- 2014.12.21 研究所からのお知らせ
- 年末年始休業のお知らせ
本年も格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
女性ライフサイクル研究所は、2014年 12月30日(火)~2015年1月4日(日)まで、年末年始休業とさせていただきます。
1月5日より通常どおり業務をおこないます。何卒よろしくお願い申し上げます。
本年も格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
女性ライフサイクル研究所は、2014年 12月30日(火)~2015年1月4日(日)まで、年末年始休業とさせていただきます。
1月5日より通常どおり業務をおこないます。何卒よろしくお願い申し上げます。
子どもと大人の「絆」を深める心理教育プログラム
子どもと仲良くしたいのに、子どもが言うことを聞いてくれない、
子どもがグズグズ言う、落ち着きがなくて・・・、ついイライラして、叱ってばかりになってしまう・・、
と、悩んでいませんか?
そんなとき、CARE(ケア)プログラムが役に立つかもしれません。
CARE(ケア)では子どもとの関係を今より良好にし、子育てや子どもとの関わり方が楽になるスキルが詰まっています。短い時間でも子どもとしっかり関わると関係が良くなり、子どもが言うことをきいてくれるようになることがあります。
CARE(ケア)では、1日5分間程度でもポイントをおさえた関わりをしていけば、関係が改善していくと説明されています。子どもとの関係をよくするために、CARE(ケア)を一緒に学んでみませんか?
※CARE(ケア)って?
CAREという名前は、次の頭文字をとったものです。 ~ C:Child(子どもと)、A:Adult(大人の)、R:Relationship(関係を)E:Enhancement(強める)~
子どもと関わる大人のための心理教育的介入プログラムで、米国オハイオ州シンシナティ子ども病院で開発されました。CAREでは、子どもとの間に温かな関係を築き、関係をよりよくする際に大切なことを体験的に学んでいきます。 ⇒CARE-JAPAN 参照
日時 |
第一回目:2014年12月 8日(月)10:30-12:00 |
場所 |
女性ライフサイクル研究所 |
参加費 |
全2回 3,000円(資料代込) |
対象者 |
3歳~小学4年生までの子をもつ保護者 |
定 員 |
6名 |
担 当 |
CAREトレーナー 西 順子 (臨床心理士) |
申込方法:お電話もしくは、ホームページの問い合わせ・予約フォームからお申込みください。
参加申込書を送らせていただきます。
女性ライフサイクル研究所
電話:06-6354-8014 、FAX:06-6354-8015
電話受付時間:月曜日~金曜日 10:00~17:00
皆さまからのご要望にお応えし、年報『女性ライフサイクル研究』を一冊より販売いたします。
ご希望の方は、下記の[注意事項]をお読みの上、メールフォームよりお申込みください。
メール便にて送らせて頂きます。なお、セット販売は今までどおりです。
年報のご案内はこちら⇒『女性ライフサイクル研究』
[注意事項]
1. メールフォームからお入りいただき、「お問い合わせ内容」の欄に、
①ご希望のバックナンバー(第〇号) と②冊数、をご記入ください。一週間以内に発送させて頂きます。
2. 送料はサービスさせて頂きます。
3. お支払いは、冊子と同封の郵便振替用紙にてお願いいたします(振込料はご負担ください)。
[一冊からご購入いただけるもの:一冊1,000円]
第23号「特集:フェミニズムはどこへ」
第22号「特集:いま、家族を問う」
第21号「特集:コミュニティ・エンパワメント~安心とつながりをめざして」
第20号「特集:女たちの20年~女性を取り巻く社会は変わったか」
第19号「特集:からだの声を聴く~肥大化した〈こころ〉の時代に」
第18号「特集:世代を超えて受け継ぐもの-家族、コミュニティ、社会」
第17号「特集:ワークライフバランス社会をめざして」
[5冊セット販売:5冊で2,000円]
第15号「特集:人生の選択に迷うとき~新しいライフサイクルをめぐって」
第14号「特集:戦争とトラウマ」
第13号「特集:ライフサイクルにおけるストレス・危機とケア」
第12号「特集:非暴力プログラムその思想と実践」
第11号「特集:子どもの虐待」
[4冊セット販売:4冊で1,000円]
第 9号「特集:女性のトラウマと回復」
第 8号「特集:今、子どもたちの心と社会は」
第 5号「特集:阪神大震災~女の視点から捉えなおす」
第 4号「特集:表現と自由」
2014年度「女性心理学フリートーク」は、『女はみんな女神』の読書会形式で、読み進めています。
12月以降の開催日程をご連絡いたします。
参加ご希望の方は、下記の日程と内容をご確認くださいますようお願いいたします。
なお、ご予約はメールフォームよりお申込みください。参加費は1,000円です。
■『女はみんな女神』とは?
本書では、女性が自分の内なる力を、ギリシァ神話に登場する7人の女神たちの姿を借りて紹介しています(ユング心理学の元型理論に基づいています)。そして、女性が自分の人生の物語においてヒロインとなるためには、自分の内なる力(女神元型)と外側からかかる力(家族や文化から期待される役割)の両方に気づき、自覚的に選択することが必要であると、教え導いてくれています。
■毎月第一日曜日の10:30-12:00に開催してきましたが、12月~2月は第二日曜日に変更となります。
ご迷惑をおかけしますが、日程変更の程、よろしくお願い申し上げます。
■各月に読みすすめる本の〈該当ページ〉は、下記のとおりです。
毎回、スタッフが解説しますので、本を読んでない方でもご参加いただけます。
2014年
12月14日(日)10:30-12:00
第5章 「知恵と工芸と策略の女神、父の娘アテーナー」
第6章 「炉と神殿の女神、乙女のままの伯母ヘスティアー」
2015年
1月11日(日)10:30-12:00
第7章 「傷つきやすい女神としてのヘーラー、デーメテール、ペルセポネー」
第8章 「結婚、コミットメント、妻の女神ヘーラー」
2月8日(日) 10:30-12:00
第 9章 「穀物、養育者、母の女神デーメテール」
第10章 「乙女と冥界の女王、母の娘ペルセポネー」
3月1日(日) 10:30-12:00
第11章 「錬金術の女神としてのアプロディーテー」
第12章 「愛と美の女神、創造的な女性と恋人アプロディーテー」
■なお、『女はみんな女神』は、こちらからお読み頂けます。
↓
■ 関連記事 FLCエッセイ「カウンセリングの窓から~私って誰?本当の私らしさって?」
♪♪ 皆さまのご参加をお待ちしています ♪♪
「年報・バックナンバーから論文集」では、売切となりました『女性ライフサイクル研究』の号より、論文をピックアップして掲載しています。
お役立ていただければ幸いです。
【目次】
『女性ライフサイクル研究』第16号(2006年)掲載
■ レジリエンス~苦境とサバイバル 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
■ 想像力とレジリエンス 西順子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第10号(2000年)掲載
■ 女性の自己実現と心理療法~『血と言葉』を女性の視点から読み直す
西順子(女性ライフサイクル研究所)
■ アメリカにおけるフェミニスト心理学の歴史と展望 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
■ 心理療法にセックスが入ってくるとき アメリカ心理学会・心理療法における女性委員会、村本訳
■ 女性のトラウマに関わる臨床家の使命
メアリー・ハーベイ(ハーバード大学臨床心理学助教授・ケンブリッジ病院暴力被害者治療プログラム主任) 村本訳
■ 日本におけるフェミニスト心理学の歴史と展望 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第9号(1999年)掲載
■ 生態学的視点から見たトラウマと回復 ハーバード大学臨床心理学助教授/ケンブリッジ病院暴力被害者治療プログラム主任メアリー・ハーベイ(村本 邦子訳)
■ 女性のトラウマと回復 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第8号(1998年)掲載
■ 今、子どもたちのこころと社会は・・・ 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第7号(1997年)掲載
■ 中年期の女性の課題 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第6号(1996年)掲載
■ はじめに~セルフヘルプ・グループ 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第5号(1995年)掲載
■ 「こころのケア」と人権と 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第4号(1994年)掲載
■ 表現と力 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第3号(1993年)掲載
■ 「もつれ」 女性の発達における食物、性、攻撃性 ポリー・ヤング・アイゼンドラス、Ph.D.
■ 特集 ダイエットから摂食障害まで 特集にあたって 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』第2号(1992年)掲載
■ サバイバーと関わる人のための手引 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
■ チャイルド・セクシャル・アビューズを子どもの様子から知る指針 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
■ チャイルド・セクシャル・アビューズとは何か? 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
『女性ライフサイクル研究』創刊号(1991年)掲載
■ 女性のライフサイクルについての試論 村本邦子(女性ライフサイクル研究所)
「研究執筆活動」に、村本邦子の論文、記事等を掲載しました。
皆さまにお読みいただければ幸いです。
2007年 「日本語版MTRR/MTRR-I導入のための予備的研究-トラウマの影響・回復・レジリエンスの多次元的査定」
⇒MTRR日本語版「メアリー・ハーベイ氏によるトラウマ回復尺度MTRR」はこちら。
2006年 「心理と司法の接点を探して~アメリカ調査から」
2005年 「女性ライフサイクルと家族の絆」
2005年 「子育て分担は誰のため? ~その2」
2005年 「子育て分担は誰のため? ~その1」
2004年 「家族機能の変化と家族援助」
1999年 「娘に女性としての自分を投影する母親たち」
京都新聞 2014年10月24日に、村本邦子のコラム「物語る力」が掲載されました。
『PHPのびのび子育て』増刊号2014年12月号にて、西順子による「心の準備が必要です:プレ思春期がやってくる」が掲載されました。
「プレ思春期に親が抱えがちな悩み」「大人びてきた子どもの見守り方」など、プレ思春期について紹介しています。子どもが思春期を迎える前に、子育てのヒントとして、お役立ていただければ幸いです。
掲載雑誌はこちら⇒『PHPのびのび子育て』増刊号2014年12月号
※目次ページから
2014年9月27・28日の二日間、大阪市のたかつガーデンにて、「第四回DV被害者のトラウマと回復☆女性・子どもの視点から援助を考える」を開催しました。
関西はもとよりご遠方から、福祉、心理、法学、保育領域など、他職種の皆さまにご参加いただきました。
本講座では、①DV・トラウマと回復に関する心理学的知識と技法を学ぶ、②援助者としての自己理解を深める、③援助者同士が互いの経験から学び、共に考え、エンパワーする、ことを目的として、一日目は「DVとその影響~女性・子ども・家族」、「トラウマの影響と回復~身体と心をつなぐ」「DVの話の聴き方~解決構築アプローチから学ぶ」、二日目は「家族への多層的、中長期的支援を考える~Vi-Projectの活動より」「援助者の自己理解を深める~逆転移と二次トラウマ」「援助者のエンパワメント~まとめ」をテーマに、講義と演習を行いました。
参加者の皆さまのご感想やご意見を一部、紹介いたします。
●たくさんの情報を頂きましたがリラクセーションや振り返りの時間もがあり、情報を整理することができました。利用者の方が、ご自身のこれまでの生き方や相手との関係を振り返った時に整理するお手伝いをしていきたいです。
●言語化が私の課題ですが、エンパワメントの具体的な言葉がけやコーピング・クエスチョンといったコミュニケーション技法を学ぶことができた。また回復の段階に寄り添った支援の必要性や自分の限界を知ることについても学ぶことができた。
●DV被害者にとって環境のバリアや心理的困難を超えて自立するということがどれほど大変なことを知ることができました。自分自身のクライエントさんと接するなかでの反応も気づき、自分の非言語的な行動にも、クライエントさんへの影響があることをきちんと理解しておきたいと思いました。援助者自身のセルフケアも重要であることも学び、自分の心身への気づきをもっていきたいなと思いました。
●相手の立場や気持ちを思いやって、考えをまとめてから話すようにしたい。時間の枠を作って話をきくこと、相談にきた人が孤立化しないように人とつながるようにすること、一人で抱え込まないでリラックスする時間をもつことが重要。できる範囲で支援に携わっていきたいと思います。
●休み時間の音楽や生のお花、お茶など細やかな配慮が行き届いた研修会でした。女性や子どもへの愛情にあふれた講座だったと思います。ワークも盛りだくさんで気づきもありました。
参加者の皆さまには熱心に学んで頂き、ご質問やご意見も活発に出されました。ご参加ありがとうございました。
京都新聞 2014年8月21日に、村本邦子のコラム「母系制モソ」が掲載されました。