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所長のブログ~ただ今修行中

2014.06.26 ソマティック・エクスペリエンス
タッチスキルのトレーニングに参加しました

 お休みをいただき、ロサンゼルスで開催されたトラウマセラピストのための「タッチスキル・トレーニング」に参加。SE(ソマティック・エクスペリエンス)の本場米国では、SEトレーニング終了後も更なる学びとスキルアップのために様々なワークショップが開催されているが、今回、SEをベースにおいたタッチスキル・トレーニングに参加させて頂く機会を頂いた。
 トラウマの生理学、ポージェスのポリヴェーガル理論を基礎においた新しい情報や知識、スキルを学ぶ機会は、とても刺激的で充実した時間で、あっ~という間の四日間だった。トラウマ後のストレス反応を修復し、自己調整する力、回復力を増すために役立つ知識と技術を学び、体験させて頂けて、今も感動と心からの感謝でいっぱいである。

 帰国後早速仕事に戻っているが、思いのほか疲れも出ず、エネルギーを感じると同時に、安定していて、不思議なくらいに落ち着いていられている。新しいことを学べた喜びによる興奮(覚醒)と、温かく寛容で丁寧なサポートを頂いた安定感(リラックス)の両方がミックスされている感じ。 
 ポージェスによれば〈社会的なつながりがある状態で、人は安全と感じられる〉ということなので、今まさにそれを実感。

 共に学ぶ機会を提供してくださり、また共に学びと体験を分かち合った素晴らしいSE仲間の皆さま、サポートしてくださった通訳の皆さま、温かく受け入れてくださった先生や参加者の皆さま、留守中もサポートしてくれていた研究所のスタッフ・・と皆さまに感謝。この学びを消化吸収して、臨床に役立てることができれば・・と願っている。

               サンセットが美しく、心が洗われるようでした
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2014.06.06 学び-学会・研究会
フォトボイスを体験して

今日は、立命館大学で開催された日本コミュニティ心理学会第17回大会のプレ・ワークショップに参加。タイトルは「フォトボイスとフェミニスト・アクション・リサーチ~プラクシスをめざして」。耳慣れない言葉だが、写真を使ったコミュニティ・アプローチの一つとしてぜひ学べればというのと、講師の吉浜美恵子さんが取り組まれている被災者支援活動にも関心をもって参加する。
 

吉浜美恵子さん(ミシガン大学社会福祉学大学院教授)は、震災後から三年、東日本大震災で被災した女性たちに、フォトボイスを使うことを通して、防災、災害対応、復興などに関わる課題やニーズを掘り起こし、解決のために共に考え、アクションを起こし、政策や支援につなげることを目指して活動されている。

午前は、アクションリサーチ、参加型リサーチ、フェミニスト・リサーチについて演習を通して学んだあと、昼休みに実際に自分で写真を撮ってみる。お題は「ジェンダー」。午後はグループごとに写真をプロジェクターで映し出してのシェアリング。撮影者の伝えたい思いや考えを聞くと共に、メンバー写真を見て感じたことをシェアし、最後に撮影者が伝えたいと思ったこと、思いや考えを聞くというもの。それぞれの観点に、なるほど~とうなづく。なかなか面白かった。

あっという間の一日だったが、この手法をぜひ何かに活かせることはできないかな・・と思う。とても興味深かったので、ぜひまた体験したいし学んでみたい。

ワークショップが終わった後は、明日開催されるフォトボイスの展示会の準備をされているフォトボイス・プロジェクトのスタッフの皆さま(http://photovoicejapan.org/ )、大会の準備委員の皆さまに混じり、少しお手伝いをさせていただいた。そして最後に、展示された被災地の女性たちのフォトボイスを鑑賞させていだたいた。しみじみと女性たちの声が伝わってくる。

吉浜美恵子さんは、1991年に「夫(恋人)からの暴力調査研究会」を立ち上げ、1992年に我が国初のDVの全国調査、そしてさまざまな調査研究もされている。そして今はこうして継続して被災女性の支援に関わっておられるのも、ほんとにすごいなと思う。種をまいて育て、育った方が今度は引き継いで・・と地域でグループができているのも素晴らしい。

女性ライフサイクル研究所のことも知ってくださっていて、スタッフの方からは、年報も何冊か読んだことあるよ・・と声をかけて頂いた。本当にありがたいことと、「つながり」を感じて、とても力づけられた。
いろんな方々との「つながり」に感謝しながら、また自分にできることを続けていこうとしみじみと思う。

                                   

2014.05.25 学び-ワークショップ他
PCITアドバンスワークショップ、参加しました

 5月24・25日と二日間、東京で開催されたPCIT(親子相互交流療法)アドバンスワークショップに参加させて頂いた。昨年11月にPCITイニシャルワークショップに参加してから、早半年。PCITをどんなふうにスタートさせられるかな・・と思案するうちにあっという間に日が過ぎてしまったが、今回、より臨床場面を踏まえて学ばせて頂き、エネルギーと希望をいただいた。

 PCITという心理療法を知ったのは、数年前。DVがあり別居/離婚するも、子どもに問題行動が出てきて困っているという母親の相談や、子どもが言うことを聞かない等子どもとの関わりに困難を抱えている母親の相談を受けるなかで、親子の関係性に直接働きかけられるような方法があればなと・・思っていた。その頃、PCIT~子どものこころや行動の問題に対して、親子の相互交流を深めて、回復に向かうよう働きかける行動療法~を知り、とても温かくてサポーティブで親も子もそれぞれが自信がもてるようになる療法だなと感銘を受けた。そして、ぜひ学びたいという念願がかない、昨年から学ばせていただいている(⇒2013年11月号NL特集「温かい関係性を育む」)。

 実際には新しいことを取り入れ、取り組むのには準備も時間もかかる。でも、必要な人に必要な情報や援助が届けられるよう、一歩ずつ歩みを進めていければと思う。お母さんと子どもの笑顔を励みにして。

 ★PCITについて詳しいことはこちらをご覧ください⇒PCIT-Japan

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