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FLCスタッフエッセイ

2017.09.04 こころとからだ
「やめてみる」ことで変わる,こころの休息―コミックエッセイ「もっと,やめてみた。」より―

                                                                                                                                                                                            福田ちか子

8月は、夏休みやお盆休みがありましたが,「休息」をとることはできたでしょうか。

行事ごとがあったり、中々お仕事のお休みがとれなかったり、出かける人の多さに圧倒されたり...で、「せっかくのお休みなのに休めなかったな」「アレもコレもしたかったのにできなかった...」などなど、休みのはずが休めなかった後悔が残ってしまうこともあるのではないでしょうか。

ストレス社会といわれる昨今,いつも何かをみたり,考えたりしていて,完全に「休息」をとるモードになることは,なかなか難しいことではないかと思います。

私もいつもお休みが近づくと、休みにはアレをしようコレをしようと予定が膨らんで、でも終わってみるとあんまり何もしていない、ということがお休みの度にあるように思います。このパターンは変えられたら良いな...といつも休みが終わってから思っては、また次のお休み前には同じループに入ってしまう。

自分のクセやパターンを変えるには、きっかけや「よしっ」という思い切りが大事だなとつくづく思います。でも自分のパターンやクセを変えようと思うと,結構エネルギーがいる気がして腰が重くなるついつい先伸ばしにしてしまったりします。

そんななかで、わたなべぽんさんの『やめてみた。』シリーズの中に、「よしっ」これならできそう、やってみようかな、と省エネでできそうな,ちょっとしたパターンを変えてみる工夫がたくさんあってとても素敵だなと思ったので、紹介したいと思います。

このシリーズでは、ぽんさんが日々の生活の中で、繰り返し起きるモヤモヤや、プチストレス、プチ失敗に、「ん?」と立ち止まって違和感に気づき、無意識にあたりまえになっていた習慣や考え方のクセを、「やめてみる」ことで、新しい見方や考え方をもてたり、それまでの自分のパターンやクセが変わったりする様子が紹介されています。

それは例えば、いつも出先で雨が降る度にビニール傘を買っていた自分に気づき、買うことをやめる、というルールを作って実行するうちに、前の日に天気予報をじっくりみる習慣ができて翌日の行動に余裕が生まれたり。

また,思い切ってカラーやパーマをやめてみたところ、それまで定着していた自分のイメージとは,また違った髪形やスタイルに出会い,そこから気分が変わって軽く日々の生活に運動をと取り入れる気分になったり。

とても身近なところからのチャレンジで、これならちょっとできるかも、と思えるようなヒントがたくさんありました。

もう一つ良いなと思ったのが、「一度やめてみたけどまたはじめたものたち」の紹介があったことです。
「やめてみたからってなにも一生やめつづけなくてもいいんだよね」「自分がやりたくなったらまた初めて見たって別に良いんだ」というぽんさんの気づきが、新しい考え方を取り入れる時に起きがちな、「~しないと」という思考を和らげて、肩の力が抜けるような感じをもたせてくれるようでした。

私も、この夏のお休みには、アレもコレもと予定を考えることをあえて「やめてみ」ました。

その日の気分で自分がしたいことを,その日の気分と相談しながらやっていくことで,"○○しないとな~"と思いながら時間が過ぎていく感覚が減って,予定を考えて"あ~あれもするつもりだったのにな""~できなかったな"という気持ちで終わっていた時と比べて,ゆっくり休めた感じがありました。

また,その日の気分にまかせた方が,案外したかったことができたような実感も,もてた気がします。


引用文献:わたなべぽん 「やめてみた」 幻冬舎
     わたなべぽん 「もっと、やめてみた」幻冬舎

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