このたび3年間のSE™プラクティショナー(Somatic Experiencing Practitioner;SEP)養成トレーニングを終え、SEPに認定されました。
ソマティックエクスペリエンスSE™(Somatic Experiencing?)はアメリカのPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全なトラウマ心理療法です。
3年は長かったですが、興味深い自分自身の変化に好奇心も刺激され、トラウマ治療に取組むチームと知り合うこともできました。
当研究所はこれで3人のSEPが在籍することになります。
トラウマ反応は、心身に何らかのダメージを受けた影響が長く残る状態のことをいうのですが、トラウマ経験をした人は、些細なことをきっかけに過剰に反応したり、適応不全になったり、身体の症状が出たりします。
これからはSE™をカウンセリングの中に組み合わせることで、身体的な反応からトラウマ反応の状況に気づいてもらったり、感覚を意識しながらトラウマの影響から解放に向かうサポートをしていけたらと思っています。
時間はかかる面がありますが、その過程でも安全で着実な効果を感じて頂ける心理療法の一つなので、ご関心あればご相談ください。
先日研修会の帰りに御堂筋イルミネーションを眺めてきました。
55年に渡る大阪の歴史を5つのゾーンに分け、時代の流れを光で表現してあるそうで、色のミックスは多様性、ゴールドとパープルは未来へつながるの光とのこと。
綺麗で心が弾みました。
文/西川