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所長のブログ~ただ今修行中

2014.12.29 日々のこと
仕事納め

 今日は研究所の仕事納め。今年も無事に一年の仕事を終えられたことに心から感謝の気持ちで、しみじみ・・でした。カウンセリング面接、お世話になっている方にご挨拶したり、新年を迎える準備・・であっという間に最後の一日を終えました。

 仕事が終わった後は、年末恒例?で葉加瀬太郎さんのコンサートに行きました。今年はアコースティックがテーマということで、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなど弦楽器が中心。弦楽器の音色はとてもきれいで、耳からすーっと入ってきた音が身体に染みわたるようでした。ここでもまた、今年一年を振り返り、感謝の気持ちでした。お世話になった皆さま、温かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。

 ホームページを訪問してくださる皆さまにも心から感謝いたしますと共に、来年も皆さまにとってよいお年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
 
             ザ・シンフォニーホール、初めて行きました。素敵でした。
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2014.12.22 日々のこと
年内最後のスタッフ会議&研修

 今日はいつもの月曜日。日中は面接と講師打合せ、晩は年内最後のスタッフ会議&所内研修でした。
 研修のテーマや内容はスタッフの希望も聞きながら決めていますが、今回のテーマは「性暴力/性虐待被害者のカウンセリング」第一回目。

 安全性のアセスメント(生活の安全、心身の状態/精神症状、サポートしてくれる人や資源など)と他機関紹介の検討(医療、警察、司法など)、心理教育、家族や周囲との環境調整、場を安全に保つための留意点や方法・・など、初回面接を中心に話をしました。続きは、また来年一月の予定です。
 
 
教えることは学ぶこと、私自身が大切なことを見直し確認する機会となりました。スタッフからの質問やフィードバックがあることで、新たな気づきも得られました。共に学びあいながら切磋琢磨できることはありがたいことです。スタッフの熱心さに私も熱が入ります。

 いろいろな先生方が惜しみなく教えて下さったお蔭で、今の私があることに感謝しつつ、私も惜しみなく次世代に伝えていければと思います。
 明日も一日研究所にて、カウンセリングです。一日一日を大切にしていきたいと思います。

            昨日は友人らと神戸異人館街へ。神戸ムスリムモスク、初めて見学しました。
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2014.12.20 日々のこと
FLCクリスマスの伝統行事?

 今日はいつもの土曜日で一日面接ディ。

 今日はいつも素敵なイラストを描いて下さっているJUNさんから素敵な贈り物が届きました。クリスマスカードや年賀はがき、名前シール・・。思わず、かわいい~! と言いながら、スタッフみなで分け合い、それぞれに気に入ったカードをいただきました。ありがとうございました!

  JUNさんには開設以来、ず~っとお世話になっていますが、ホームページや年報のイラストも描いて下さっています。JUNさんのイラストを見ていると思わず笑みがこぼれ、温かい気持ちになり心が和みます。温かいご支援に心から感謝です。

  夜はクリスマスのお食事会。実は夜のクリスマス会ははじめてです。スタッフ全員が揃うのがこの日で、事務局スタッフも含めて天満のイタリアンレストランに行きました。
 
・・スタッフの子ども達が中学生になる頃までは、クリスマス会は子ども達中心。子どもはスタッフ一人一人からプレゼントがもらえる日で(大人が子どもの人数分プレゼントを用意)、子ども達は「FLCのクリスマス!」と言って毎年楽しみにしていました。子どもたちも大きくなり、日程が合わなくなって、クリスマス会は大人のランチお食事会&大人のプレゼント交換になりました・・・・、と新スタッフにも、歴史を解説。
 で、恒例のプレゼント交換。私はあったかそうな靴下を頂きました。ちょうどあったかい靴下がほしかったところで有り難い~です。大切にしたいと思います。

 明日はオフ。そして月曜日から一週間、仕事納めまで今年のラストスパートです。

            ちょっと暗くて残念ですが、かわいいクリスマスカードbyJUNさん
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2014.12.18 講師活動
働きやすい職場づくり、講師を務めさせていただきました

 今日は午後から今年最後の講師のお仕事。大阪にある社会福祉法人様主催の保育園園長研修「働きやすい職場づくり」について、講師を務めさせていただきました。

 会場はとても温かい雰囲気で、先生方の人と真摯に向き合い、一人一人を大切にしようという姿勢に感銘を受けました。子どもの福祉のために、保護者の支援、職員の支援、園全体の運営と・・、こうして心を配り、力を尽くしておられる方々がいる・・ということに、社会への信頼が強まる思いでした。私も頑張ろう~と元気をいただきました。ありがとうございました! 

 今年も、講師の仕事を通して地域に出向くなかで、福祉、医療、司法・・・と社会の中には様々な役割があり、責任があることを学ばせて頂きました。そして、人の安全や健康、成長、幸福のために、自分の仕事と真摯に向き合っている方々と出会い、人と社会への信頼感とつながりの感覚が強くなったように思います。私自身も、自分に与えられた役割と社会的責任を果たすべく、社会と繋がりながら努力していきたいと思います。皆さまに心から感謝いたします。
 また来年もよろしくお願いいたします。

2014.12.16 グループ/講座
CAREのグループを終えて

 あっという間に今月も半分が過ぎました。ここのところ寒さも厳しくなり、面接室にも足元暖房が必須です。
 昨日、初めてのCAREグループを無事に終えました!

 子どもがいうことを聞いてくれない、かんしゃくをおこしてしまう等、子育ての困りごとのご相談では、カウンセリングのなかでCAREを紹介することもありましたが、グループでの実施は初めての試み。
 
 一人でも多くのお母さんに知っていただき、子育てのヒントとして役立てていただければな・・という願いからグループを企画しました。今回の第一回目、参加くださったお母様方には喜んでいただくことができて、スタッフ一同とても嬉しかったです。これからも引き続き、実施していければなと希望が膨らみました。ありがとうございました!

 ただ二回ではフォローアップが十分ではないな・・という反省から、次回は、全3回で実施したいと思います。寒い時期ですので、なかなか外に出にくいことと思いますが、春休みに入る前にと企画しましたので、「子どもとの温かな絆を築いて子育てが楽になるヒント」、ぜひ日常の子育てにお役立て頂ければ嬉しく思います。
  ※次回、第2回CAREワークショップのご案内はこちらをご覧ください。

 明日は更に寒くなりお天気が荒れるそう。皆さまどうぞ温かくしてご自愛くださいませ。


2014.12.07 学び-学会・研究会
PCIT&CARE合同研究会に参加しました

 昨日・今日と二日間、東京女子医大で開催された第四回PCIT-Japan&CARE-Japan合同研究会に参加。3年連続して参加しているが、今年も様々な機関や地域でのPCITとCAREの活動報告をお聞きし、実践の積み重ねと発展が素晴らしいと感動。カリフォルニアから来日されたEmma先生の地域でのアウトリーチのPCIT実践にも感嘆する。

 子どもと母親、そして家族の笑顔のために、こうして日々臨床に、そして支援者支援に奮闘されている方々がおられるということに温かい気持ちになる。Emma先生のご発表の最後の言葉、「コミュニティとの連携、協働、パートナーシップを大切に」が心に響く。
 
 たくさくの刺激と温かいサポートにも感謝。この学びを糧に、自分にできることをコツコツ積み重ねていければと思う。

2014.12.05 講師活動
メンタルヘルス研修、講師を務めさせていただきました

 あっという間に12月。今年も残すところあと僅かとなり、ラストスパートをかける・・といった心境。今日は大阪府にある社会福祉法人様主催のメンタルヘルス研修の講師を務めさせて頂く。

 スタッフの皆さまが温かく迎えて下さり、参加者の職員の皆さまもとても熱心に話を聞いて下さり、とても居心地の良い場だった。職員の皆さまが懸命に仕事に取り組んでおられることが伝わってきて、その姿勢に私もとても学ばされる思いだった。

 ストレスマネジメントは「気づき」が大切なので、研修では自分のストレスを振り返って頂いたり、皆で共有したり、リラクセーション法も体験いただくなど、参加型で進めたが、それがよかったとご感想を頂き、ほっ・・。心身のセルフケアのヒントとして少しでも役立てて頂けたなら嬉しい。皆さま、ありがとうございました!

 今回はパワーポイントに写真も忘れずにいれるが、初めて音声も一つ入れることができた。ささやかな事だけど、できなかったことができるって、いくつになっても嬉しいものだと気づく!機器は苦手だけど、伝えたいことが伝えられるように、イメージするようなスライドが作れるようになるといいな。

 また明日からは頭を切り替えて、次の課題に取り組もう。明日からもまた寒くなるようなので、皆さまもどうぞお身体にはお気を付け下さいませ。

            今日使った写真の一枚。自然の音のなかでも川の音は特にリラクセーション効果が高いらしい
    川の流れる音をイメージすると、心が洗われるよう・・です (無料写真素材「花ざかりの森」より)

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2014.11.23 講師活動
不安と緊張をとく方法、講師を務めさせていただきました

 今日はいいお天気で気持ちのよい一日だった。昨日の振替で今日は研究所での面接だったが、日曜日の街はいつもより静かで気持ちも落ち着く。

 昨日は講師の仕事で、たまたま二日続けて大阪の南部へ。大阪府臨床検査技師会主催のオープンセミナー「他職種に学ぼう! 心理と行動と色彩」に、臨床心理士の立場から「検査時の不安と緊張を解く方法」というテーマでお話させて頂いた。

 前半は理論、後半はリラクセーション法を体験いただく。理論編はトラウマの生理学を元に自律神経系について話すが、わかりづらい説明になってしまったのではないか・・と反省(図などパワーポイントをもう少し工夫できればよかったな!)。安心感、安全感をもっていただくためには、〈社会的関わり〉が大切なこと、そのためにはどのように工夫できるか・・ポイントはお伝えできたかなと思うので、少しでもお役にたてたなら嬉しい。

 今回のテーマは「他職種に学ぶ」ということだったが、私自身も他職種の皆さまから大変学ばせて頂いた。臨床検査技師さんには、私も家族も、病院にかかったときや健康診断ではお世話になっているんだな・・と、技師さんの存在を身近に感じて感謝の気持ちだった。

 セミナーでは、保育士さんによる「乳幼児期との関わり方」、カラーコーディネイターさんによる「医療におけるカラーコーディネイト」のご発表もあり聞かせて頂いたが、そのお話がとても素晴らしかった。専門性は違っても、子どもも含めて患者さんの視点にたつ、ということでは基本的な考え方や姿勢は同じと、
いろんな方々とつながりを感じて、何だかとても嬉しく満たされる気持ちになった。

 終了後は、懇親会にも参加させて頂いたが、技師の皆さまが温かくてフランクで、また勉強熱心にどんどん新しい知識や技術を学ばれていること、そして誇りをもってお仕事をされていることを知り、その真摯な姿勢に私もとても学ばされた。本当に貴重な機会をいただき、ありがとうございました! 今回いただいたテーマは、引き続き自分のなかで考えていきたいと思う。

                太陽の光に照らされ、銀杏の葉がきれいでした
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2014.11.21 講師活動
イライラしない子育てのヒント、講師を務めさせていただきました

 今日は児童相談所での仕事の後、保育所に出向きお母さん向けの講師を務めさせて頂く。
 テーマはお母さん方からの希望とのことで、子どもとの関わり方のヒントやイライラへの対処法について。ちょうどテーマにぴったりと、大人と子どもとの温かい関係を築くプログラム、CARE(ケア)を紹介させて頂いた。後半は、イライラしたときの怒りのコントロールのコツやセルフケアについてお母さん方と一緒に考える。お母さん方がとても素直によく話を聞いてくださって、ありがたかった。

 講座中は保育士さんが子どもの保育をされており、子育て支援のための保育所の取り組みも素晴らしいなと温かい気持ちになった。幼い子どもの子育て期は日々の生活に追われて余裕がもてない時期。お母さん方のストレスが少しでも減って、子どもとの関係がよくなるヒントとして役立てていただけると嬉しい。
 明日も面接の後、講師のお仕事。また明日の出会いも楽しみにしたい。

 なお、12月開催のお母さん向けCAREワークショップ、参加者募集中です!
 詳しくはこちらをご覧ください。


2014.11.20 日々のこと
地域の子ども支援に学ぶ

 今日の午前中は女性ライフサイクル研究所にて月一回の年報会議。
 私の今年の研究テーマは「子どもの居場所」。特に思春期の子ども達の居場所創りについて考えてみたいと、大阪市のある「子どもの居場所」に行かせて頂き、フィールドワークをさせて頂いてきた。話を聞けば聞くほど、本当に素晴らしい支援をされていて、本当にたくさん・・学ばさせて頂いた。心から感謝いたします。

 晩は、「居場所」スタッフさんからのご案内で講座に参加させて頂く。講師はヘネシー澄子さん。ヘネシー澄子さんにはボストンでのトラウマ研修でお世話になったが、「健全な子どもたちを育てるには安定した家庭と資源豊かな地域社会が必要」と、乳幼児期の支援と地域の役割についてのお話に、日頃、病院臨床で感じていることと重なり、興味深かった。
 地域の子ども支援について学ばせてもらったこと、考えさせられたことを今後の支援に役立てていけるよう、ネットワークを大事にしながら自分にできることを模索していければと思う。まずは年報のラストスパート、しっかり頑張らなくては・・!
 

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