのように経験するのか、虐待を打ち明けるプロセス、性的発達、面接プロトコルと、講義とロールプレイ練習を通して、性虐待初期対応の原理・原則について学びました。大切なこととして何度も言われていて印象に残ったのは、「子どもが打ち明けるとき(タイミング)がある」ということ。そして、子どもを傷つけないこと(傷つけるリスクがあること)、子どもを第一に優先すること・・など、子どもから被害を聞き取る際の原理・原則は、他の虐待やいじめ、体罰等の聴き取りにも有用ということも納得できました。

ロールプレイ練習では、被害が疑われる子ども役と、子どもから話を聞く大人の役と両方を体験しましたが、子どもの役になってみて、話すことを「ためらう」子どもの気持ちを、子どもの立場から感じてみることができました。どれほど怖くて、勇気がいることかと。そして気づいたことは、子どもが被害について話すこと、打ち明けることは「信頼」なのだと。だから、話してくれた子どもの「信頼」を裏切らないように、そして傷つけないように、大人・社会には責任があるのだと、再認識させられました。

以前、性的虐待が起こったときの家族への対応について年報の論文「家族の中で性的虐待の被害と加害が起こるとき~家族の再統合をめぐって」でまとましたが、性的虐待の対応には、法システムも含めて、解決されるべき課題はたくさんあります。でも、こうして性的虐待の研修に、子どもと関わる立場の方々がたくさん来られるということ、社会の関心・意識が高まることに、「性虐待にNO!!」と社会の抑止力が高まれば・・と希望を感じました。

明日は、研究所で保護者向けCAREプログラムです。このプログラムも、子どもとの関係性・絆を大切にするためのコミュニケーションのエッセンスとして、子どもと関わる保護者から支援者まで、ぜひ知ってもらえるといいなと思います。⇒詳しくはこちら2016.3 CARE専門家向けワークショップ.pdf

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            気づいたら、ぐぐ~っと光の方向に伸びて開花していてビックリでした
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